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2012年11月15日木曜日

日経ニュース・夕版(11/15)

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証券ディーラー「プロの視点」(11/15)

Index
明日の株新聞 「好業績株の打診買いが軸 ボラ上昇で短期売買も有効に」
今日の東京市場から 「日経平均は164円高 政治問題進展、金融緩和期待で活況高」
本日の注目相場 「中核銘柄が買われる 外需関連、金融関連が強い」
本日の注目銘柄シューティング! <7203>トヨタ、<6758>ソニー、<8316>三井住友FG
明日の株新聞
前営業日引け後の国内政治問題進展を受けて為替相場は円安が加速。
一方で政治問題の進展が見られなかった昨晩の米国市場大幅続落もこなすなど、政治問題進展、金融緩和期待で買い進まれた本日の株式相場ですが、目先のイベント通過後を先回りする意味合いもあり、このまま買い気が続くかどうかは決めつけられないのではないでしょうか。

日経平均株価は急騰。
節目8700円から先週算出のSQ値8745.24円、節目8800円まで奪回しての高値引けとなりました。
チャート上でも5日移動平均線(8717..90円)に乗り直し、25日移動平均線(8866.11円)に迫っています。

前営業日配信版でも「引け後には党首討論で野田首相が16日の解散可能性を示唆。
為替相場で円安方向に振れており、このままの状況が続けば外需関連の見直しにつながりますが、ひとまずは米国市場と同じく欧米時間帯での推移を見極めたいところ」と記していましたが、米国市場は大幅下落となったものの、為替相場では一方的な円安推移が見られており、本日の上昇スタートにつながりました。

また、場中には安倍自民党総裁の金融政策に対する積極発言も聞かれるなど、円安推移を支援。
1ドル80円台半ばを回復し、日経平均株価も後場からの上げ幅を拡大させています。

さて、政治問題進展に関しては野田首相の解散決断に起因するもの。
明日16日の早期解散が見込まれるなか、イベント進展を先取りしている面もあるのではないでしょうか。
後場で反応の見られた安倍自民党総裁の発言も現段階で未だ野党第一党の党首発言ですし、政治問題に反応しやすくなっているのは確か。
まだまだ今晩からの欧米時間帯の為替相場、株式市場の反応を見極める段階でしょう。

そこで前営業日配信版では「今は買い急がずに外部要因の見極めを!」と題していました。

「相場はひとまず下げ止まってきており、このまま好業績株を中心に打診買いを入れながら、戻り売り圧力を見ていく流れでしょうか」とも記していましたが、相場の落ち着きとともに中核銘柄の活躍が目立つなか、好業績株にも打診買いのタイミングが到来しています。

ただ、後場の上伸に関しては「過剰反応」ともいえ、前場で攻防の見られた日経平均株価におけるSQ値8745.24円近辺が「収まりの良い」水準か。
指数押し目での好業績株を中心とした打診買い戦略が有効でしょう。

また、前営業日の膠着相場から、本日の上伸で日中のボラティリティも急上昇。
日中で売買を手掛けるデイトレードを手掛けるチャンスともいえ、政治問題に絡んだ材料や明日に衆院解散を控えるなかでは、日中で振れやすい状況も続くのではないでしょうか。
今日の東京市場から
昨晩の米国市場は大幅続落。
前営業日下落からの見直し買いが先行したものの、米国財政問題の先行き不透明感は強く、見切り売り圧力が強まっています。

東京時間帯後半に野田首相が解散可能性を示唆するなど、政治問題進展による金融緩和期待が高まったこともあり、前営業日に下落していた米国市場には見直し買いが先行したものの、欧州で経済指標軟化や米国で財政問題進展もなく、次第に戻り売りに押されました。

ダウ構成銘柄では、上昇がシスコシステムズの1銘柄のみ。
下落率上位にはバンカメ、GE、ホームデポ、ボーイング、キャタピラーなどが並んでいます。

ダウ平均株価は、前営業日比185.23ドル安の12,570.95ドル。
ナスダック総合指数は37.08ポイント安の2,846.81ポイントで取引を終えました。

為替相場では、東京時間帯後半に伝わった現政権の解散進展で金融緩和期待が強まり、欧米時間帯でも円安圧力を強める展開。
東京時間早朝では、1ドル80円台半ば、1ユーロも102円台前半の水準で取引されています。

東京株式市場では、昨晩の米国市場が大幅安となるも為替相場で円安が加速。
買い先行の展開となり、日経平均株価は8703円の続伸スタートに。

寄り付き後は、日経平均株価の節目8700円奪回から、先週算出のSQ値8745.24円付近まで水準訂正を見せ、買い一巡後は利益確定、戻り売りを集めたものの、底堅い動きとなりました。

