為替ニュース

直近の決算発表予定

2012年9月24日月曜日

日経ニュース・夕版(9/24)

【経済】

原賠機構、東電に賠償資金547億円追加交付

【企業】

キヤノンなど、操業停止継続 デモの混乱収拾メドたたず

【国際】

台湾の漁船60隻超、尖閣に向け出航へ

中国アリババのネット通販、取引額12兆円に 12年見通し

【政治】

首相「発信力に期待」 細野氏の政調会長起用で

外務次官を中国に派遣 尖閣問題で中国次官と会談

政府、外務次官を北京に派遣 中国次官と会談へ

【マーケット】

新興株24日、ジャスダック小反落 マザーズは2カ月ぶり高値

東証後場寄り、下げ幅やや縮める 配当確保へ売りを手控え

【社会】

中国船すべて日本の領海外に退去 尖閣周辺

文化庁のサイト改ざん 尖閣の島と中国国旗表示

【ピックアップ情報】

エグゼクティブ転職
階段を一歩上るとき〜ペリエ代表取締役 ・和田裕美さん
部下がいたからこそ達成できた「世界ナンバー2」

さくら投資顧問(9/24)

【お知らせです】

いま、日本人初のデイトレーダー馬渕先生の無料レポートを
読まれた方にだけ、「期間限定の特別オファー」が届きます。

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●相場概況 - 週末終値(前週末比)

日経平均 9110.00(-49.39)
NYダウ 13579.47(-13.90)
米ドル/円 78.12(-0.26)
ユーロ/円 101.41(-1.50)
ユーロ/米ドル 1.2980(-0.0148)
米国債(10年) 1.753%(-0.115)
米国債(30年) 2.943%(-0.145)
WTI原油先物 92.89(-6.11)
NY金 1778.00(+5.30)
◆──────────────────────────────────
今週の注目指標
──────────────────────────────────◆
●9/24(月)

9月IFO景況指数(独)16:30
前回 → 102.3
●9/25(火)

7月小売売上高 [前月比](加)21:30
前回 → -0.4%
●9/26(水)

8月貿易収支(NZ)7:45
前回 → +0.15億NZD

9月消費者物価指数・速報 [前月比](独)21:00
前回 → +0.4%

9月消費者物価指数・速報 [前年比](独)21:00
前回 → +2.1%

8月新築住宅販売件数(米)23:00
前回 → 37.2万件
●9/27(木)

9月失業者数(独)16:55
前回 → +0.9万人

9月失業率(独)16:55
前回 → 6.8%

8月耐久財受注 [前月比](米)21:30
前回 → +4.2%(修正 +4.1%)

8月耐久財受注 [前月比:除輸送用機器](米)21:30
前回 → -0.4%(修正 -0.6%)

新規失業保険申請件数(米)21:30
前回 → 38.2万件
●9/28(金)

8月小売売上高指数 [前月比](独)15:00
前回 → -0.9%

8月小売売上高指数 [前年比](独)15:00
前回 → -1.0%

9月消費者物価指数・速報 [前年比](ユーロ)18:00
前回 → +2.6%

7月GDP [前月比](加)21:30
前回 → +0.2%

9月シカゴ購買部協会景気指数(米)22:45
前回 → 53.0
◆──────────────────────────────────
今週の相場観 by.植木良太(FX専業トレーダー)
──────────────────────────────────◆
■ 日銀の"追加金融緩和"の内容はサプライズなのか?
米国がQE3(モーゲージ証券の無期限買い入れを決定)を、
ユーロが国債の無制限買い入れをそれぞれ発表し、
共に追加の金融緩和を強めて一段と通貨安を進める中、
先週は日銀金融政策決定会合(19日)で、
日銀がどのような動きを見せるのかがポイントでした。

