Index
■明日の株新聞 「難地合いも資金シフトの対象となる『超好業績株』を探せ!」
■今日の東京市場から 「日経平均は81円安 指標軟化、買い手不足の調整」
■本日の注目相場 「中核銘柄が苦戦 決算銘柄のほか材料株、新興にシフト」
■本日の注目銘柄シューティング! <7269>スズキ、<7261>マツダ、<3765>ガンホー・オンライン・エンターテイメント
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明日の株新聞
外部要因に大きな変化はなかったものの、寄り付き前発表の経済指標軟化、そして東証1部の売買代金は概算で7490億円の買い手不足で見切り売り優勢の流れとなった本日の株式相場ですが、株価指数のチャート軟化でひとまずは相場の落ち着き待ちといったところ。
物色は決算銘柄のほか、値動きの軽い材料株や新興銘柄など短期視点の対象に偏っています。
日経平均株価は続落。
場中では節目8700円の攻防が見られたものの、引け前の手仕舞い売りで節目割れを余儀なくされました。
指摘していたように、上方では25日移動平均線(8856.39円)と5日移動平均線(8843.84円)がデッドクロスを形成しています。
前述したように、本日の売り圧力には経済指標軟化に加え、東証1部売買代金は概算で7490億円と大台1兆円割れのボリューム不足、さらに東証1部値下がり銘柄数は1247(74%)と7割超の下落となるなど、買い手不足の需給要因も響きました。
株価指数は連日で上値、下値を切り下げてきており、このまま下値確認、相場の落ち着き待ちの状況。
短期反発局面が訪れたとしても連日の調整からの戻り売りも控えるだけに、慌てずじっくりと取り組みたいところです。
さて、投資対象としても前営業日に引き続き決算銘柄の存在感は低下してきており、会員情報で前営業日11月9日のインターネット会員B情報で買い推奨していた山口フィナンシャルグループ<8418>がわずか1営業日で目標株価を達成したものの、開示情報の分析や一定レベルの短期売買テクニックが問われる状況に変わりません。
そこで決算シーズン後を見据えて、新たな投資対象を「選別する局面」と位置づけていましたが、決算一巡後までは企業業績の分析に充てたいところ。
業績開示の出揃った今週半ばからは、業績の悪いものを売って、業績の良いものに乗り換える「選別物色」の様相を強めていくと見ています。
現在販売中の「厳選5銘柄付き市況分析レポート」のテーマは選別物色のなかで有力対象となる「超好業績株」を採用。
市況分析に基づく銘柄選別のポイント、心構えや銘柄アプローチをまとめていますので、ぜひ確認してみてください。
物色は決算銘柄のほか、値動きの軽い材料株や新興銘柄など短期視点の対象に偏っています。
日経平均株価は続落。
場中では節目8700円の攻防が見られたものの、引け前の手仕舞い売りで節目割れを余儀なくされました。
指摘していたように、上方では25日移動平均線(8856.39円)と5日移動平均線(8843.84円)がデッドクロスを形成しています。
前述したように、本日の売り圧力には経済指標軟化に加え、東証1部売買代金は概算で7490億円と大台1兆円割れのボリューム不足、さらに東証1部値下がり銘柄数は1247(74%)と7割超の下落となるなど、買い手不足の需給要因も響きました。
株価指数は連日で上値、下値を切り下げてきており、このまま下値確認、相場の落ち着き待ちの状況。
短期反発局面が訪れたとしても連日の調整からの戻り売りも控えるだけに、慌てずじっくりと取り組みたいところです。
さて、投資対象としても前営業日に引き続き決算銘柄の存在感は低下してきており、会員情報で前営業日11月9日のインターネット会員B情報で買い推奨していた山口フィナンシャルグループ<8418>がわずか1営業日で目標株価を達成したものの、開示情報の分析や一定レベルの短期売買テクニックが問われる状況に変わりません。
そこで決算シーズン後を見据えて、新たな投資対象を「選別する局面」と位置づけていましたが、決算一巡後までは企業業績の分析に充てたいところ。
業績開示の出揃った今週半ばからは、業績の悪いものを売って、業績の良いものに乗り換える「選別物色」の様相を強めていくと見ています。
現在販売中の「厳選5銘柄付き市況分析レポート」のテーマは選別物色のなかで有力対象となる「超好業績株」を採用。
市況分析に基づく銘柄選別のポイント、心構えや銘柄アプローチをまとめていますので、ぜひ確認してみてください。
今日の東京市場から
昨晩の米国市場はもみあい。
消費統計の改善を好感した買いが入ったものの、前営業日の下落からの戻り売りが上値を抑えています。
11月のミシガン大学消費者信頼感指数が84.9ポイントとなり、前月の82.6ポイント、市場予想の82.9ポイントを上回る好内容に。
消費統計の改善を好感した買いが入りました。