昼休みからは再び円安方向で推移しており、後場も押し目買いを集め、日経平均株価は前場高値を奪回。
安倍自民党総裁の金融政策に対する積極発言も聞かれるなか、買い気を強め、上値を目指しています。

日経平均株価終値は、164.99円高の8,829.72円。
東証1部の売買代金は概算で1兆2484億円。
東証1部の売買高は概算で22億2403万株。
値上がり銘柄は1350(80%)に対し値下がりは250(14%)、変わらずは83(4%)となりました。
本日の注目相場
円安加速による株価指数の急伸を受けて、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>、パナソニック<6752>、キヤノン<7751>ら国際優良株が好調。
また、金融緩和期待で三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>のメガバンク、三菱商事<8058>、コマツ<6301>の市況関連も強含んでいます。

金融関連業種では証券の野村ホールディングス<8604>、その他金融のオリックス<8591>、アイフル<8515>が強く、三菱地所<8802>、三井不動産<8801>の不動産も好調に推移しました。

売買代金上位では、転換社債型新株予約権付社債発行が嫌気されたソニー<6758>が投げ売りで最上位に進出。
概ね中核銘柄の上昇が目立ったものの、決算売りに押されたグリー<3632>、直近の難地合いで資金シフトを集めていたソフトバンク<9984>、NTTドコモ<9437>、NTT<9432>の通信株が下落しています。

セクターでは、新日鐵住金<5401>、JFEホールディングス<5411>の鉄鋼が業種別株価指数騰落の値上がり最上位に進出。
野村ホールディングス<8604>の証券、デンソー<6902>、日産自動車<7201>の輸送用機器が続き、所属全銘柄が上昇した保険業なども上位に入りました。

中部電力<9502>、関西電力<9503>の電気ガス、コマツ<6301>、日立建機<6305>の機械、三菱地所<8802>、三井不動産<8801>の不動産が続いています。

一方、値下がり最上位はJT<2914>の食料品、ソフトバンク<9984>、グリー<3632>、NTTドコモ<9437>、NTT<9432>の情報通信、ヤマダ電機<9831>、ニトリホールディングス<9843>の小売業などが並びました。

個別では、格上げの東邦亜鉛<5707>、減額アク抜けのユニプレス<5949>、工場使用停止命令の解除が伝わった日本触媒<4114>などが材料物色を集めたものの、全体相場浮上で目立っていません。

新興市場では、東証1部のソーシャルゲーム関連のグリー<3632>の苦戦でサイバーエージェント<4751>、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>らが苦戦。
短期資金はナノキャリア<4571>、メディネット<2370>、テラ<2191>のバイオ関連、エムアップ<3661>、パイプドビッツ<3831>、倉元製作所<5216>など軽量級が賑わっています。
本日の注目銘柄シューティング!
<7203>トヨタ 3,215円 前日比+155円(+5.07%)
大幅高。
前営業日引け後の党首討論で野田首相が16日の解散可能性を示唆。
為替相場が円安方向に大きく振れており、買いが先行したほか、後場でも安倍自民党総裁から金融政策に対する積極発言も聞かれており、円安加速とともに上げ幅を拡大させている。
国際優良株としてホンダ<7267>、キヤノン<7751>らとともに物色を集めている。


<6758>ソニー 793円 前日比−77円(−8.85%)
大幅安。
前営業日引け後に米国を除く海外市場でユーロ円建ての転換社債型新株予約権付社債(CB)1500億円を発行すると発表しており、957円の転換価格設定から株式転換後の希薄化懸念の売りに押されている。
外部要因は進展したものの、投げ売りに押されて全市場の売買代金最上位に進出している。


<8316>三井住友FG 2,448円 前日比+79円(+3.33%)
急伸。
政治問題進展期待による金融緩和期待が追い風となるほか、前営業日引け後に業績予想の増額修正を発表しており、実態評価の買いも加わっている。
金融業種では三菱UFJFG<8306>のメガバンク、証券の野村ホールディングス<8604>も買われたほか、インフレ期待で三菱地所<8802>の不動産、三菱商事<8058>の総合商社も物色された。

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「ついに我々も日本病に罹った」――韓国のメディアが書く。
不動産価格の下落に続き、株安、成長率の急減、企業のリストラなど、20年前の日本を思わせる深刻な症状が相次ぐからだ。
今年7月1日の再生可能エネルギー買い取り制度(FIT)導入以来、予想通り太陽光発電が大ブームとなっている。
太陽光が再エネ全体の約80%を占め、他を圧倒している。
滋賀県大津市で中学2年の男子生徒が自殺した事件以来、「いじめ」がクローズアップされている。
だが、陰湿ないじめは決して子供の世界だけではない。
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みんなの外為 !今日の重要経済指標(11/15)

