http://blog.livedoor.jp/kawase_oh/
資産運用相談Q&Aメルマガ第286号です!
http://www.mag2.com/m/0000166896.html
前号までで合計1007件のQ&Aをご紹介しましたので、
今回はQuestion No.1008 からです。
Question No.1008:ユーロドル上昇ターゲットが違う?
Question No.1009:日足データの使用
Question No.1010:秘伝のチャート分析、応用予測手法
<<<Question No.1008>>>
為替王様
はじめまして、Dankeと申します。
いつもブログを拝見しています。
また、2010年版、2011年版勝ち組投資マニュアルを勉強したことで、
相場の流れにただ身を任せていた自分が、自身の足で流れの中に
立っている感覚を持てるようになりました。
さて、今日のポジション(1/24)の次の記事について質問いたします。
記事『ユーロドルについては「少なくとも1.36から1.37が
第一の上昇ターゲットとなります」(1/19記事より)』
P.169の計算手法で求まるとのことですが、
私のやりかたでは1.4前後になります。
0.005、0.0025でそれぞれターゲットは1.445と1.425。
もっと下げようと0.002にしたチャートで1.398です。
いずれも1.340で上昇ターゲットが点灯し、
保ち合い列数は0.005で8、0.0025及び0.002は10です。
昨年7月から、これまでに上昇、下降ターゲットが1回づつ点灯しましたが、
ターゲットにほぼ到達できたチャートは、0.005です。
0.0025と0.002のチャートでは目標値に届きませんでした。これより、
0.005がベターだとして、今回の上昇ターゲットを算出すると
1.445となり、記事の1.36〜1.37とは大きくかけ離れます。
どこに間違いがあるのでしょうか?
それと、「第一の上昇ターゲット」の表現ですが、
秘伝チャートでは上昇、下降ターゲットは交互に1回しか
点灯しないのではないでしょうか?
ドル円、豪ドル円、スイスフラン円、南アランド円について描いたチャートは、
これまで妥当なターゲットが点灯していると思っています。
ご指導よろしくお願い致します。
<<<Answer No.1008>>>
Dankeさん、こんにちは。
Dankeさんのチャートの付け方に間違いはないと思われます。
1月26日ブログ記事をご覧いただきながら、話を進めたいと思いますが、
(↓)ユーロドル上昇予想ターゲット的中と実戦的トレーディング手法
http://blog.livedoor.jp/kawase_oh/archives/51748358.html
第一ターゲットとして1.36台後半から1.37近くが算出できる
と書きました。通常、0.002ならそうなると思います。
ただし、どのヒストリカルデータ、または何時のレートを使うかによって、
多少の誤差があれば、12月21日から28日にかけての小さなリバウンドが
認識されない可能性があります。
その場合、12月末以降の小さな保ち合いによる、
1.36台後半から1.37近くというターゲットは算出できません。
しかし、11月下旬から今月までの大きな保ち合いを認識することにより、
合計10の保ち合いでターゲットが1.40弱になると思います。
これは決して、
Dankeさんの見ているレートがよくないということではなく、
誤差の範囲内といいますか、逆に、私や1月26日記事で見事
1.367というターゲットを算出されたMilkybellさんが
使っているレートでは見えないものが、Dankeさんのチャート上に
現れるというケースもあるでしょう。
なぜ、そう言えるのかといいますと、私もいろいろと
ヒストリカルデータの違いによる影響を多数検証してきましたが、
短期的には今回のように、多少違いが出ますが、長期的には
毎日どの時間のレートを使うか、またはどの会社で公表されている
レートを使うかによる差は、ほとんどありません。
また、Dankeさんは大きな枠でもチャートを付けておられますが、
それはぜひ、並行して続けてください。
どれかひとつに絞る必要はないと思います。余力があれば、2通り、
あるいは3通り並行しながら、実戦トレーディングにおいては、
どれを軸として使うか決める必要はありますが、他の枠のものも
参考として非常に役に立ちます。
最後に、第一ターゲット、第二ターゲットという表現についてですが、
