2011年2月14日(月曜日)
<注目銘柄>
eワラント(ゴールドマン・サックス証券)
国際帝石(1605) プット48回
行使価格 480000円
満期日 2011年06月08日
1ワラント当り原資産数 0.0001
eワラント販売価格 3.04
実効ギアリング -5.25
前営業日の株価 545000円 +14000円
前営業日のHV(20日) 23.38
投資スタンス:短期(1週間程度)
11日の原油は急反落。エジプト・ムバラク大統領辞任の報道を受け、スエズ運河を通じた
原油輸送停止による原油供給障害が生じるとの懸念が和らぎ、終値は1.15ドル安の85.58ドル
で引けた。
エジプト情勢の緊迫化を受けて上昇を続けていた原油相場を背景に、同社の株価も右肩上が
りの推移が続いていたが、ムバラク大統領の辞任を受けて株価上昇も一服となるだろう。株価
水準も心理的節目である55万円の目前にあり、戻り待ちの売りも出やすいと判断。プットで臨
みたい。
<過去の注目銘柄>
配信日 銘柄<コード> 当日始値 高値 安値 T+5買取価格 eワラント損益
P/C回号 株価始値 高値 安値 T+5株価終値 株式損益
02/01 富士通<6702> 1.88 2.02 1.19 1.28 -31.9%
プット103回 507 537 501 531 (売り) +4.7%
01/31 JFEHD<5411> 1.56 1.57 0.78 1.04 -33.3%
プット79回 2593 2852 2588 2742 (売り) -5.7%
01/28 伊藤忠商事<8001> 9.07 9.22 7.04 7.73 -14.7%
コール31回 918 920 892 897 (買い) -2.2%
01/27 エーザイ<4523> 5.66 5.84 4.47 4.66 -17.6%
プット9回 2814 2919 2810 2907 (売り) +3.3%
01/26 日立<6501> 3.17 4.04 3.07 4.04 +27.4%
コール105回 451 465 444 463 (買い) +2.6%
01/25 ホンダ<4502> 7.09 9.52 7.09 8.07 +13.8%
コール116回 3395 3555 3390 3475 (買い) +2.3%
<きょうの見通し>
東京市場は堅調な展開が予想される。円安や米景気回復への期待感に加え、円安進
行、エジプト情勢への懸念が短期的に後退したことなども買い安心感につながろう。
好決算や業界再編期待など背景に海外勢による日本株買いが予想され、国際優良株や
メガバンク株などが指数をけん引する展開か。決算発表が大方終了したことで好業績銘
柄への選別買い、またノンバンク株や海運株などへの物色も続きそうだ。
週末の日経平均の終値が2月限SQ値(10561円41銭)を上回ったことも、心理的な買い
安心感になろう。
寄り前に10−12月期GDPが発表される。前期比年率マイナス2%程度と5四半期ぶりに
マイナスに転じる見通しだが、新興国経済や米景気の堅調で1−3月期はプラスに転じる
とみられており、10−12月期の材料出尽くしで、逆にポジティブに評価される公算大。
また、きょうから大証がデリバティブシステムを刷新し、先物・オプション取引の昼
休みが廃止される。取引時間中の値動きの乏しい相場環境が続いてきたが、新システム
の導入によって値動きに期待した市場参加者が増えるかどうかが注目される。
日経平均の予想レンジは10710円−10630円。5日移動平均線(10日現在、10599円)上
を維持しており、短期上昇基調は継続とみられる。週初は上昇が鈍くなる5日移動平均
線だが、一目均衡表では転換線が強くなる週でもあり、ここからの一段高に期待した
い。26日前の遅行線の位置が年初に一段高となったタイミングにくるため、同じく騰勢
を強められるかどうかが注目される。
一方、1月21日ザラ場安値(10257円)に対して、31日安値(10182円)は切り下げて