予想(コンセンサス) :
ユーザー予想 :
上昇 72% 下落 28%
関連指標の動向 :
上昇33% 下落42%
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:14.0pips
上昇時平均幅:11.0pips
下落時平均幅:-7.0pips
下落時安値幅:-12.0pips
予想(コンセンサス) :+0.1%/+0.8%
ユーザー予想 :
上昇 59% 下落 41%
関連指標の動向 :
上昇35% 下落47%
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:4.0pips
上昇時平均幅:2.0pips
下落時平均幅:-5.0pips
下落時安値幅:-7.0pips
予想(コンセンサス) :-0.1%/+1.6%
ユーザー予想 :
上昇 73% 下落 27%
関連指標の動向 :
上昇34% 下落28%
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:3.0pips
上昇時平均幅:2.0pips
下落時平均幅:-1.0pips
下落時安値幅:-3.0pips
予想(コンセンサス) :+0.2%/+2.5%
ユーザー予想 :
上昇 43% 下落 57%
関連指標の動向 :
上昇41% 下落26%
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:2.0pips
上昇時平均幅:2.0pips
下落時平均幅:-3.0pips
下落時安値幅:-6.0pips
予想(コンセンサス) :+1.5%
ユーザー予想 :
上昇 43% 下落 57%
関連指標の動向 :
上昇41% 下落26%
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:2.0pips
上昇時平均幅:2.0pips
下落時平均幅:-3.0pips
下落時安値幅:-6.0pips
予想(コンセンサス) :-8.00
ユーザー予想 :
上昇 82% 下落 18%
関連指標の動向 :
上昇37% 下落46%
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:8.0pips
上昇時平均幅:4.0pips
下落時平均幅:-9.0pips
下落時安値幅:-13.0pips
予想(コンセンサス) :+0.1%/+2.1%
ユーザー予想 :
上昇 57% 下落 43%
関連指標の動向 :
上昇47% 下落42%
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:11.0pips
上昇時平均幅:6.0pips
下落時平均幅:-9.0pips
下落時安値幅:-12.0pips
予想(コンセンサス) :+0.1%/+2.0%
ユーザー予想 :
上昇 60% 下落 40%
関連指標の動向 :
上昇47% 下落42%
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:11.0pips
上昇時平均幅:6.0pips
下落時平均幅:-9.0pips
下落時安値幅:-12.0pips
予想(コンセンサス) :37.5万件
ユーザー予想 :
上昇 75% 下落 25%
関連指標の動向 :
上昇50% 下落33%
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:12.0pips
上昇時平均幅:5.0pips
下落時平均幅:-7.0pips
下落時安値幅:-9.0pips

2012年11月14日水曜日

日経ニュース・夕版(11/14)

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証券ディーラー「プロの視点」(11/14)

Index
明日の株新聞 「今は買い急がずに外部要因の見極めを!」
今日の東京市場から 「日経平均は3円高 日中値幅は26円と膠着続く」
本日の注目相場 「中核銘柄は高安まちまち 内需、材料株に短期売買」
本日の注目銘柄シューティング! <8515>アイフル、<5486>日立金属、<6753>シャープ
明日の株新聞
昨晩の米国市場下落も前営業日に織り込み済み。
為替相場での円ジリ安や今晩の米国市場反発期待とともに下げ止まった本日の株式相場ですが、全体観の先行きが見極めにくいなか、物色は内需系銘柄や値動きの良い材料株、新興株などに向かっています。

日経平均株価は小動きに終始。
前営業日終値を挟んでもみあい、日中値幅は26円に限られました。
連日で切り下げていた下値水準を切り上げたことで、ひとまずは下げ止まった格好でしょうか。

前営業日には「取引時間帯では、時間外取引の米指数先物でダウ平均が60ドル前後の下落を確認済み。
すでに今晩の米国市場下落を先取りしているともいえ、下落観測のある米国市場の着地を見極めたいところ」としましたが、米国市場の着地はほぼ東京時間帯の時間外先物推移と同水準となり、日経平均株価は前日比ほぼ変わらずの立ち上がりとなりました。

場中は為替相場で円がジリ安となり、戻り売りをこなしながら前営業日終値を挟んで水準を探る動きに。
ただ、前営業日に米国市場下落を先取りしていたのと同じく、本日も時間外取引の米指数先物は40ドル前後の上昇を確認済み。
買い気には今晩の米国市場反発を先取りしている面もあるでしょう。