ただ、前営業日に欧州動向の先行き不透明感や米国財政問題で下落した流れから、戻り売り圧力も根強く、株価指数の上値を抑えています。
ダウ平均株価は、前営業日比4.07ドル高の12,815.39ドル。
ナスダック総合指数は9.29ポイント高の2,904.87ポイントで取引を終えました。
為替相場では、欧州時間帯ではリスク退避の円高が見られていたものの、米国時間帯からは経済指標好感の円売りが優勢に。
週明けの東京時間早朝では、1ドル79円台半ば、1ユーロも101円台前半の水準で取引されています。
東京株式市場では、米国市場のもみあい、為替相場にも大きな変動が見られなかったものの、寄り付き前発表の7−9がつ機のGDP速報値が3.5%減と3四半期ぶりのマイナス成長となり、景気の先行き不透明感の高まりから見切り売りが先行。
日経平均株価は8701円の続落スタートに。
寄り付き後は、日経平均株価の節目8700円に対する意識もあり、節目を挟んでもみあう動きに。
物色は決算銘柄など材料株に向かいました。
昼休みを挟んで後場も指数の下値確認が継続。
日経平均株価は節目8700円を固められず、大引け前の手仕舞い売りで日中の安値で取引を終えています。
日経平均株価終値は、81.16円安の8,676.44円。
東証1部の売買代金は概算で7490億円。
東証1部の売買高は概算で12億5625万株。
値上がり銘柄は284(16%)に対し値下がりは1247(74%)、変わらずは149(8%)となりました。
消費統計の改善を好感した買いが入ったものの、前営業日の下落からの戻り売りが上値を抑えています。
11月のミシガン大学消費者信頼感指数が84.9ポイントとなり、前月の82.6ポイント、市場予想の82.9ポイントを上回る好内容に。
消費統計の改善を好感した買いが入りました。
ただ、前営業日に欧州動向の先行き不透明感や米国財政問題で下落した流れから、戻り売り圧力も根強く、株価指数の上値を抑えています。
ダウ平均株価は、前営業日比4.07ドル高の12,815.39ドル。
ナスダック総合指数は9.29ポイント高の2,904.87ポイントで取引を終えました。
為替相場では、欧州時間帯ではリスク退避の円高が見られていたものの、米国時間帯からは経済指標好感の円売りが優勢に。
週明けの東京時間早朝では、1ドル79円台半ば、1ユーロも101円台前半の水準で取引されています。
東京株式市場では、米国市場のもみあい、為替相場にも大きな変動が見られなかったものの、寄り付き前発表の7−9がつ機のGDP速報値が3.5%減と3四半期ぶりのマイナス成長となり、景気の先行き不透明感の高まりから見切り売りが先行。
日経平均株価は8701円の続落スタートに。
寄り付き後は、日経平均株価の節目8700円に対する意識もあり、節目を挟んでもみあう動きに。
物色は決算銘柄など材料株に向かいました。
昼休みを挟んで後場も指数の下値確認が継続。
日経平均株価は節目8700円を固められず、大引け前の手仕舞い売りで日中の安値で取引を終えています。
日経平均株価終値は、81.16円安の8,676.44円。
東証1部の売買代金は概算で7490億円。
東証1部の売買高は概算で12億5625万株。
値上がり銘柄は284(16%)に対し値下がりは1247(74%)、変わらずは149(8%)となりました。
本日の注目相場
経済指標軟化による指数下押しで、トヨタ<7203>、日産自動車<7201>、東芝<6502>、キヤノン<7751>の国際優良株、三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>のメガバンク、三菱商事<8058>、三井物産<8031>ら総合商社など大型株の苦戦が目立っています。
売買代金上位では、内需系で調査機関の強気判断継続が伝わったソフトバンク<9984>がしっかり。
決算銘柄のスズキ<7269>、値動きの良いアイフル<8515>、中国関連のコマツ<6301>、格上げの日本航空<9201>、好材料のマツダ<7261>などが個別で買われました。
また、マザーズ所属のナノキャリア<4571>、ジャスダック所属のガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>が全市場の売買代金上位に進出。
値動きの軽い新興市場所属銘柄の短期物色も目立っています。
セクターでは、値上がりが日本航空<9201>、全日本空輸<9202>の2社が上昇した空運業の1業種のみとなりました。
値下がり上位では、横浜ゴム<5101>、ブリヂストン<5108>のゴム製品、所属全銘柄が下落した保険業、三井不動産<8801>、三菱地所<8802>の不動産などが並んでいます。
住友鉱山<5713>、三菱マテリアル<5711>の非鉄、任天堂<7974>擁するその他製品、ニコン<7731>、トプコン<7732>の精密機械などが続きました。
