Index
■明日の株新聞 「まだ神経質な全体相場 狙い目は個別の決算ディーリングで!」
■今日の東京市場から 「日経平均は18円高 連日の往って来い」
■本日の注目相場 「指数に応じてまちまち 決算銘柄中心の物色続く」
■本日の注目銘柄シューティング!
<6752>パナソニック、<9984>ソフトバンク、<6981>村田製作所
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明日の株新聞
注目された休場明けの米国市場がもみあいに終始したことで、日中は為替相場に準じた反応となった本日の株式相場ですが、株価指数は連日の水準探りに。
海外での重要イベントを控えて思惑が交錯する格好ですが、物色の中心は決算銘柄に向かっているのではないでしょうか。
日経平均株価は小幅続伸。
前営業日後場後半の売り圧力もあり、一旦下値を探るも中国指標確認からの円安推移とともに切り返してからは円安一服で伸び悩む動き。
終わって見ると、連日の「往って来い」となっています。
さて、前営業日配信版では「全体相場は不安定 決算ディーリングが効く!」と題していました。
前2営業日の株価指数の動きから「株価指数が日を跨いで『往って来い』の結果となったのも、売り買い両面で方向性を傾け難い局面を反映したものでしょう」とも記していましたが、本日も水準を探る動きに終始するなど、やはり相場の方向性に関してはまだまだ見極めにくい状況だったのではないでしょうか。
また、注目された休場明けの米国市場も大きくは動かず。
今晩にISM製造業景況指数、そして翌営業日にも米雇用統計の発表が控え、そして来週火曜日の米大統領選挙の重要イベント前で手掛けにくい状況に。
経済指標を確認した為替相場の反応で一喜一憂する神経質な展開はまだまだ続きそうです。
さて、投資対象としても「決算内容、材料性を確認してからの決算ディーリング戦略が適しているのではないでしょうか」と指摘していましたが、本日では29日のインターネット会員A情報で買い推奨していたアンリツ<6754>が急伸。
目標株価を達成したほか、24日のインターネット会員A情報で買い推奨していた日立キャピタル<8586>が年初来高値を更新するなど、決算評価銘柄が順当に物色を集めました。
相場の先行きが見極め難く、海外で重要イベントが控えるなかでは、投資対象を個別銘柄に絞っておいたほうが無難でしょう。
さらに時間軸を短くして、開示情報を確認したあと、着実な物色の見込まれる銘柄の決算ディーリングが軸となる見方に変更はありません。
海外での重要イベントを控えて思惑が交錯する格好ですが、物色の中心は決算銘柄に向かっているのではないでしょうか。
日経平均株価は小幅続伸。
前営業日後場後半の売り圧力もあり、一旦下値を探るも中国指標確認からの円安推移とともに切り返してからは円安一服で伸び悩む動き。
終わって見ると、連日の「往って来い」となっています。
さて、前営業日配信版では「全体相場は不安定 決算ディーリングが効く!」と題していました。
前2営業日の株価指数の動きから「株価指数が日を跨いで『往って来い』の結果となったのも、売り買い両面で方向性を傾け難い局面を反映したものでしょう」とも記していましたが、本日も水準を探る動きに終始するなど、やはり相場の方向性に関してはまだまだ見極めにくい状況だったのではないでしょうか。
また、注目された休場明けの米国市場も大きくは動かず。
今晩にISM製造業景況指数、そして翌営業日にも米雇用統計の発表が控え、そして来週火曜日の米大統領選挙の重要イベント前で手掛けにくい状況に。
経済指標を確認した為替相場の反応で一喜一憂する神経質な展開はまだまだ続きそうです。
さて、投資対象としても「決算内容、材料性を確認してからの決算ディーリング戦略が適しているのではないでしょうか」と指摘していましたが、本日では29日のインターネット会員A情報で買い推奨していたアンリツ<6754>が急伸。
目標株価を達成したほか、24日のインターネット会員A情報で買い推奨していた日立キャピタル<8586>が年初来高値を更新するなど、決算評価銘柄が順当に物色を集めました。
相場の先行きが見極め難く、海外で重要イベントが控えるなかでは、投資対象を個別銘柄に絞っておいたほうが無難でしょう。
さらに時間軸を短くして、開示情報を確認したあと、着実な物色の見込まれる銘柄の決算ディーリングが軸となる見方に変更はありません。
今日の東京市場から
大型ハリケーン「サンディ」の東海岸接近で2日間の休場明けとなった昨晩の米国市場はもみあい。
復興需要期待で買いが入ったものの、投信年度末の影響で調整売りも出ています。
大型ハリケーン「サンディ」の被害による復興需要期待でホームデポ、キャタピラー、金融のバンカメ、JPモルガンらが買われたものの、消費減退観測でインテル、HP、ウォルト・ディズニーらが売られるなど、ダウ構成銘柄はまちまちの動きとなりました。