また、引け後には党首討論で野田首相が16日の解散可能性を示唆。
為替相場で円安方向に振れており、このままの状況が続けば外需関連の見直しにつながりますが、ひとまずは米国市場と同じく欧米時間帯での推移を見極めたいところ。

さて、前営業日配信版では「狙いは好業績株 買い急がずに買い場を探れ!」と題していました。

「今は相場の落ち着きを待ちつつ、企業業績の分析を進めながら、資金シフトの受け皿となる好業績のエントリータイミングを探っていく状況」とも記していましたが、相場はひとまず下げ止まってきており、このまま好業績株を中心に打診買いを入れながら、戻り売り圧力を見ていく流れでしょうか。
今は買い急がずにじっくり取り組んでいきたいところです。
今日の東京市場から
昨晩の米国市場は軟調。
欧州問題の進展期待で買い優勢となる場面があったものの、米国財政問題の先行き不透明感から見切り売りに押されています。

欧州では、20日の財務相会合でギリシャへの支援提供が決定されるとの観測が強まったほか、スペインも救済要請を行うとの見方も強まり、信用不安問題の進展期待の高まりとともに欧州市場は上昇。
米国市場も買い優勢の展開となりました。

ただ、買い一巡後には米国財政問題の先行き不透明感が再度懸念され、取引終盤にかけて売り直される格好に。
ダウ構成銘柄の上昇はホームデポ、ウォルト・ディズニー、デュポンら6銘柄に限られています。

ダウ平均株価は、前営業日比58.90ドル安の12,756.18ドル。
ナスダック総合指数は20.37ポイント安の2,883.89ポイントで取引を終えました。

為替相場では、欧州時間帯でユーロが上昇。
ドル円も米国市場上昇局面でドルが買い進まれ、東京時間早朝では、1ドル79円台半ば、1ユーロも100円台後半の水準で取引されています。

東京株式市場では、前営業日に時間外取引の米指数先物下落を確認していたこともあり、売り買いが交錯。
日経平均株価は前営業日終値とほぼ同水準となる8660円の立ち上がりに。

寄り付き後は、為替相場の円安推移を好感した見直し買いが入るも連日の調整からの戻り売りが上値を抑える格好。
日経平均株価の日中値幅は26円に限られました。

昼休みを挟んで円が若干買い直されており、後場寄りではやや売りが先行。
日経平均株価は上げ幅を縮めるも下値を売り込む向きは限られており、前営業日終値を挟んで膠着状況が続いています。

日経平均株価終値は、3.68円高の8,664.73円。
東証1部の売買代金は概算で7693億円。
東証1部の売買高は概算で13億8815万株。
値上がり銘柄は759(45%)に対し値下がりは740(43%)、変わらずは186(11%)となりました。
本日の注目相場
株価指数が膠着感を強めたこともあり、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>、ソニー<6758>、キヤノン<7751>ら国際優良株、三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>のメガバンクら中核銘柄が高安まちまちとなっています。

売買代金上位では、決算評価でアイフル<8515>が人気化。
短期資金を集め、値上がり率上位にも進出しました。
材料性でシャープ<6753>が買い進まれた半面、日立金属<5486>が見切り売りに押されるなど、明暗が分かれています。

全体観を傾け難いなか、ソフトバンク<9984>、NTT<9432>、KDDI<9433>の通信株、内需系の三菱地所<8802>、JT<2914>なども底堅く、外部要因に左右されにくい銘柄が選好される格好に。
値動きの軽いガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>など新興株も全市場の売買代金上位に進出しました。

セクターでは、アイフル<8515>の人気化で消費者金融物色を誘い、その他金融が業種別株価指数騰落の値上がり最上位に入っています。

三菱地所<8802>、三井不動産<8801>の不動産、LIXIL<5938>、リンナイ<5947>の金属製品、野村ホールディングス<8604>、大和証券<8601>の証券業、任天堂<7974>のその他製品なども続きました。

一方、日立電線<5812>、住友鉱山<5713>の非鉄、ブリヂストン<5108>、住友ゴム<5110>のゴム製品、帝人<3401>、東レ<3402>の繊維製品、JXホールディングス<5020>、出光興産<5019>の石油製品、JFEホールディングス<5411>の鉄鋼など、素材系業種が値下がり上位に並んでいます。

個別では、増額の日本信号<6741>、アイダエンジニアリング<6118>、太平洋セメント<5233>、東映<9605>らが個別物色を集めました。

新興市場では、全市場の売買代金上位にも進出したガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>が活況高。
東証1部と同じく、楽天<4755>、ジェイアイエヌ<3046>、スカイマーク<9204>、USEN<4842>、ミクシィ<2121>ら非製造業が物色されています。
本日の注目銘柄シューティング!
<8515>アイフル 312円 前日比+72円(+30.00%)
急反発。
前営業日引け後に発表した中間決算が大幅増益となり、決算評価の買いを集めている。
前営業日に決算警戒売りで崩れていたこともあり、決算内容がポジティブサプライズとなったようだ。
前営業日日中高値を上回ると、7日に付けた年初来高値をも上回り、短期資金を集めて人気化。
売買代金上位、値上がり率上位に入っている。


