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2010年12月23日木曜日

相場のゴールデンタイム〜本日の重要経済指標〜

相場のゴールデンタイム
〜本日の重要経済指標〜

12/23(木)
☆☆☆=重要度

06:45【NZ】
GDP-3Q ☆

14:00【シンガポール】
消費者物価指数-11月

22:30【加】
GDP-10月

22:30【米】
個人所得-11月
個人支出-11月
耐久財受注-11月
PCEデフレータ-11月
新規失業保険申請件数

23:55【米】
ミシガン大学消費者信頼感指数-12月(確報値)

24:00【米】
新築住宅販売件数-11月 ☆☆

Holiday
【日】天皇誕生日

【株】Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望

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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

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□本日の結果
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12/22 12/21一般会員銘柄SH +2.61% 合計+2.61%
12/22 12/21住友ゴム工業(5110) +3.67% 合計+3.67%
12/22 12/20特別会員銘柄HI +2.12% 合計+5.58%
12/22 12/20一般会員銘柄MJ +3.36% 合計+8.31%
12/22 12/19特別会員銘柄KZ +4.48% 合計+6.04%
12/22 12/16一般会員銘柄AP +5.32% 合計+13.15%
12/22 12/15一般会員銘柄PH +5.35% 合計+11.70%
12/22 12/14一般会員銘柄SH +1.25% 合計+7.01%
12/22 12/13特別会員銘柄EG +4.22% 合計+56.59%
12/22 12/09一般会員銘柄RP +3.03% 合計+5.59%
12/22 12/08一般会員銘柄NI +2.27% 合計+7.14%

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■本日の相場総括
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本日の日経平均は24円安の10,346円と反落となりました。
昨晩の米市場は上昇となりましたが、ユーロ安や明日が祝日で休場ということも
あり、朝方から利益確定優勢の展開で始まりました。
ただ売り込まれる動きもなく、揉み合いながらも前場中盤にはプラスに転換しま
した。
後場にかけても方向感の動きとなりましたが、大引けにかけては利益確定ムード
が強まり、中小型銘柄、新興市場銘柄が売り込まれたことを受けて相場全体も売
り優勢の展開となり、下落に転じて終了しました。

短期基調は横ばい、中期基調は上向き継続となっております。
クリスマス休暇ということもあり、方向感の無い展開となりましたが、国内でも
明日が休場ということから、短期資金を中心に利益確定ムードが拡がりました。
ただ東証1部の売買代金はそれ程大きく減少したわけではなく、前場後半や大引け
間際など、安いところでは押し目買いが入っていることが窺えます。


□本日の先物動向
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先物の手口は、ニューエッジが2,448枚、ソシエテが1,741枚、JPモルガンが1,325
枚の売り越し、ドイツが2,178枚、立花が1,417枚、UBSが1,274枚の買い越しとな
っております。
TOPIXは、大和CMが2,214枚、JPモルガンが1,020枚の売り越し、ゴールドマンが
1,812枚、クレディスイスが1,118枚の買い越しとなりました。

ニューエッジ、JPモルガンの利益確定と思われる売りが指数を押し下げる格好と
なりましたが、ゴールドマン、クレディスイスのTOPIX買いによって、TOPIX指数
自体は下げ幅が限定的となりました。
特にトレンドを示すような手口は無いと見られ、連休前の手仕舞い売りがやや拡
がった程度と想定されます。


□本日の新興市場動向
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新興市場は2指数揃って反落となりました。
朝方は堅調スタートとなりましたが、祝日前ということもあり利益確定が徐々に
拡がり、後場に下落に転じました。
その後は大引けにかけて手仕舞い売りが膨らむ格好となり、マザーズ銘柄を中心
にやや下げが大きくなりました。
ただ下値では押し目買いも入っている模様で、売買代金は連日同水準を維持して
おり、短期利食いが一巡したところからは再び循環物色の底上げ展開となる可能
性もありそうです。