反発。1月13日高値(10620円)に対して、切り下げた値幅と同等幅切り上げて反落する
とすれば、いったん基準線(10442円)あたりまで調整する可能性も考えられる。
上値メドは10765円、10941円、11081円など。下値メドは基準線10442円、200日移動
平均線9844円処がある。
今週は日銀金融政策決定会合(14日〜15日)が開催されるほか、経済指標では1月首
都圏新規マンション発売、1月工作機械受注(15日)、12月第三次産業活動指数(16
日)、12月景気動向指数(17日)、日本製半導体製造装置BBレシオ(18日)などが予定
されている。米国では、2月NY連銀製造業景気指数、1月輸入物価指数、1月小売売上
高、1月企業在庫、2月NAHB住宅市場指数(15日)、MBA住宅ローン申請指数、1月住宅着
工件数、1月生産者物価指数、1月鉱工業生産、1月設備稼働率、FOMC議事録公開(16
日)、1月消費者物価指数、1月景気先行指標総合指数(17日)。中国では15日に1月の
生産者物価、消費者物価などが発表される。また、週末にG20財務相・中央銀行総裁会議
(パリ18日〜19日)が開かれる。
10日のNY株式市場でダウ平均は前日比10.60ドル安と9日間ぶりの反落。NASDAQは1.38
ポイント高、S&P500は0.99ポイント上昇した。シスコシステムズの決算内容が嫌気さ
れ、テクノロジーセクターが重しに。ダウ平均は一時82.95ドル安まで下落する場面も
あったが、押し目買いや買い戻しなどで前日終値付近まで戻した。
一方、11日のダウ平均は前日比43.97ドル高と反発。NASDAQは18.89ポイント高、
S&P500は7.28ポイント上昇して取引を終えた。2月のミシガン大学消費者信頼感指数
(速報値)の強い結果を好感。エジプト大統領が辞任したことを受けて、不透明感が払
しょくされたことも上昇の要因となった。業種別では金融や一般消費財、資本財などが
上昇、エネルギーは下げた。
ドル建てCME225先物は10日の大証日中終値と比べて95円高の10715円、円建ては85円
高の10705円で終えた。
<きょうの予定>
記載された予定は、予告なく変更される可能性があります)
※経済指標は(予定発表時間/予想数値)
【国内】
10−12月期GDP速報値(8:50/前期比-0.50%)
GDPデフレーター(8:50/前年比-1.50%)
日銀金融政策決定会合(〜15日)
大証がデリバティブシステムを刷新、先物・オプション取引の昼休みを廃止
三菱電機が3D映像に対応したホームシアター用プロジェクターを発売
《銘柄異動》
MORESCO
《決算発表》
間組、日本基礎技術、巴コーポレーション、日本電話施設、中央ビルト工業、日本甜菜
製糖、山崎製パン、三国コカ・コーラボトリング、まんだらけ、駐車場綜合研究所、ダ
イナパック、ラサ工業、ダイソー、東邦アセチレン、アミューズ、ソースネクスト、ミ
ヨシ油脂、そーせいグループ、大塚ホールディングス、高砂香料工業、ファンケル、ポ
ーラ・オルビスホールディングス、アース製薬、東燃ゼネラル石油、昭和ホールディン
グス、住友ゴム工業、日本ヒューム、日本コンクリート工業、エーアンドエーマテリア
ル、昭和電線ホールディングス、ユニプレス、タクマ、ソディック、TOWA、シンニ
ッタン、酒井重工業、日本トムソン、ジーエス・ユアサ コーポレーション、宮越商
事、東光、日本電子、大同メタル工業、はるやま商事、コナカ、SRIスポーツ、三陽
商会、ソニーフィナンシャルホールディングス、東京海上ホールディングス、東京建
物、フロンティア不動産投資法人、ジャパンエクセレント投資法人、インボイス、東
映、メイテック、応用地質
【海外】
第5回環太平洋戦略的連携協定(TPP)(チリ〜18日)
オバマ大統領が2012年度の予算編成方針を示した予算教書を議会に提出する予定
《決算発表》
FMCテクノロジーズ、マスコ・コーポレーション