<5486>日立金属 561円 前日比−63円(−10.10%)
大幅続落。
一時ストップ安を付け、年初来安値を更新してきた。
前営業日に発表した日立電線<5812>との経営統合もシナジー効果に乏しいとの見方や今後発表される合併比率も見極めにくく、見切り売りが出ているようだ。
前営業日に買い進まれた日立電線<5812>は売り直されたほか、親会社の日立<6501>も軟調に推移している。


<6753>シャープ 163円 前日比+11円(+7.24%)
急騰。
米半導体大手インテルから300億−400億円程度の出資観測報道が伝わり、先行き期待感が高まったほか、米クアルコムからも出資を受ける可能性も報じられており、材料性に着目した買いを集めている。
売り残超過の信用需給から、売り方の買い戻しも誘っているようだ。

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日経電子版 マーケット(11/14)

【編集部から】
4〜9月期決算、米大統領選、日銀の追加金融緩和など大きなイベントが一巡し、日本株相場は膠着感が強まっています。

イベントが終わり、ファンダメンタルズ(基礎的条件)そのものに改めて目を向けると、しぶとい円高、悪化する企業業績、米中の景気への懸念、ずるずる続く欧州危機など、上がる要因は見あたりません。

唯一、カンフル剤となりそうなのが政治で、解散総選挙を経て誕生する新政権への期待感が外国人投資家の間で高まれば、流れが変わる可能性もあるでしょう。

当面はじっと我慢の展開が続きそうですが、変化の兆しを見落とさないように、日経電子版マーケットセクションの「株式FOCUS」「スクランブル」などにご注目ください。

(マーケット編集長 鈴木亮)
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みんなの外為 !今日の重要経済指標(11/14)

予想(コンセンサス) :+0.4%
ユーザー予想 :
上昇 53% 下落 47%
関連指標の動向 :
上昇60% 下落10%
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:4.0pips
上昇時平均幅:3.0pips
下落時平均幅:-1.0pips
下落時安値幅:-3.0pips
予想(コンセンサス) :4.8%
ユーザー予想 :
上昇 67% 下落 33%
関連指標の動向 :
上昇50% 下落40%
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:5.0pips
上昇時平均幅:3.0pips
下落時平均幅:-3.0pips
下落時安値幅:-4.0pips
予想(コンセンサス) :-2.0%/-2.2%
ユーザー予想 :
上昇 54% 下落 46%
関連指標の動向 :
上昇44% 下落41%
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:5.0pips
上昇時平均幅:4.0pips
下落時平均幅:-3.0pips
下落時安値幅:-4.0pips
予想(コンセンサス) :
ユーザー予想 :
上昇 40% 下落 60%
関連指標の動向 :
上昇33% 下落33%
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:8.0pips
上昇時平均幅:6.0pips
下落時平均幅:-5.0pips
下落時安値幅:-9.0pips
予想(コンセンサス) :+0.2%/+2.6%
ユーザー予想 :
上昇 67% 下落 33%
関連指標の動向 :
上昇48% 下落28%
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:9.0pips
上昇時平均幅:6.0pips
下落時平均幅:-7.0pips
下落時安値幅:-10.0pips
予想(コンセンサス) :+0.1%/+2.4%
ユーザー予想 :
上昇 60% 下落 40%
関連指標の動向 :
上昇48% 下落28%
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:9.0pips
上昇時平均幅:6.0pips
下落時平均幅:-7.0pips
下落時安値幅:-10.0pips
予想(コンセンサス) :-0.2%
ユーザー予想 :
上昇 67% 下落 33%
関連指標の動向 :
上昇50% 下落30%
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:11.0pips
上昇時平均幅:7.0pips
下落時平均幅:-6.0pips
下落時安値幅:-11.0pips

2012年11月13日火曜日

『みんなの株式』(11/13)

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◎ 「財政の崖」問題と欧州債務問題を受け、下値模索の展開へ
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「財政の崖」問題と欧州債務問題を受け、下値模索の展開へ
・・・リバウンド狙いの買いの準備をするところへ・・・