□本日の個別銘柄動向
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東証1部の値下がり銘柄数は1,001と中小型銘柄を中心に利益確定が膨らみ売り優
勢の展開となりました。
セクター別では、不動産、ノンバンク、証券、銀行などの金融セクターがしっか
りで相場を支えました。
一方で、自動車、ハイテクなどが売りに押されました。

個別銘柄でも新興市場銘柄を中心に後場に失速する展開となりました。
ただ会員銘柄では、日本板硝子(5202)、プラネックスホールディング(6784)、
セプテーニ・ホールディングス(4293)、MCJ (6670)などが目標達成となり
ました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は揉み合い展開が想定されます。
クリスマスによる祝日を控え、閑散な商状が想定される中、欧州財政問題が上値
を抑える要因となり、利益確定売りを呼び込みやすい状況となりそうです。
ただ相場の上昇基調の動きに変化は無く、あくまで一時的な動きに止まると想定
されます。
欧州は、前日終値を挟んでのまちまちの動きとなっております。
各国債の格下げなど財政問題が再燃する中で、中国がポルトガル債購入を用意と
伝わっており、好感される格好で下値を支える動きとなっております。

昨晩の米市場は、ダウが55.03ドル高と続伸となりました。
FRBが世界の主要中央銀行とのドルスワップ協定を2011年1月から2011年8月ま
で延長すると発表したこと、トロント・ドミニオン銀行がクライスラー・ファイ
ナンシャルを買収合意したことなどを好感されました。
CME日経先物は70円高の10,420円、円建ては30円高の10,380円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、マイクロン・テクノロジー、ウォルグリーンなどが予定さ
れております。
経済指標は、MBA住宅ローン申請指数、7-9月期GDP確定値、7-9月期GDP価格指数確
定値、11月中古住宅販売件数、10月住宅価格指数が予定されております。
予想は、7-9月期GDP確定値が前期比年率+2.8%(改定値+2.5%)、
7-9月期GDP価格指数確定値が前期比+2.3%(改定値+2.3%)、
11月中古住宅販売件数が475万戸(10月443万戸)、
10月住宅価格指数が前月比-0.2%(9月-0.7%)となっております。

特に住宅関連指標が注目されており、11月中古住宅販売件数、10月住宅価格指数
共に改善の予想となっております。
改善がしっかり確認できるか、10月住宅価格指数がプラスに転じてくるかが注目
ポイントとなりそうです。


□その他海外注目材料
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ドル円は、引き続き84円50銭から85円にかけて本邦実需筋のドル売りオーダーが
上値を抑える要因となりそうです。
また、明日に北朝鮮が軍事境界線付近で過去最大規模の射撃訓練を実施する方針
と伝わっており、地学性リスクの高まりからドルを売り辛い状況となりそうです。


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■明日の展望
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祝日明けの24日は方向感乏しい揉み合い展開となりそうです。
欧米市場がクリスマスで軒並み短縮取引や休場となることから、動きの乏しい展
開が想定されます。
個別では、指数が動き辛い中で、本日売られた新興市場銘柄などのリバウンドの
動きに繋がってくるかに注目されます。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は反落となりましたが、戻り高値近辺での持ち合い継続となりました。
ボリンジャーバンド+1σと+2σの間で推移しており、バンド自体は再び収束して
きていることから、煮詰まってくるまで日柄調整が続く可能性もありそうです。
ただ週足の上昇トレンドは変わらず、月足でも遅行スパンの上方転換シグナルが
期待されるだけに、中長期的なリバウンド相場の見方に変わりはありません。


□総括・今後の方針
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本日は押し目買いと思われるものが安いところで入るなど、上値を意識する強い
相場展開が継続しております。
個別銘柄では選別が変化してくる可能性もありそうですので、個別動向について
は注視したいところです。
相場自体は大きな悪材料が噴出しない限り年末にかけてジリ高展開となっていく
動きが期待されます。

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