まず、私の会員様には、復習として確認してしておきたい
事項として以下を提示しておりました。

・追加金融緩和に踏み込まない場合

米国とユーロに対する円の市場への供給量が減りますので、
円高に動く可能性が高い。

・追加金融緩和に踏み込んだ場合

更なる円安に動く可能性が高いが既に織り込み済みのため、
さらなる大幅な円安は難しいかもしれない。

では、QE3のFOMC、無制限の国債買い入れを発表した
欧州中銀金融政策発表、そして、先週の日銀金融政策決定会合
までの流れを見て行きましょう。

<米・ユーロ・日の追加金融緩和への動き>
●8/15

〜FOMC議事録(米)〜

(前回)
・追加刺激策が必要になってくると主張(数名のメンバー)
・追加購入は適切であると主張(2名のメンバー)
・雇用関連の下振れリスク次第(数名のメンバー)
・金融緩和によるインフレリスクを指摘(数名のメンバー)
・失業と経済成長に「これまでにはない不透明感」
・中国経済は著しく減速する可能性がある
・金融緩和策の新たな手段も検討すべきとの意見
(今回)
・持続的な成長なければ早期に追加緩和が必要と判断(大半のメンバー)
・新たな大規模資産購入は有効であると期待を表明(大半のメンバー)
・資産購入が市場に与える影響を懸念(一部のメンバー)
・2014年の終わりまで政策金利見通しの長期化を支持(多くのメンバー)
追加の金融緩和にやや前向き→米国は「ドル安狙い」
●8/31

〜バーナンキ議長 ジャクソンホール講演〜

「より強い経済回復と労働市場のより持続的な改善を促すために、
必要な追加緩和策を取る用意がある」と発言。

注目のQE3に関しては、除外しないとしつつも
さらに踏み込んだコメントはなし。

これにより、9月のFOMCにて何らかの追加金融緩和に
動くのではないか?という見方が広がる。

→米雇用統計など9月始めの米重要指標に注目
●9/3〜7

〜9月始めの米重要指標〜

8月ISM製造業景況指数
前回 → 49.8
結果 → 49.6

8月ADP全国雇用者数
前回 → +16.3万人(修正 +17.3万人)
結果 → +20.1万人

新規失業保険申請件数
前回 → 37.4万件(修正 37.7万件)
結果 → 36.5万件

8月ISM非製造業景況指数
前回 → 52.6
結果 → 53.7
ここまでは好調をアピール。

予想を上回る結果となり追加金融緩和は後退ムード。

●9/6

〜欧州中銀金融政策発表〜

ドラギ総裁が会見で、"無制限"の国債買い入れを発表。

→ユーロが買われ、ドルは売られる。

●9/7

〜米雇用統計〜

8月非農業部門雇用者数
前回 → +16.3万人(修正 +14.1万人)
結果 → +9.6万人

8月失業率
前回 → 8.3%
結果 → 8.1%
非農業部門雇用者数が予想を大きく下回る。

追加金融緩和への期待はやや高まる。

→ドル安シフト
●9/12

FOMC政策金利発表(12日)

量的緩和第3弾、QE3に踏み切る。

"モーゲージ証券"(MBS)の無期限買い入れを決定。

→ドル安シフト
FOMC政策金利発表後はドル安に動いたものの、
翌週には、米・ユーロともに金融緩和に動いたことで
日銀も追加の金融緩和を取るということから円安に傾きました。


まさに「噂で買い、結果で売る」という言葉通りに、
噂の段階で買われる展開となったわけです。

というわけで週明けも円安の動きとなり、
火曜日はやや様子見の展開が続き、
そして19日を迎えたわけです。

さて、"週レポフォロー9/18"(会員向け)にて、
この後に考えられるパターン3つを挙げておきました。


(1)「日銀金融政策決定会合後の失望で円高」
(2)「日銀金融政策決定会合後に売り(所謂結果で売る)」
(3)「日銀金融政策決定会合後のサプライズ内容でさらに円安」
(1)の失望とは、追加金融緩和の見送りや
内容への失望など様々ですが、この場合は円高に振れるでしょう。