先週の予測では、6日(火)の大統領選挙の結果次第であり、ロムニー氏が
勝てば景気への配慮を鮮明にしているためドル高・株高、オバマ大統領が
再選すれば「財政の崖」へのリスクが高まり上値の重い展開となる見方があ
るが、ハリケーンへの対応の評価もあり、現職のオバマ大統領が有利としま
した。
→→→http://money.minkabu.jp/36324

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◎ ETF − エコな投資のファンクラブ 第20回
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ETF − エコな投資のファンクラブ 第20回
不動産セクターETF、年初から40%を超える上昇
(A fan club for economical investment)
ETFについて旬の話題をお届けするウィークリー・レポートです

先週は、日本株ETF*にもいろいろあって、日経平均株価やTOPIX
(東証株価指数)のように日本株全般に投資するものばかりではないという
お話をしました。国内に上場する日本株連動型ETF72銘柄について年初来の
騰落率をみると、不動産セクターのETFが最も上昇しています。
そこで今回は、日本株の不動産セクターETFについてお話します。
→→→http://money.minkabu.jp/36312

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◎ 秋はおうちでのんびり!おうち時間を心ゆくまで楽しむ株主優待
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すっかり樹々も色づき、秋も深まってきましたね。外に出かけるのも楽しい
シーズンだけれど、秋の夜長、おうち時間を充実させて年末のパーティシー
ズンに向け美に知に磨きをかけたり、ゆっくり手をかけて用意した食事など
でおうちライフをまったり楽しんでみてはいかが?
→→→http://money.minkabu.jp/36291

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◎ 「ゴールド川柳 〜あなたと金の2012年〜」
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2012年は、金価格が大きく動きましたね。将来不安からか、若年層のゴール
ドへの関心も高まっているとか。そこで、今年で金市場の上場30周年を迎え
た東京工業品取引所では、ゴールドに特化した川柳を募集することとしまし
た。多くの皆様からのご応募をお待ちしています。
→→→http://money.minkabu.jp/35822

───11月13日の相場概況&市況ニュース
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◇◇◇相場概況◇◇◇

・日経平均株価
8,661.04 (15:00) 前日比-15.39 (-0.17%)
http://minkabu.jp/stock/100000018?_mail121113

・TOPIX東証株価指数
722.56 (15:00) 前日比---(0.00%)
http://minkabu.jp/stock/KSISU1000?_mail121113

・ダウ工業株30種平均
12,815.08 (11/12) 前日比---(0.00%)
http://minkabu.jp/stock/.DJI?_mail121113

・ナスダック指数
2,904.26 (11/12) 前日比-0.61 (-0.02%)
http://minkabu.jp/stock/.IXIC?_mail121113

◆◆◆市況ニュース◆◆◆

【マーケット最前線:13日の大引け概況】

13日の東京株式市場は日経平均株価が小幅に7日続落し、8661円05銭
(前日比15円39銭安)と10月15日(8577円93銭)以来、約1カ
月ぶりの安値水準で引けた。7日続落は4月3〜11日以来、約7カ月ぶり。
朝方は、ギリシャ議会で13年度予算を可決したことに伴うEUからの支援期
待に加えて、為替市場で円がドルに対してやや売られたことや前日までの続落
の反動もあって輸出関連を中心に買いが先行して始まり、日経平均株価も7日
ぶりに反発して始まった。

全文はこちらからご覧いただけます。
http://minkabu.jp/news/view/437797?_mail121113

今日のマーケットニュースはここに。一日の相場状況を再確認。
→→→http://minkabu.jp/news?_mail121113

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○ 鮮度抜群! 最新48時間の予想数上昇【注目銘柄】
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4位 MDNT(2370)
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3位 スタートトゥ(3092)
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5位 ネクソン(3659)

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4位 ソフトバンク
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5位 テラ
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6位 ナノキャリア
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7位 パナソニック
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8位 ネクソン
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9位 日本橋梁
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10位 エヌ・ティ・ティ・ドコモ
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○ 個人投資家予想の集大成!会員の注目を集める銘柄とは?
・8029 ルック
・3773 AMI
・3104 富士紡HD
・2191 テラ
・2124 JACR
・8515 アイフル
・4571 ナノキャリア
・8113 ユニチャーム
・2158 UBIC
・3826 SI

この他の騰がると予想されている銘柄、逆に下がると予想されている銘柄、
最新の買い上位100銘柄&売り上位100銘柄は以下からチェックできます!