これは、明確に小さな保ち合いが認識できるが、もっと大きな保ち合いも
おぼろげながら認識できる場合などがあります。
あるいは、マニュアル第7章でご紹介した各計算手法によって
事なるターゲットが算出されることがあります。
また、枠の違いによって、複数のターゲットが算出されることもあります。
それらを総合的にみて、とりあえず、近めのターゲットには到達しそう
だけども、大きく見ると、もうひと伸びする可能性もありそうだ。
というときなどに、第一、第二、という言い方をよく使います。
<<<Question No.1009>>>
質問がございます。
マニュアル160ページのテクニカル分析をしようと思っているのですが、
私が使っているFX会社の日足のチャートから終値を持ってきていますが、
一週間に6日分の日足があります。
これはこのまま使って良いのでしょうか。
(6日分を記録すると言う理解で宜しいのでしょうか。)
終値はNY時間だと思うのですが、
週末はNY時間が終わってから一時間多めにあります。
お手数をおかけして申し訳ございませんが
どうかよろしくお願いします。
K
<<<Answer No.1009>>>
Kさん、こんにちは。
為替レートの1週間のデータ数は、土日を除く5日分が正しいです。
1週間の終値のデータ数は5個なので、6個のデータを使うと
正しい分析結果が得られません。
6日分あるというのは、どれか1個が余計なので
削除して使わないでください。
Kさんの文面から推測しますと、5つ目と6つ目のデータの
どちらかが必要ないと思われます。
ご自身で判断がつきかねるようでしたら、ご利用のFX会社に
確認してみてください。
<<<Question No.1010>>>
いつもお世話になってますutaiya です。
私も裁量トレードを身に付けたく投資マニュアルで
日々手書きチャートをつけています。
しかしなかなかうまくいきません。
20日のブログで18日の朝の時点でドル円が81円台の予想ターゲットが
算出されると言われていたのですが自分のチャートではそもそも
そこで売りのシグナルがでないんです。確かに18日で直近の安値を
越えてきてはいるんですけどその前に買いのシグナルがでてないんです。
何回やっても同じになるんですがたしか同一方向に連続してシグナルは
出ないはずでしたよね?他の人と同じようにチャートが書けてなくて
かなり焦っています。
どこか間違っている可能性がある場所があれば教えてくださると幸いです。
ちなみにデータはM2Jのものを使っております。
このテクニカル分析を何としても使いこなせるようになりたいので
どうぞよろしくお願いいたします。
<<<Answer No.1010>>>
Utaiyaさん、こんにちは。
これは過去の私のブログ記事における解説の仕方がまずかったです。
大変失礼しました。
基本は、Utaiyaさんのおっしゃるとおりの認識でよいのですが、
例外といいますか、応用的なターゲット算出方法があります。
1月26日のブログ記事をあわせてご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/kawase_oh/archives/51748358.html
Milkybellさんからも同様のご質問を頂戴しましたが、
例外とはまさに、Milkybellさんが言っておられるとおりです。
最近のドル円相場については、基本は、売り継続でOKです。
その点については、新しい買いシグナルが出るまで、
ずっと売り継続ということになります。
つまり、相場の方向性という点については、
売り買い交互ということで間違いありません。
その基本は大事にしてください。
その上で、応用的なターゲット算出方法は、どういうことかといいますと、
ほぼ同じ範囲における保ち合いなどで、
同じ方向にシグナルが出ても、それは認識しなくてよいのですが、
大きく動いた後に、別の水準で、新しい保ち合いが発生したり、
あるいは、大きな保ち合いの中に、また新しく小さな保ち合いが
発生して、そして、その後、同じ方向とはいえ、新しくシグナルが
発生した場合は、そこから新しいターゲットを算出してよいです。
いきなり、基本のほかに、例外とか応用があるなどと言われると、
気が重くなってしまうかもしれませんが、
これも、私が膨大な数を分析した結果得られたものですので、
ひとつずつマスターしていただければ、必ず、
予測技術が向上します。ぜひ地道にがんばってください。