ただ、米投資信託商品にとって今年度の最終週取引が1日のみに限られたことで、持ち高調整の売りが重しとなり、株価の上値を押さえています。
ダウ平均株価は、前営業日比10.75ドル安の13,096.46ドル。
ナスダック総合指数は10.72ポイント安の2,977.23ポイントで取引を終えました。
為替相場では、前営業日同様に欧州時間帯でユーロ買いが見られたほか、米国時間帯からはドル買いが入り、想定的に円安で推移。
東京時間早朝では、1ドル79円台後半、1ユーロも103円台半ばの水準で取引されています。
東京株式市場では、注目された休場明けの米国市場がもみあいに終始したことで、買い手掛かりを欠く格好に。
日経平均株価は8931円の小幅続伸スタートに。
寄り付き後は、前営業日後場後半の売り圧力もあり、一旦下値を探るも中国指標確認からの円安推移とともに下げ渋る動き。
日経平均株価はプラス圏で取引を終えました。
さらに円安進展の見られた昼休みから、後場寄りでは買い優勢の立ち上がりに。
日経平均株価は直近高値レベルに迫ったものの、円安一服とともに伸び悩んでいます。
日経平均株価終値は、18.58円高の8,946.87円。
東証1部の売買代金は概算で1兆566億円。
東証1部の売買高は概算で18億5392万株。
値上がり銘柄は939(55%)に対し値下がりは573(34%)、変わらずは169(10%)となりました。
復興需要期待で買いが入ったものの、投信年度末の影響で調整売りも出ています。
大型ハリケーン「サンディ」の被害による復興需要期待でホームデポ、キャタピラー、金融のバンカメ、JPモルガンらが買われたものの、消費減退観測でインテル、HP、ウォルト・ディズニーらが売られるなど、ダウ構成銘柄はまちまちの動きとなりました。
ただ、米投資信託商品にとって今年度の最終週取引が1日のみに限られたことで、持ち高調整の売りが重しとなり、株価の上値を押さえています。
ダウ平均株価は、前営業日比10.75ドル安の13,096.46ドル。
ナスダック総合指数は10.72ポイント安の2,977.23ポイントで取引を終えました。
為替相場では、前営業日同様に欧州時間帯でユーロ買いが見られたほか、米国時間帯からはドル買いが入り、想定的に円安で推移。
東京時間早朝では、1ドル79円台後半、1ユーロも103円台半ばの水準で取引されています。
東京株式市場では、注目された休場明けの米国市場がもみあいに終始したことで、買い手掛かりを欠く格好に。
日経平均株価は8931円の小幅続伸スタートに。
寄り付き後は、前営業日後場後半の売り圧力もあり、一旦下値を探るも中国指標確認からの円安推移とともに下げ渋る動き。
日経平均株価はプラス圏で取引を終えました。
さらに円安進展の見られた昼休みから、後場寄りでは買い優勢の立ち上がりに。
日経平均株価は直近高値レベルに迫ったものの、円安一服とともに伸び悩んでいます。
日経平均株価終値は、18.58円高の8,946.87円。
東証1部の売買代金は概算で1兆566億円。
東証1部の売買高は概算で18億5392万株。
値上がり銘柄は939(55%)に対し値下がりは573(34%)、変わらずは169(10%)となりました。
本日の注目相場
指数の水準探りとともに中核銘柄もトヨタ<7203>、日産自動車<7201>、ファナック<6954>らが買われた半面、ソニー<6758>、ホンダ<7267>、三菱UFJFG<8306>らが売られるなど、高安まちまちとなっています。
売買代金上位では、決算売りを浴びたパナソニック<6752>が最上位に。
2位には、決算評価の買いを集めたソフトバンク<9984>が進出するなど、内容によって明暗が分かれました。
ソフトバンク<9984>に連れ高したイー・アクセス<9427>を除くと、増額のアステラス製薬<4503>、アク抜けの村田製作所<6981>、日東電工<6988>が好調だった半面、減額のTDK<6762>、住友電工<5802>、富士フイルム<4901>らが売られるなど、決算銘柄の反応が目立っています。
セクターでは、前営業日に続いて日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>の海運が好調。
業種別株価指数騰落の値上がり最上位に入りました。
三井不動産<8801>、三菱地所<8802>の不動産、日本製紙<3893>、レンゴー<3941>の紙パルプ、アステラス製薬<4503>の決算評価買いで医薬品などが続いています。
一方、国際石油開発帝石<1605>、石油資源開発<1662>の鉱業、住友電工<5802>、東邦チタニウム<5727>の非鉄が値下がり上位に。
パナソニック<6752>の属する電気機器の値下がりも目立ちました。