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○ 直近の経済指標発表スケジュール
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直近1週間の主要経済指標発表スケジュールです。
※重要度が高いものに"★"を付けています。

11月14日
06:45 NZL NZ・四半期小売売上高(前期比)
★18:30 GBR 英・失業率/英・失業保険申請件数
19:00 EUR ユーロ圏・鉱工業生産(前月比/前年比)
19:30 GBR 英中銀四半期インフレ報告
22:30 USA 米・生産者物価指数(前月比/前年比)
22:30 USA 米・生産者物価指数(コア)(前月比/前年比)
★22:30 USA 米・小売売上高(前月比)/米・小売売上高(除自動車)(前月比)

11月15日
★04:00 USA 米FOMC議事録公表
16:00 GER 独・四半期GDP(季調済)(速報値)(前期比/前年比)
18:30 GBR 英・小売売上高指数(前月比/前年比)
19:00 EUR ユーロ圏・四半期GDP(季調済)(速報値)(前期比/前年比)
19:00 EUR ユーロ圏・消費者物価指数(前月比/前年比)
19:00 EUR ユーロ圏・消費者物価指数(コア)(前年比)
22:30 USA 米・NY連銀製造業景気指数
★22:30 USA 米・消費者物価指数(前月比/前年比)
★22:30 USA 米・消費者物価指数(コア)(前月比/前年比)
★22:30 USA 米・新規失業保険申請件数(前週分)

11月16日
★00:00 USA 米・フィラデルフィア連銀景況指数
18:00 EUR ユーロ圏・貿易収支
18:00 EUR ユーロ圏・経常収支(季調前)
23:00 USA 米・対米証券投資収支
★23:15 USA 米・鉱工業生産(前月比)
★23:15 USA 米・設備稼働率

11月17日
06:45 NZL NZ・四半期生産者物価指数(前期比)

11月19日
09:01 GBR 英・ライトムーブ住宅価格(前月比/前年比)

直近の経済指標発表はここ。
→→→http://fx.minkabu.jp/indicators/calendar?_mail121113

日経ニュース・夕版(11/13)

主要ニュース
ジャンル別速報ニュース
【経済】
【企業】
【国際】
【政治】
【マーケット】
【社会】
【スポーツ】
【ピックアップ情報】

証券ディーラー「プロの視点」(11/13)

Index
明日の株新聞 「狙いは好業績株 買い急がずに買い場を探れ!」
今日の東京市場から 「日経平均は15円安 円高推移で下値模索」
本日の注目相場 「中核銘柄が指数押し下げ 内需、材料株に資金シフト」
本日の注目銘柄シューティング! <6501>日立、<7733>オリンパス、<4571>ナノキャリア
明日の株新聞
ベテランズ・デーの振替休日となった米国市場は薄商いで小動き。
東京時間帯からの円高推移や連日の調整からの戻り売りに押された本日の株式相場ですが、今晩以降の外部要因軟化を先取りした売り圧力もあり、株価指数の下値模索が続いています。

日経平均株価は続落。
立ち上がりでは前営業日に攻防の見られた節目8700円に乗り直したものの、売り圧力の高まりとともにマイナス圏に転じました。
円高一服の見られた取引後半からは下げ渋りましたが、連日で水準を切り下げています。

前営業日にも「株価指数は連日で上値、下値を切り下げてきており、このまま下値確認、相場の落ち着き待ちの状況。
短期反発局面が訪れたとしても連日の調整からの戻り売りも控えるだけに、慌てずじっくりと取り組みたいところです」と記していましたが、本日では短期反発局面の立ち上がりとなりましたが、結局は想定通り戻り売りに押される格好に。
このまま下値水準を探りつつ、相場の落ち着きを待つ局面でしょうか。

ただ、取引時間帯では、時間外取引の米指数先物でダウ平均が60ドル前後の下落を確認済み。
すでに今晩の米国市場下落を先取りしているともいえ、下落観測のある米国市場の着地を見極めたいところ。

さて、前営業日配信版では「難地合いも資金シフトの対象となる『超好業績株』を探せ!」と題していました。

「業績開示の出揃った今週半ばからは、業績の悪いものを売って、業績の良いものに乗り換える『選別物色』の様相を強めていくと見ています」とも記していましたが、今は相場の落ち着きを待ちつつ、企業業績の分析を進めながら、資金シフトの受け皿となる好業績のエントリータイミングを探っていく状況でしょう。

銘柄選別のポイントは、本日販売を締め切った「厳選5銘柄付き市況分析レポート」にまとめていますが、決算シーズン後の2月、5月、8月などの相場環境を振り返りながら、買い急がずにじっくり取り組んで行きましょう。
今日の東京市場から
昨晩の米国市場は小動き。
ベテランズ・デーの祝日のなか取引が行われたものの、参加者不足の薄商いで小動きに終始しています。

ベテランズ・デーの振替休日となり、債券市場は休場。
株式市場の取引は行われたものの、参加者不足の薄商いで方向感の乏しい動きとなりました。

ダウ構成銘柄では、ユナイテッド・テクノロジーズ、AT&T、ウォルト・ディズニー、ボーイングらが買われた半面、マイクロソフト、HP、トラベラーズ、ユナイテッド・テクノロジーズらが売られるなど、まちまちの反応となっています。

