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直近の決算発表予定

2011年2月5日土曜日

為替王・資産運用相談Q&Aメルマガ第287号

為替王
http://blog.livedoor.jp/kawase_oh/

資産運用相談Q&Aメルマガ第287号です!
http://www.mag2.com/m/0000166896.html


前号までで合計1010件のQ&Aをご紹介しましたので、
今回はQuestion No.1011 からです。


Question No.1011:金融資産、簿価?時価?
Question No.1012:トラリピのリスク計算
Question No.1013:リピート回数の計算方法

<<<Question No.1011>>>
ご無沙汰しています、為替王さま。

毎日、毎日、本当に欠かさず貴重な為替情報を書いていただいて本当に
頭の下がる思いです。為替王さまのおかげで、昨年は、トラリピで初めて
FXで利益を得ることが出来ました。

昨年、6月頃から急激に円高になり、青ざめ、途中、リスクを考え様子見をした
ことや、ポジションをみだりの増やさなかったので前半ほどの勢いはなくも、
じわじわと利益をあげていけました。しかし、あまりにの円高が続き、ロス
カットの恐怖もあり、500万まで資金を増資したものの本当に不安でした。
結局、127円台でのユーロ円4本が重みとなり、いまだ、150万円程の
含み損があります。しかし、昨年は裁量トレードで60、トラリピで99万少し
の利益を得ましたので、それでも10万円、利益があります。これも、
為替王さまの、日々のアドバイスかなければ。と、胸をなでおろす感じです。
ありがとうございます。

年末、損切りして、税金対策をしたかったのですが実家で病人が出るなどで
パソコンが全く出来ず、そのまま年を越えてしまいました。今は、必死で、
必要経費がどこまで認められるかなど、無い頭をひねっている最中です。

さて、不景気もどん底といいますか、主人の就職もこの3年、泣かず飛ばずで、
全く決まりません。かといって、年金ではとてもとても・・・・。私がFXで、
もっと稼げれば良かったのですが、まだまだであります。貯金崩している状態
です。それで、昨日、主人が今日、職安の方から下記のことを勧められました。

雇用保険を受給できなくても安心して職業訓練を受けられるように、一定の要件
を満たす受講者には、受講期間中の生活費として「訓練・生活支援給付金」が
支給されます。
(中略)
この5番が頭の痛いところです。
「世帯全体で保有する金融資産が800万円以下である方」

トラリピに700あるんですね。しかし、含み損があり、実際には、500程度
になりますがただ、これは、手を付けれないので、そのまま運用している状態
で他の、残りの資金、200ほどしかありません。これを崩して生活している
状態です。かといえ、足せば、900万になってしまいます。
主人は、株で大失敗をしており、私がこれほどの資金でFXをしているとは
言っておりません。再度、株に投資させてほしいと言いそうで怖いですし。

かといえ、この上記の支給を受けてほしくもあり
どうしようかと思案しています。
(中略)

他に相談できる方もなく、本当に為替王さまだけが頼りでございます。
お忙しい中、本当に申し訳ないのですが、何かお知恵をお貸しいただけない
でしょうか。毎日、本当に寒い日が続きます、どうかお体に気をつけて、
今後も素晴らしい分析をよろしくお願いいたします。長くなりました。
本当に申し訳ございません。
読んでいただいてありがとうございました。今後もがんばってください。

ちゃおちゃおでした。
乱文にて失礼いたします。


(↓)テレビ番組でも紹介されたトラリピとは?
http://blog.livedoor.jp/kawase_oh/archives/51734211.html


<<<Answer No.1011>>>
ちゃおちゃおさん、こんにちは。

詳しい基準を私も知りませんので、いい加減なことは言えませんが、
しかし、常識的に考えて、大丈夫ではないでしょうか?