個別では、増額のテレビ朝日<9409>、決算評価のコニカミノルタ<4902>、自社株買いの日本ハム<2282>、減額アク抜けのマツダ<7261>、ヒロセ電機<6806>らが物色を集めています。
新興市場では、東証1部決算銘柄に物色がシフトしており、前営業日に買われていたバイオ関連のタカラバイオ<4974>、カイオム・バイオサイエンス<4583>らが軟調。
物色はパピレス<3641>、インターライフ<1418>、ファステップス<2338>などに偏りました。
売買代金上位では、決算売りを浴びたパナソニック<6752>が最上位に。
2位には、決算評価の買いを集めたソフトバンク<9984>が進出するなど、内容によって明暗が分かれました。
ソフトバンク<9984>に連れ高したイー・アクセス<9427>を除くと、増額のアステラス製薬<4503>、アク抜けの村田製作所<6981>、日東電工<6988>が好調だった半面、減額のTDK<6762>、住友電工<5802>、富士フイルム<4901>らが売られるなど、決算銘柄の反応が目立っています。
セクターでは、前営業日に続いて日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>の海運が好調。
業種別株価指数騰落の値上がり最上位に入りました。
三井不動産<8801>、三菱地所<8802>の不動産、日本製紙<3893>、レンゴー<3941>の紙パルプ、アステラス製薬<4503>の決算評価買いで医薬品などが続いています。
一方、国際石油開発帝石<1605>、石油資源開発<1662>の鉱業、住友電工<5802>、東邦チタニウム<5727>の非鉄が値下がり上位に。
パナソニック<6752>の属する電気機器の値下がりも目立ちました。
個別では、増額のテレビ朝日<9409>、決算評価のコニカミノルタ<4902>、自社株買いの日本ハム<2282>、減額アク抜けのマツダ<7261>、ヒロセ電機<6806>らが物色を集めています。
新興市場では、東証1部決算銘柄に物色がシフトしており、前営業日に買われていたバイオ関連のタカラバイオ<4974>、カイオム・バイオサイエンス<4583>らが軟調。
物色はパピレス<3641>、インターライフ<1418>、ファステップス<2338>などに偏りました。
本日の注目銘柄シューティング!
<6752>パナソニック 414円 前日比−100円(−19.46%)
暴落。
ストップ安を付ける場面もあった。
前営業日引け後に発表した上期決算で赤字を計上、通期業績予想の大幅下方修正を発表したことがネガティブサプライズと受け止められたようだ。
悪い内容は予想されていたものの、大方の想定を上回る減額修正となったことで、寄り付きから投げ売りが殺到している。
<9984>ソフトバンク 2,618円 前日比+91円(+3.60%)
上伸。
前営業日引け後に発表した上期決算が7期連続の営業最高益となるなど、iPhone販売好調で決算評価の買いを集めたようだ。
また、決算発表説明会を受けて、経営統合を計画しているイー・アクセス<9427>との株式交換比率見直し報道が伝わるなど、期待感からイー・アクセス<9427>が人気化する場面もあった。
<6981>村田製作所 4,185円 前日比+305円(+7.86%)
急伸。
前営業日引け後に発表した上期決算が減益着地となり、通期計画の下方修正を発表したものの、事前に決算警戒売りが出ていたほか、生産能力増強の費用負担を織り込んだためで、受注好調から見直し買いを集めたようだ。
日東電工<6988>なども減益決算を明らかにしたが、決算確認後は上昇しており、スマートフォン関連として先行き期待の買いも入っているようだ。
暴落。
ストップ安を付ける場面もあった。
前営業日引け後に発表した上期決算で赤字を計上、通期業績予想の大幅下方修正を発表したことがネガティブサプライズと受け止められたようだ。
悪い内容は予想されていたものの、大方の想定を上回る減額修正となったことで、寄り付きから投げ売りが殺到している。
<9984>ソフトバンク 2,618円 前日比+91円(+3.60%)
上伸。
前営業日引け後に発表した上期決算が7期連続の営業最高益となるなど、iPhone販売好調で決算評価の買いを集めたようだ。
また、決算発表説明会を受けて、経営統合を計画しているイー・アクセス<9427>との株式交換比率見直し報道が伝わるなど、期待感からイー・アクセス<9427>が人気化する場面もあった。
<6981>村田製作所 4,185円 前日比+305円(+7.86%)
急伸。
前営業日引け後に発表した上期決算が減益着地となり、通期計画の下方修正を発表したものの、事前に決算警戒売りが出ていたほか、生産能力増強の費用負担を織り込んだためで、受注好調から見直し買いを集めたようだ。
日東電工<6988>なども減益決算を明らかにしたが、決算確認後は上昇しており、スマートフォン関連として先行き期待の買いも入っているようだ。