ダウ平均株価は、前営業日比0.31ドル安の12,815.08ドル。
ナスダック総合指数は0.62ポイント安の2,904.26ポイントで取引を終えました。

為替相場では、欧米市場に動きがなかったことから、前営業日とほぼ同水準での推移に。
東京時間帯に向けて円がジリ安となり、東京時間早朝では、1ドル79円台半ば、1ユーロも101円台前半の水準で取引されています。

東京株式市場では、米国市場が小動きに終始し、為替相場で円がジリ安推移が見られたことから、見直し買いが先行。
日経平均株価は8710円の反発スタートに。

寄り付き後は、日経平均株価が節目8700円に乗り直したものの、連日の調整からの戻り売りで節目を割り込むと円高推移とともにマイナス圏に転じました。

後場も前場の難地合いを引き継ぎ、日経平均株価は下値模索の動きに。
円高一服で下値を確認すると、終盤にかけて下げ渋っています。

日経平均株価終値は、15.39円安の8,661.05円。
東証1部の売買代金は概算で8486億円。
東証1部の売買高は概算で14億9556万株。
値上がり銘柄は630(37%)に対し値下がりは893(53%)、変わらずは160(9%)となりました。
本日の注目相場
円高推移による指数続落でトヨタ<7203>、ホンダ<7267>、東芝<6502>、キヤノン<7751>ら国際優良株がさえない動きに。
指数構成比率上位のソフトバンク<9984>、ファーストリテイリング<9983>ら内需系も振るわず、指数を押し下げています。

一方、三菱UFJFG<8306>、みずほFG<8411>のメガバンクは底堅く、米フェイスブック上昇でグリー<3632>、ディー・エヌ・エー<2432>らソーシャルゲーム関連も堅調に推移しました。

売買代金上位では、高値推移の続いていたアイフル<8515>が格下げで売り直される動きに。
子会社再編の日立<6501>、予想修正発表のオリンパス<7733>らが材料物色を集めています。

セクターでは、JXホールディングス<5020>、出光興産<5019>の石油製品、関西電力<9503>、中部電力<9502>の電気ガス、大王製紙<3880>、日本製紙<3893>の紙パルプらが業種別株価指数騰落の値上がり上位に並びました。

国際石油開発帝石<1605>、石油資源開発<1662>の鉱業、任天堂<7974>のその他製品、横浜ゴム<5101>、住友ゴム<5110>のゴム製品なども続いています。

一方、値下がり率上位では、オリックス<8591>、アコム<8572>のその他金融、日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>の海運、武田薬品<4502>、アステラス製薬<4503>の医薬品らが並びました。

個別では、決算銘柄のアルバック<6728>、TOWA<6315>、ニッパツ<5991>らが再評価の買いを集めています。

新興市場では、全市場の売買代金上位にも進出したナノキャリア<4571>が大商い。
バイオ関連ではメディネット<2370>が物色されたものの、テラ<2191>、スリー・ディー・マトリックス<7777>、タカラバイオ<4974>らが売られるなど、利益確定売りが目立つ格好。
東証1部ソーシャルゲーム関連人気でサイバーエージェント<4751>が健闘しました。
本日の注目銘柄シューティング!
<6501>日立 409円 前日比+2円(+0.49%)
しっかり。
グループの日立金属<5486>と日立電線<5812>が来年4月にも合併する方針を固めた、との一部報道が伝わり、再編効果を見込んだ買いが入っている。
合併対象となる日立金属<5486>が費用負担を嫌気した売りを集めた半面、日立電線<5812>には買いが優勢に。
14時半に経営統合合意を発表すると、一時売買停止となった。


<7733>オリンパス 1,317円 前日比+73円(+5.87%)
急反発。
前営業日引け後に業績予想の修正を発表し、通期業績予想では経常利益段階まで減額したものの、最終利益は増額しており、事業再編や業績不透明感の後退を好感した買いを集めたようだ。
直前まで株価水準を切り下げていたこともあり、見直し買いも入っている。


<4571>ナノキャリア 128,000円 前日比−12,000円(−8.57%)
乱高下。
マザーズ市場所属ながら、前営業日に続いて全市場の売買代金上位に入った。
先月末に信越化学工業<4063>との資本業務提携を発表しており、バイオ関連のテーマ性に事業面の先行き期待感も高まったため、上場来高値更新後も人気化が続いている。
ただ、値動きの大きさに着目した短期資金が中心となっており、日中の動きは神経質になっている。

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