時価評価なら500万+200万=700万と基準を満たしていますし、
もし簿価評価だとしても、1ヶ月の生活費20万円なら、5ヶ月後には
800万円以下になりますね。

ただ、簿価評価なら、昔バブル時代に高値で買ったNTT株なら
簿価1千万円でも現在含み損が800万円で時価200万円程度
というケースもありますから、まさか簿価ということはなく、
時価(評価損を差し引いた金額)で計算してよいといいますか、
常識的には時価で換算するべきではないかと私は思います。

なぜならば、逆のケースで、遠い昔、簿価100万円で買った株が、
現在、時価1億円になっていたら、
そんなお金持ちの人が給付金を申請するのはおかしいですよね?

相手が役所なので、どう判断されるかわかりませんが、
がんばってみてください。

<<<Question No.1012>>>
為替王 さま

いつも大変お世話になっております。
42ページのリスク管理計算シート表で、79円から74.5円までの幅が
約5円でのリスク金額が約10万弱となっておりますが、45ページを
見ると、10万円コースは、約10円近くと倍近くの差があります。
これは、必要総資金リスクと証拠金リスクの違いでしょうか?45ページは、
あくまでも証拠金のみで、総資金リスクが含まれてない状態のことを
言ってますか?すいません、頭がこんがらってます。

45ページの場合、10万円コースですと、買い仕掛けは何本設定しているの
でしょうか?また、45ページも1千通貨単位でのお取引でしょうか?
よろしくお願い致します。

アイドマ


(↓)投資マニュアルのリスク管理計算シートは必須!
http://www.kawaseoh.com/toushimanual2011.html


<<<Answer No.1012>>>
アイドマさん、こんにちは。

リスク管理計算シート(P.42)のほうは、ご覧のとおり設定本数10本の
ケースです。この場合、為替レートの下落幅が10円に達しても、
資金10万円あれば耐えられます。
一方、証拠金コース別解説(P.45)では、設定本数に制限をつけずに
50銭刻みで設定し続けるケースを想定しています
(この場合実際にヒット本数は10本を超えています)。
このとき、設定本数が増える分、含み損も増えますので、為替レートの
下落幅が10円に達する前にロスカットに引っ掛かります。
つまり、設定本数の違いによるものです。

<<<Question No.1013>>>
為替王さま

いつも大変お世話になっております。おかげさまでトラリピを中心に、
月2%程度の利益を着実に出せるようになって来ました。

さて、投資マニュアルやブログの中で、「各ポジションの利益確定幅を○○円
にして、トラップ幅を○○円すると、この期間中のリピート回数は××回。
利益確定幅を狭めると、同じ期間中でも、リピート回数は△△回に増える。」
というような試算が随所でなされておりますが、このような試算は
どのようなソフトやサイトを利用して行われているのでしょうか。

M2Jさんのサイトで、「リピートカウンター」というソフトが
使えるようにはなっておりますが、期間指定や複数ポジションの
リピート回数試算などはできるようになっておりません。

よろしければ、利益確定幅とリピート回数の試算に使える
良いソフトやサイトを教えて下さい。
宜しくお願いいたします。

ハンドルネーム:モリンセ


(↓)テレビ番組でも紹介されたトラリピとは?
http://blog.livedoor.jp/kawase_oh/archives/51734211.html


<<<Answer No.1013>>>
モリンセさん、こんにちは。

ご期待に添えないお答えになってしまって恐縮ですが、
私は非常に原始的な手法をとっておりまして、

基本的には、ティックチャートで目測で全部確認しています。
M2Jの手数料、スプレッド分も考慮して、それらを含めた値幅変動が
あるかどうかを全部地道にカウントしています。たまに、面倒臭いときは、
単純にその値幅動いたかどうかを目測でカウントしますが、その場合は、
手数料・スプレッド分を無視しますという表現を入れるようにしています。

他には、M2J社のデモトレードも役に立ちました。が、これもたとえば、
50銭刻みと1円刻みと2円刻みなど複数の戦略をひとつのデモ口座で設定
すると、取引履歴は全部まとめて表示されるので、エクセルに落として
どれがどの戦略の約定データなのか自分の目で区分けしてカウントするという
結構大変な作業を私はしました。