追加緩和観測で円安に動いた分は最低でも戻るような感じがしますね。


(2)は、想定通りに動いた上で、
"噂で買い、結果で売る"の、言葉通りの展開です。


そして(3)については前述のとおり、
現時点である程度、追加の金融緩和を織り込んだ動きですので、
サプライズ的要素がこの場合には必要です。

結果としては、(2)と(3)の間くらいでしょうか。

市場関係者や政府系はどうしてもサプライズにしたいようですが、
正直、そこまでサプライズとは言えないですね。


むしろ、逆に何もしなかった場合の方が、
インパクトとしての見方は大きかったと思います。

「日銀もそれなりにやった方じゃない?」程度でしたね。


ここで空気を読まずに(むしろ空気を読んでかもしれませんが)
無策で行ってくれたら激しい円高でさらに儲かったのですが…。

まぁ、それは置いておきましょう(苦笑)
ということで一時は円安に傾きましたが、
やはりその後は上値が重く円安としての伸びもなく、
"噂で買う"時点でのポジションの利食いや材料の出し尽くし感で、
一気に円高が進みました。


最終的には噂で買われる前の段階まで戻し、
噂で買ったポジションを結果が出た後にうまく売り抜いた、
ということに尽きます。

さて、今週はと言いますと・・・9月もあっという間の月末です。

しばらくはイベント前の動きに戻りそうですが、
10月になると、早速いつもの月初めイベントを控えており、
9月で追加金融緩和の流れに動いたので、
今のところは大きな動きは少ないと思っておりますが、
今月の反応を受けてさらに追加緩和に動くのか?など、
10月も気になる展開にはなりそうです。

私自身、この1ヶ月間はものすごく早く感じたのですが、
皆様はどうだったでしょうか?
◆──────────────────────────────────
先週の注目指標(結果)
──────────────────────────────────◆
●9/17(月)

9月NY連銀製造業景気指数(米)21:30
前回 → -5.85
結果 → -10.41
●9/18(火)

RBA議事録(豪)10:30
・金融政策は依然として適切
・見通しが大幅に悪化すれば利下げの余地がある
・強い豪ドルが経済を圧迫しているのか議論した
・一連の利下げが依然として経済に浸透中
・国内経済はトレンド近辺で成長
・豪ドルはやや過大評価の可能性

8月消費者物価指数 [前月比](英)17:30
前回 → +0.1%
結果 → +0.5%

8月消費者物価指数 [前年比](英)17:30
前回 → +2.6%
結果 → +2.5%

9月ZEW景況感調査(独)18:00
前回 → -25.5
結果 → -18.2

7月対米証券投資 [ネット長期フロー](米)22:00
前回 → +93億USD
結果 → +670億USD

7月対米証券投資 [ネットフロー合計](米)22:00
前回 → +167億USD(修正 +151億USD)
結果 → +737億USD
●9/19(水)

日銀金融政策決定会合
前回 → 0.00-0.10%
結果 → 0.00-0.10%

BOE議事録(英)17:30
・政策金利の据え置きを9対0で決定
・資産購入規模の維持を9対0で決定

8月住宅着工件数(米)21:30
前回 → 74.6万件(修正 73.3万件)
結果 → 75.0万件

8月中古住宅販売件数(米)23:00
前回 → 447万件
結果 → 482万件
●9/20(木)

第2四半期GDP [前期比](NZ)7:45
前回 → +1.1%(修正 +1.0%)
結果 → +0.6%

第2四半期GDP [前年比](NZ)7:45
前回 → +2.4%(修正 +2.3%)
結果 → +2.6%

9月PMI製造業・速報(独)16:30
前回 → 44.7
結果 → 47.3

9月PMIサービス業・速報(独)16:30
前回 → 48.3
結果 → 50.6

9月PMI製造業・速報(ユーロ)17:00
前回 → 45.1
結果 → 46.0

9月PMIサービス業・速報(ユーロ)17:00
前回 → 47.2
結果 → 46.0

8月小売売上高指数 [前月比](英)17:30
前回 → 0.0%
結果 → -0.3%

8月小売売上高指数 [前年比](英)17:30
前回 → +3.3%(修正 +2.8%)
結果 → +3.1%

新規失業保険申請件数(米)21:30
前回 → 38.2万件(修正 38.5万件)
結果 → 38.2万件

9月フィラデルフィア連銀景況指数 (米)23:00
前回 → -7.1
結果 → -1.9

SARB政策金利発表(南ア)
前回 → 5.00%
結果 → 5.00%
●9/21(金)

