前号までで合計978件のQ&Aをご紹介しましたので、
今回はQuestion No.979 からです。
Question No.979:CFDで海外株投資
Question No.980:含み損を抱えて、これからどうすれば?
<<<Question No.979>>>
いつもありがとうございます。
久しぶりに質問お願い致します。
為替王様が何時も言っておられますように、
負け組みの日本にこだわらず今後
海外の株価指数等に目を向けてみようと思っています。
そこで今回はCFD初心者の私が
小額で海外の株価指数等を取引するとしたら 、
手始めに何から始めるのがベストか
為替王様のアドバイスを頂けたらと思いメール致しました。
一応、30万円以下位の投資額でトラリピ形式が良いかなあと考えております。
勿論、為替王様が選択されるとしたらで結構です。
ご多忙と思いますがよろしくお願い致します。
haruna
<<<Answer No.979>>>
Harunaさん、こんにちは。
私はとりあえず日米欧の3つ、
「日本の日経平均株価」、
「アメリカのNYダウ株価指数」、
「ドイツのDAX株価指数」を軸にするのがよいと思っています。
実際に今年は、NYダウとDAXのトラップ戦略が驚異的な利益を
積み上げています。日経平均はご承知のとおり、株価は下落していますが、
それでも途中の上下変動により相当利益を積み上げています。
ただし問題は資金力。
インヴァスト証券CFDを利用するにしても、
世界最大級CMC社のCFD取引を利用するにしても、
海外株価指数の場合、少額資金だと仕掛け本数があまり増やせません。
資金30万円以下ですと、ほんの数本程度しか仕掛けられないので、
200ポイントとかそれ以上の余裕をもった仕掛け幅が望ましいと思います。
一方、日経平均CFDなら極端に少額資金で大量に仕掛けることができます。
日本が不況で株価が低迷しても、上下動さえすれば利益が増えるので、
とりあえず、練習台としても日経225CFDでのトラップ戦略はとてもよいと
私は思います。
いずれにしましても、株価指数CFD戦略については、
『2011年版投資マニュアル』の第6章で公開しておりますので、
楽しみにしていてください(今月中に完成、お届予定です!)。
(↓)2011年版為替王の勝ち組投資マニュアル特設サイト
http://www.kawaseoh.com/toushimanual2011.html
<<<Question No.980>>>
はじめまして。
毎日、為替王様のブログ拝見させていただいております、
アーサーと申します。
毎年、為替王様直筆のマニュアルも購入させていただき、
資産運用しておりますが、仕事柄、夜遅く帰宅することが多く、
子供もまだ小さく、週末も時間があまりとれないこともあり、
私の努力不足か資産は思うように増えていない状況です。
前置きが長くなりましたが、私はアメリカが長期不況に入る前から
スワップ目的で購入した、USD/JPYのポジションを一部損切りしました
が、一部は塩漬け保持したまま、トラリピ等を残りの余裕資金で実施を
試みているため、今後ポジションをどう転換し、利回り・運用成績向上に
転換すべきか悩んでいます。。
現在の私の保有ポジションについては以下の通りです
1)セントラル短資 (※スワップ重視用口座)
現金残高 :60万 (一部損切り後の現在の現金残高)
未実現損益 :-38.7万
口座精算価値:21.7万
保有ポジション
USD/JPY (1万通貨買):116.50
(含み損:-33.8万、スワップ:6.7万)
ZAR/JPY(3万通貨買) : 平均13.42
(含み損:-4.8万、スワップ:9.7万)
2)M2J (※短期売買重視だったが、USD/JPYは塩漬け)
現金残高 :70万
未実現損益 :-30.2万
口座精算価値:36.0万
保有ポジション
USD/JPY (1万通貨買):109.37(含み損:-27.0万)
ZAR/JPY(1万通貨買): 平均12.21×8本
(含み損:-3.2万)(トラリピ設定)
上記の通り、USD/JPYはこの期に及んでマイナススワップにも関わらず
2万塩漬け状態。トラリピもM2J社が1000通貨単位になる前でしたため、
残り資金から、仕掛けが多くかけれるZAR/JPYで設定しておりますため、
ヒット率の高い、AUD/JPY等で現在驚異的な成果がでている
500円積み上げ方式に移行できず、現状に至っております。
長くなってしまい申し訳ありません。上記のような状態の場合、
少しずつでも利回り・利益向上が期待できる方針に変更・再度実施したいの
ですが、どのように転換していけばいいのか ご教授いただけないでしょうか?
日々為替王様のブログ・メルマガにて適切かつ暖かいアドバイスを
拝見し、お忙しいとは思いましたが、メールさせていただきました。
寒くなってきておりますので、どうかお体にお気をつけて、
今後ともがんばってください。
長文かつとりとめのない文章となり申しわけありません。
以上です。
<<<Answer No.980>>>
アーサーさん、こんにちは。
通貨別にみますと、南アランド円の損益状況は問題ありませんので、
ドル円のポジション、戦略をどうするか?ということだと思います。
ドル円は、この先もっと円高になるか反発するか、
反発したあと再度円高になるか、わかりません。
ただ、この先どのように動いたとしても、
私は将来、1ドル=120円を超えるような円安局面が
普通にやってくると思っています。
長期保有目的のドル買いポジションについては、半永久的に
保有し続けるということでも、特に問題ないと私は思っています。
今何か対策をとるとすれば、やはり
M2J口座のドル戦略ではないかと思います。
多額の含み損を抱えている状況ではありますが、
その1万ドルは置いておいて、別途、トラップ戦略をとっても
なんらおかしくありません。
あるいはそれぞれの口座の2万米ドルは、完全に長期保有目的と割り切って、
それとは別に、豪ドルでトラリピ1千通貨で実践スタートするのも
アイデアとしてはありだと思います。
その場合の注意点としましては、口座の時価残高が36万円と、
決してそれほど余裕があるというわけではないので、
頻繁に500円ずつ(50銭刻み)を狙うのはややきついと感じる場合は、
たまに1000円ずつ(1円刻み)などでも良いのではないかと思います。
いずれにしましても、今のアーサーさんには、
『2011年版投資マニュアル』の第1章の28「下落した時の対処法」や、
35「相場下落局面における上級テクニック」や、
エピローグの「相場でつまずいた時に読んでください」などが
きっとお役に立つと思います。