モリンセさんのおっしゃるとおり、過去の膨大なデータにより、全部まとめて
いろんな比較検証ができるツールがあれば、それは大変便利だと思います。

自分がどの通貨でどれくらいの値幅で設定するのか、
とりあえず戦略案を練る目的としては、
FX会社のティックチャートなどで(刻み幅が大きければ、通常の
日足チャートでも概算値が計測できると思いますが)、
通貨別、刻み幅別などでざっくり比較検討してみるだけでも、
それなりに有効ではないかと思います。

【株】Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望

Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/         2011年2月4日 発行

□本日の結果

02/04 02/03特別会員銘柄SS +2.38% 合計+2.38%
02/04 02/03一般会員銘柄ES +3.88% 合計+3.88%
02/04 02/01一般会員銘柄SE +7.91% 合計+8.44%
02/04 01/31特別会員銘柄TB +3.57% 合計+3.57%


■本日の相場総括

本日の日経平均は112円高の10,543円と反発となりました。
昨晩の米市場は上昇して返ってきたことを受けて、朝方から買い先行となり、大
台の10,500円を回復しました。
1月戻り高値近辺では戻り売りに押されましたが、後場も高値圏を維持して終了と
なりました。

短期基調は上向き継続、中期基調は横ばい継続となっております。
アジア市場が旧正月で休場となるなか、場中材料無く動きの乏しい状況となりま
したが、週末にも関わらず高値圏をしっかり維持して終了しており、非常に堅調
な展開を継続しました。


□本日の先物動向

先物の手口は、BNPパリバが1,920枚の売り越し、メリルリンチが2,668枚、MUMSが
1,884枚の買い越しとなりました。
TOPIXは、大和が2,229枚、MUMSが1,501枚の売り越し、BNPパリバが1,991枚、野村
が1,466枚の買い越しとなりました。

先物の手口はあまり無く、場中の日経平均が動かない展開となりました。
注目のクレディスイスは日経平均、TOPIX双方小幅売り越し、ニューエッジは逆に
小幅買い越しとなっており、動きは見られません。


□本日の新興市場動向

新興市場は2指数揃って上昇となりました。
新興市場も堅調な動きとなったものの、日経平均の上昇を受けて資金は東証1部に
流出する格好となり、主力がしっかりながら小型どころは弱い動きとなり、ジャ
スダックはジャスダック指数が下落、騰落数は値上がり値下がり拮抗するなど、
まちまちとなりました。
ただ循環物色の流れは継続、依然として堅調な展開を続けていることから、銘柄
を入れ替えながら底上げの展開が期待されます。


□本日の個別銘柄動向

東証1部の値上がり銘柄数は1,168と買い優勢の展開となりました。
新日鉄と住金の経営統合を受け鉄鋼が大幅高、相場を牽引しました。
また関連業種が軒並み高となったこともあり、繊維、パルプ紙などもしっかり、
ハイテク、自動車も上昇となりました。
一方で資源、石油は軟調となっております。

会員銘柄では、エスケーエレクトロニクス (6677)が大きく上昇しましたが、
小型どころはイマイチの動きとなりました。
場中銘柄では、大崎エンジニアリング(6259)、GCAサヴィアングループ(2174)、
ブイ・テクノロジー(7717)がストップ高まで上昇となりました。
他、イー・ガーディアン(6050)、ナノキャリア(4571)がしっかりとなりました。



■今晩の米市場の動向

今晩の米市場はしっかりの展開が想定されます。
最大の注目は雇用統計となり、上振れ期待が先行しているだけに、余程の上振れ
でない限りポジティブサプライズにはなりにくいとされております。
一方で、予想通りまたは下回った場合でも、バーナンキFRB議長が景気回復ペース
が加速するとの認識を示していることもあり、影響は限定的に止まると予想され
ております。
懸念材料としては、4日にエジプトで大規模デモが予定されており、混乱がさらに
拡大するようだと、改めて嫌気される可能性がありそうです。
欧州では日米市場の堅調な動きや、好調な経済指標を受けてしっかりとなってお
ります。
ただ買い一巡後は、EU首脳会議、米雇用統計などのイベントを控え、やや様子見
モードとなっております。