8月消費者物価指数 [前月比](加)21:30
前回 → -0.1%
結果 → +0.2%

8月消費者物価指数 [前年比](加)21:30
前回 → +1.3%
結果 → +1.2%
●以下は、9月金利政策の結果です。


RBAキャッシュターゲット(4日)・・・3.50%で据え置き

加中銀政策金利発表(5日)・・・1.00%で据え置き

BOE政策金利発表(6日)・・・0.50%で据え置き

欧州中銀金融政策発表(6日)・・・0.75%で据え置き

FOMC政策金利発表(12日)・・・0.00-0.25%で据え置き

日銀金融政策決定会合(19日)・・・0.00-0.10%で据え置き

証券ディーラー「プロの視点」(9/24)

■■ 〜 明日の株新聞 〜 ■■

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

円高進展の外部要因軟化から、外需関連を中心に売り直される展開となった週
明けの株式相場ですが、円高圧力後退で買い直される場面もあるなど、指数は
外部要因の変化に応じて水準を探る動きに。
物色は内需関連への資金シフトが
見られたほか、材料株への短期売買が目立っています。


日経平均株価は反落。
前営業日にキープしていた節目9100円を割り込んできま
した。
場中で売り要因となった円高が和らぐと買い直されたものの、5日移動
平均線(9124.45円)も下向きに転じ、下方に控える大台9000円や25日移動平均
線(8997.03)も迫っています。


さて、前営業日配信版では「指標軟化も底堅い 投資の時間軸で物色対象を選
べ!」と題していました。


米国市場の株価指数は伸び悩むも値幅自体は小動き。
東京市場は円高進展とと
もに売り直された格好ですが、後場で下げ渋ったように、積極的に下値を売り
込むというよりは、為替相場に応じて円高ではポジション調整、内需関連への
物色シフトが主体でしょう。
反対に、直近の円安局面では見直し買い、外需関
連への物色シフトが見られていたことで、総合すると機動的な資金循環が見ら
れています。


これは海外から日本の株式相場を見れば理解できるのではないでしょうか。

的緩和政策では米国での緩和圧力が強いため、どうしてもドル下落という副作
用を伴います。


この煽りをうけているのがドル下落に対する円上昇で、円高進展によって日本
の株式相場にとっては売り圧力となるものの、海外から見れば株価水準が下落
したとしても円資産上昇効果によって相殺されることから、資産価値は大きく
下落しているわけではありません。
よって、為替相場次第で全体相場や銘柄間
での機動的な資金循環が見られているのではないでしょうか。


当欄でも「相場のポイントは、今後軟化が見込まれる経済情勢、経済指標に対
して、先手を打つ形で各国金融当局が緩和姿勢を採ってきた点にあるのではな
いでしょうか」としていたように、過剰流動性相場に向けて金融緩和の効果を
見極める局面にある今は、日々の動き次第で騰がって強気、下がって弱気にな
らず、過去のケースで活躍した銘柄を見直して、じっくりと今後の物色シフト
を考慮していくべきでしょう。


ただ、先週末段階では「目先となると、株価指数の『はらみ足』形成に見られ
るように、強弱両面が考えられる状況。
その場合では、昨日にも紹介したよう
に、過剰流動性相場の期待感にも沿い、難地合いのなかでも短期資金を集めら
れる『リスキーながらもよりハイリターンが見込める投資対象』には短期物色
を集める期待があります」とも記していました。


結果的には難地合いとなり、9月11日引け後に配信した厳選銘柄付き特別市況
分析レポート「仕手系・低位・バイオ ハイリターン投資に適した【大化け候
補!】」の注目銘柄でもあるバイオ関連のトランスジェニック<2342>が材料浮
上で人気化。
目標株価を達成するなど、指摘通りに「リスキーながらもよりハ
イリターンが見込める投資対象」が短期資金を集めています。


このまま過剰流動性相場に向けて金融緩和の効果を見極める局面にある今は、
短期的には「リスキーながらもよりハイリターンが見込める投資対象」が存在
感を示しているものの、中期的には「過剰流動性相場で活躍する銘柄群」が活
躍する状況となるでしょう。


