2011年3月15日(火曜日)
<注目銘柄>
eワラント(ゴールドマン・サックス証券)
東芝(6502) プット104回
行使価格 400円
満期日 2011年07月13日
1ワラント当り原資産数 0.1
eワラント販売価格 4.06
実効ギアリング -4.31
前営業日の株価 411円 -80円
前営業日のHV(20日) 67.31
投資スタンス:短期(1週間程度)
東電・福島原発の停止を受け、世界的な原発建設の動きがいったん見直されるとの見方
が台頭。傘下に米ウエスチングハウスなどを持ち、原発関連株の筆頭でもある同社株に売り
が殺到し、14日の株価はストップ安水準まで売り込まれた。
福島原発では、2号機の原子炉の冷却機能が停止が伝わるなど、ネガティブなニュースが
相次いでいる。原発関連の同社にとって向かい風の環境が続くと判断。プットで臨みたい。
<過去の注目銘柄>
配信日 銘柄<コード> 当日始値 高値 安値 T+5買取価格 eワラント損益
P/C回号 株価始値 高値 安値 T+5株価終値 株式損益
03/03 大東建託<1878> 9.23 9.71 7.24 8.89 -3.6%
コール4回 6850 6960 6650 6860 (買い) +0.1%
03/02 東レ<3402> 6.81 7.46 6.10 6.27 -7.9%
コール67回 627 643 612 615 (買い) -1.9%
03/01 日本板硝子<5202> 11.33 15.55 10.59 14.71 +29.8%
コール29回 237 259 232 249 (買い) +5.0%
02/28 エルピーダ<6665> 3.34 3.75 2.76 3.307 -1.2%
コール76回 1220 1243 1170 1217 (買い) -0.2%
02/25 伊藤忠<8001> 2.47 2.55 1.45 1.46 -40.8%
プット28回 825 855 820 841 (売り) -0.4%
02/24 DIC<4631> 6.21 7.56 5.11 6.35 +2.2%
コール8回 212 221 204 211 (買い) -0.4%
*上段はeワラントの価格、下段は対象銘柄の株価
T+5は配信日から5営業日目のこと
「ゴールドマン・サックス・eワラント」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/index.html
「投資ツール」→「eワラント銘柄検索」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/market/search/db_fset.gscgi
→「銘柄コードor銘柄名指定」に銘柄コードを入力
→eワラントの価格、及び「チャート表示」でチャートが閲覧できます。
<きょうの見通し>
東京市場は売り圧力を見極める展開が続きそう。余震が続いていることや原子力発
電、計画停電など不透明要素が多く、値動きの荒い展開が想定される。先物主導の買い
戻しで下げ止まる局面はあろうが、不安心理の高まりでリスクを取りにくく、日銀の大
量資金供給を受けながらも円高は止まらない。信用取引の追い証の発生による売りや先
物へのヘッジ売りが続く公算が高い。
東日本巨大地震の被害は阪神大震災(約10兆円)をはるかに上回るとの見方が多い。
これまで続いた好調な企業業績悪化のきっかけになる可能性もあり、主力株への大口資
金流入はしばらく期待できそうにない。きょうも低位株中心に震災復興関連株への売買
が中心となりそうだ。
日経平均の予想レンジは9500円−9280円。早急に200日移動平均線(14日、9839円)
を回復する必要があるといえよう。昨年8月31日の安値を中心に逆三尊を形成したネッ
クライン(9700円前後)の水準でもあり、反発を期待したいタイミングだ。当面の下値
メドとすれば月足の一目均衡表の基準線9214円処あたりか。
14日のNY株式相場でダウ平均は前日比51.24ドル安と反落。NASDAQは14.64ポイント
安、S&P500は7.89ポイント下落して取引を終えた。
日本の東北地方大地震を受け関連銘柄が下落し指数の重しとなった。小売企業からは
コーチやティファニー、保険会社はアフラック、原発関連企業ではGEなどを中心に売り
優勢となり、ダウ平均は一時147.09ドル安まで下落した。
一方、NASDAQがドイツ取引所と合併合意しているNYSEユーロネクストに対して、敵対
的買収案を提示する可能性があるとの報道をきっかけに下げ幅を縮小。M&Aマネー流入
期待により指数は100ドル近く値を戻して引けた。
業種別ではエネルギーセクターのみが上昇。ドル建てCME225先物は昨日の大証日中終
値と比べて70円安の9390円、円建ては85円安の9375円で終えた。
週明けの東京市場は大幅続落。巨大地震発生を受けて、主力株には売り注文が殺到。
電力供給に支障を来した東北電力と東京電力がストップ安となったほか、東京電力の原
発爆発を受けて日立、東芝などの原発関連もストップ安。大半の路線で運行停止を余儀
なくされたJR東日本もストップ安となるなど、ライフラインを提供する銘柄の下げが
目立った。
日経平均は1万円処のスタートから下げ幅を大幅に拡大し、200日移動平均線(14
日、9839円)を下回る展開となった。途中戻る場面もあったが、値ごろ感からの戻りも
鈍く安値圏で終了。約4ヶ月ぶりの水準に沈んだ。
短期的な上値メドは200日移動平均線9839円や1万円、転換線10173円、基準線10234
円など。下値メドは、昨年9月安値から2月17日高値までの上昇に対する61.8%押しの
9596円、2/3押しの9494円などが考えられる。変化日候補は3月30日、4月4日など。
<きょうの予定>
記載された予定は、予告なく変更される可能性があります)
※経済指標は(予定発表時間/予想数値)
-
【国内】
日銀総裁会見
《新規上場》
島根銀行、アイディホーム
《株主総会》
エイボンJ
《決算発表》
ネクストジャパンホールディングス、ACCESS、東栄住宅、東急リアル・エステー
ト投資法人、シーイーシー、サーラ住宅、フリービット
【海外】
米3月NY連銀製造業景気指数(21:30/16)
米2月輸入物価指数(21:30)
米3月NAHB住宅市場指数(23:00/16)
独3月ZEW景況感調査(19:00)
FOMC
EU財務相理事会