昨晩の米市場はダウが20.29ドル高と上昇となりました。
メルクやダウケミカルなどの決算内容を受け売りが先行、エジプト情勢への警戒
や今晩の雇用統計を控えて手控えムードが強まり、ダウは一時60.92ドル安まで下
落する場面がありました。
ただ、バーナンキFRB議長がワシントンでの講演で、今年の経済成長はこれまでの
予想を上回る可能性が高いと発言したことがポジティブとなり、切り返す展開と
なりました。
CME日経先物は70円高の10,510円、円建ては55円高の10,495円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標

主要企業決算発表は、フォーチュンブランズ、サイモン・プロパティーグループ、
エーオン、クロロックス、アリゲニー・エナジー、タイソンフーズなどが予定さ
れております。
経済指標は、1月雇用統計が予定されております。
予想は、1月失業率が9.5%(12月9.4%)、
1月非農業部門雇用者数が前月比+14.6万人(12月+10.3万人)、
1月民間部門雇用者数が前月比+14.5万人(12月+11.3万人)、
1月平均時間給が前月比+0.2%(12月+0.1%)となっております。

1月雇用統計は、失業率が若干の上昇も雇用者数は前月を上回る見方となっており
ます。
2日の1月ADP全米雇用報告が予想を上回る伸びとなり、雇用統計に対して上振れの
可能性があるとされております。
ただ前回は、ADP雇用報告が予想を上回り期待感が高まりながら、雇用統計は予想
を下回り、失望となった経緯もありますので、過度な楽観は危険となりそうです。


□その他海外注目材料

ドル円は、引き続き82円後半から本邦実需筋の厚いドル売りオーダーが控えてい
るとみられ、ドルの上値を抑える要因となりそうです。
一方で、81円30銭以下にかけては本邦準公的機関投資家のドル買いオーダーがあ
るとされております。

欧州では、EU首脳会議が予定されており、欧州金融ファシリティ(EFSF)の実質
的な融資能力の拡大、使途範囲を自国国債の買戻しまで広げるなどの進展がある
かが焦点となりそうです。



■明日の展望

来週は堅調な展開が期待されます。
日柄調整を経て25日線や10,500円の節目を奪回して週を終えられたことから、再
び上値追いの流れが意識されそうです。
ただ、来週は金曜日が建国記念日の祝日で休場、1月SQが木曜日になることに注意
したいところです。
12月、1月ともに波乱のSQとなっており、いずれも相場の転換点になっているだけ
に先物動向には注意しておきたいところです。
SQ波乱が無ければ上値追いの流れも期待できそうですが、クレディスイス、ニュー
エッジともに若干のショート、上下どちらにでも動かせる位置にいますので、動
向を注視します。

イベントでは、1月景気ウオッチャー調査と12月機械受注が注目されます。
また休場明けの中国市場動向にも警戒が必要で、近い時期に利上げに踏み切る可
能性が依然指摘されおります。


□テクニカル分析からの展望

日経平均はマドをあけての反発となり、ボリンジャーバンドの+1σ捉えると共に
前回のマド埋めをほぼ達成しました。
1月戻り高値の10,589円を前にやや戻り売りに押されましたが、節目の10,500円を
しっかりキープしたことで、今後はこのラインがサポートとして意識されます。
パラボリックは陽転、MACDもシグナルとの乖離縮小で陽転が近づいております。


□総括・今後の方針

エジプト情勢、休場明けの中国動向など、幾つか不透明要因はあるものの、流れ
としては上値を狙う堅調な展開が期待されます。
国内企業決算も出揃ってきており、落ち着いたところからの個別物色の流れも期
待したいところで、どの銘柄、セクターが盛り上がってくるか注視したいところ
です。
とりあえず、目先は今晩の米雇用統計と市場動向、エジプト情勢について行方を
見守ります。

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