この「過剰流動性相場で活躍する銘柄群」の戦略方針については、明日販売締
め切りの「厳選5銘柄付き市況分析レポート」で銘柄アプローチをまとめてい
ますので、ぜひ確認してみてください。


■■ 〜 今日の東京市場から 〜 ■■

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

先週末の米国市場は小動き。
欧州問題進展期待で買いが先行したものの、景気
敏感株や金融関連に売りが出て伸び悩んでいます。


欧州連合(EU)当局が来週にもスペイン向け経済改革プログラムを公表する
と伝わり、欧州市場が買われた流れを引き継ぎ、米国市場も買いが先行しまし
た。


ただ、買い一巡後はアルコア、HP、シスコシステムズの景気敏感株やバンカ
メ、JPモルガンら金融関連に売りが出たほか、アップルも高値更新から利益
確定売りが出たこともあり、株価指数は伸び悩んでいます。


ダウ平均株価は、前営業日比17.46ドル安の13,579.47ドル。
ナスダック総合指
数は4.00ポイント高の3,179.96ポイントで取引を終えました。


為替相場では、欧州時間帯では信用不安後退でユーロが買われたものの、米国
時間帯での株式伸び悩みとともに円が買い直される動き。
週明けの東京時間早
朝では、1ドル78円台前半、1ユーロ101円台前半の水準で取引されています。


東京株式市場では、米国市場の伸び悩み、為替相場での円高圧力を受けて売り
が先行。
日経平均株価は9071円の反落スタートに。


寄り付き後は、日経平均株価の節目9100円割れとともに下値を探る動き。
円高
進展を嫌気した売りで下押ししました。


昼休みを挟んで円高圧力も和らぎ、後場では見直し買いが先行。
日経平均株価
は前場立ち上がりの水準まで下げ渋ったものの、買い気は膨らまわず、買い一
巡後は水準を探る動きとなっています。


日経平均株価終値は、40.71円安の9069.29円。
東証1部の売買代金は概算で91
33億円。
東証1部の売買高は概算で14億1044万株。
値上がり銘柄は773(46%)
に対し値下がりは725(43%)、変わらずは178(10%)となりました。


■■ 〜 本日の注目相場 〜 ■■

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

指数反落でトヨタ<7203>、ソニー<6758>ら国際優良株や中国関連でもある日産
自動車<7201>、キヤノン<7751>、ホンダ<7267>、コマツ<6301>らが安く、外需
関連が苦戦を強いられています。


一方で、大和証券の格上げが伝わったソフトバンク<9984>、KDDI<9433>の
通信、ディー・エヌ・エー<2432>、グリー<3632>のネット関連、関西電力<950
3>、九州電力<9508>の電力株など内需系銘柄が買われました。


個別では、救済支援報道が伝わったルネサスエレクトロニクス<6723>がストッ
プ高買い気配。
先週末に公募割れとなっていた日本航空<9201>が調査機関の目
標株価設定で買い直されるなど、難地合いのなか材料性に着目した売買も目立
っています。


セクターでは、中国電力<9504>、四国電力<9507>ら電気ガス、オリックス<859
1>のその他金融、ソフトバンク<9984>、KDDI<9433>の情報通信らが業種別
株価指数騰落の値上がり上位に。


三井不動産<8801>、野村不動産<3231>の不動産、ディー・エヌ・エー<2432>の
サービス業、JT<2914>の食料品など内需系業種が値上がり上位に並びました。


一方、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>の海運、新日本製鐵<5401>、JFEホ
ールディングス<5411>の鉄鋼、ブリヂストン<5108>、横浜ゴム<5101>のゴム製
品が値下がり上位となっています。


また、三菱電機<6503>、東芝<6502>の電気機器、デンソー<6902>、日産自動車
<7201>の輸送用機器など、中核業種の値下がりも目立ちました。


新興市場では、東証1部ネット関連の上昇でサイバーエージェント<4751>、エ
イチーム<3662>、リブセンス<6054>、ミクシィ<2121>、モブキャスト<3664>が
好調。
低位の倉元製作所<5216>、fonfun<2323>、バイオ関連のテラ<219
1>、スリー・ディー・マトリックス<7777>、ナノキャリア<4571>、トランスジ
ェニック<2342>なども短期資金を集めています。