個別では、支援観測報道のルネサスエレクトロニクス<6723>、増額の山口フィナンシャルグループ<8418>、自社株買いの横浜銀行<8332>などが物色を集めています。
新興市場では、全市場の売買代金上位にも進出したガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>が人気化。
ナノキャリア<4571>、タカラバイオ<4974>、カイオム・バイオサイエンス<4583>、メディネット<2370>、テラ<2191>、スリー・ディー・マトリックス<7777>などバイオ関連物色が目立ちました。
売買代金上位では、内需系で調査機関の強気判断継続が伝わったソフトバンク<9984>がしっかり。
決算銘柄のスズキ<7269>、値動きの良いアイフル<8515>、中国関連のコマツ<6301>、格上げの日本航空<9201>、好材料のマツダ<7261>などが個別で買われました。
また、マザーズ所属のナノキャリア<4571>、ジャスダック所属のガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>が全市場の売買代金上位に進出。
値動きの軽い新興市場所属銘柄の短期物色も目立っています。
セクターでは、値上がりが日本航空<9201>、全日本空輸<9202>の2社が上昇した空運業の1業種のみとなりました。
値下がり上位では、横浜ゴム<5101>、ブリヂストン<5108>のゴム製品、所属全銘柄が下落した保険業、三井不動産<8801>、三菱地所<8802>の不動産などが並んでいます。
住友鉱山<5713>、三菱マテリアル<5711>の非鉄、任天堂<7974>擁するその他製品、ニコン<7731>、トプコン<7732>の精密機械などが続きました。
個別では、支援観測報道のルネサスエレクトロニクス<6723>、増額の山口フィナンシャルグループ<8418>、自社株買いの横浜銀行<8332>などが物色を集めています。
新興市場では、全市場の売買代金上位にも進出したガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>が人気化。
ナノキャリア<4571>、タカラバイオ<4974>、カイオム・バイオサイエンス<4583>、メディネット<2370>、テラ<2191>、スリー・ディー・マトリックス<7777>などバイオ関連物色が目立ちました。
本日の注目銘柄シューティング!
<7269>スズキ 1,835円 前日比+79円(+4.50%)
急反発。
前営業日引け後に発表した決算が事前予想を上回ったほか、増配方針を発表しており、決算や株主還元姿勢を好感した買いを集めたようだ。
前営業日まで全体調整や同業の決算内容を嫌気した売りが出ていたこともあり、想定超の決算内容に見直し買いも入っている。
<7261>マツダ 106円 前日比+1円(+0.95%)
上伸。
前営業日引け後に同社が建設中のメキシコ新工場でトヨタ<7203>の小型車を生産することで合意したと発表しており、買い材料視されたようだ。
事前にはすでに下方修正を発表するなど、実態評価が織り込まれていたこともあり、好材料が素直に評価されている。
<3765>ガンホー・オンライン・エンターテイメント 540,000円 前日比+70,000円(+14.89%)
連騰。
ストップ高まで買われた。
8日引け後に発表した第3四半期(1-9月)決算を評価した買いが継続している。
事前の観測報道では営業利益20億円弱と伝わっていたこともあり、事前の期待感を上回る24億円の着地内容が好感されているようだ。
新興軽量級で値動きが軽く、ディーリング資金を集めて全市場の売買代金上位に進出したほか、5年半ぶりの株価50万円台回復を果たしている。
急反発。
前営業日引け後に発表した決算が事前予想を上回ったほか、増配方針を発表しており、決算や株主還元姿勢を好感した買いを集めたようだ。
前営業日まで全体調整や同業の決算内容を嫌気した売りが出ていたこともあり、想定超の決算内容に見直し買いも入っている。
<7261>マツダ 106円 前日比+1円(+0.95%)
上伸。
前営業日引け後に同社が建設中のメキシコ新工場でトヨタ<7203>の小型車を生産することで合意したと発表しており、買い材料視されたようだ。
事前にはすでに下方修正を発表するなど、実態評価が織り込まれていたこともあり、好材料が素直に評価されている。
<3765>ガンホー・オンライン・エンターテイメント 540,000円 前日比+70,000円(+14.89%)
連騰。
ストップ高まで買われた。
8日引け後に発表した第3四半期(1-9月)決算を評価した買いが継続している。
事前の観測報道では営業利益20億円弱と伝わっていたこともあり、事前の期待感を上回る24億円の着地内容が好感されているようだ。
新興軽量級で値動きが軽く、ディーリング資金を集めて全市場の売買代金上位に進出したほか、5年半ぶりの株価50万円台回復を果たしている。