■■ 〜 本日の注目銘柄シューティング! 〜 ■■

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<9984>ソフトバンク 3,175円 前日比+30円(+0.95%)

反発。
大和証券が通信セクターの投資判断を「中立」から「強気」に、同社株
の投資判断も「3」から「1」とし、目標株価を4,000円に設定したことが好感
されている。
同業のKDDI<9433>も連れ高、米アップルの新型「iPhon
e5」効果も支援材料となっているようだ。

<7751>キヤノン 2,689円 前日比−108円(−3.86%)

反落。
国際優良株として円高進展が嫌気されたほか、一時操業再開した中国広
東省の珠海工場が再び操業を停止したと伝え、反日デモ問題の根深さを嫌気し
た売りに押されている。
中国関連とされるコマツ<6301>、日産自動車<7201>、
ホンダ<7267>、ファナック<6954>らも軟調に推移した。

<6723>ルネサスエレクトロニクス 336円 前日比+80円(+31.25%)

ストップ高買い気配。
産業革新機構とトヨタ自動車<7203>など関係性の深い企
業が年内にも1000億円超を共同出資して同社株の過半数取得を目指すとの一部
報道が買い材料視されている。
難地合いのなか材料性に着目した買いを集め、
場中に材料性の伝わったトランスジェニック<2342>なども人気化した。

日経ニュース・昼版(9/24)

【国際】

中国アリババのネット通販、取引額12兆円に 12年見通し

エジプト大統領、米に中東政策の転換要求

【政治】

日中国交40年式典中止「大変残念」 官房長官

中国監視船2隻が領海侵入 尖閣諸島

韓国と水面下で慰安婦問題協議 首相、米紙に語る

【マーケット】

新興株前引け、ジャスダック小反落 手掛かり乏しく買い続かず

外為8時30分 円、小幅上昇し78円台前半で始まる 対ユーロは反発

円、78円10〜20銭で始まる シドニー市場

【社会】

千葉で万引き、警視庁の警部補を逮捕

【ピックアップ情報】

大人のレストランガイド
ページ刷新!検索機能を強化〜「大人の店」より探しやすく

日経ニュース・朝版(9/24)

【国際】

中国初の空母、近く就役 国威発揚の意味合い

【政治】

首相が訪米、国連総会へ 領有権問題で法に基づく解決訴え

日本維新の会、副代表に国会議員 党規約に盛り込む

自民・大島氏、臨時国会での解散を要求 先送りけん制

【マーケット】

NY円、3日続伸 1ドル=78円15〜25銭、対ユーロ4日ぶり反落

米国株、ダウ反落17ドル安 アップル効果でナスダックは反発

NY金、反発 12月物は1778.0ドルで終了、一時7カ月ぶり高値

【社会】

千葉で万引き、警視庁の警部補を逮捕

ヒマラヤで雪崩、12人死亡 仏独らの登山パーティー

除染木くず、砕いて仮置き 容量減へ国が初認定

【ピックアップ情報】

大学・大学院ナビ
目的・分野別に検索、資料請求も可能なキャリアアップのナビゲーター

『みんなの外為』(9/24)

08:50 日本 日銀金融政策決定会合議事要旨 ☆☆
予想(コンセンサス) :
ユーザー予想 :上昇 53% 下落 47%
関連指標の動向 :上昇31% 下落46%

過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:6.0pips
上昇時平均幅:3.0pips
下落時平均幅:-2.0pips
下落時安値幅:-3.0pips

http://fx.minkabu.jp/indicators/02001/USDJPY

17:00 ドイツ 独・9月IFO景況指数 ☆☆☆☆
予想(コンセンサス) :102.5
ユーザー予想 :上昇 68% 下落 32%
関連指標の動向 :上昇35% 下落41%

過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:4.0pips
上昇時平均幅:2.0pips
下落時平均幅:-6.0pips
下落時安値幅:-7.0pips

http://fx.minkabu.jp/indicators/04011/USDJPY

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