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直近の決算発表予定

2011年1月29日土曜日

為替王・資産運用相談Q&Aメルマガ第286号

為替王
http://blog.livedoor.jp/kawase_oh/

資産運用相談Q&Aメルマガ第286号です!
http://www.mag2.com/m/0000166896.html


前号までで合計1007件のQ&Aをご紹介しましたので、
今回はQuestion No.1008 からです。


Question No.1008:ユーロドル上昇ターゲットが違う?
Question No.1009:日足データの使用
Question No.1010:秘伝のチャート分析、応用予測手法

<<<Question No.1008>>>
為替王様

はじめまして、Dankeと申します。
いつもブログを拝見しています。
また、2010年版、2011年版勝ち組投資マニュアルを勉強したことで、
相場の流れにただ身を任せていた自分が、自身の足で流れの中に
立っている感覚を持てるようになりました。

さて、今日のポジション(1/24)の次の記事について質問いたします。
記事『ユーロドルについては「少なくとも1.36から1.37が
第一の上昇ターゲットとなります」(1/19記事より)』

P.169の計算手法で求まるとのことですが、
私のやりかたでは1.4前後になります。
0.005、0.0025でそれぞれターゲットは1.445と1.425。
もっと下げようと0.002にしたチャートで1.398です。
いずれも1.340で上昇ターゲットが点灯し、
保ち合い列数は0.005で8、0.0025及び0.002は10です。

昨年7月から、これまでに上昇、下降ターゲットが1回づつ点灯しましたが、
ターゲットにほぼ到達できたチャートは、0.005です。
0.0025と0.002のチャートでは目標値に届きませんでした。これより、
0.005がベターだとして、今回の上昇ターゲットを算出すると
1.445となり、記事の1.36〜1.37とは大きくかけ離れます。
どこに間違いがあるのでしょうか?

それと、「第一の上昇ターゲット」の表現ですが、
秘伝チャートでは上昇、下降ターゲットは交互に1回しか
点灯しないのではないでしょうか?

ドル円、豪ドル円、スイスフラン円、南アランド円について描いたチャートは、
これまで妥当なターゲットが点灯していると思っています。

ご指導よろしくお願い致します。

<<<Answer No.1008>>>
Dankeさん、こんにちは。

Dankeさんのチャートの付け方に間違いはないと思われます。

1月26日ブログ記事をご覧いただきながら、話を進めたいと思いますが、
(↓)ユーロドル上昇予想ターゲット的中と実戦的トレーディング手法
http://blog.livedoor.jp/kawase_oh/archives/51748358.html

第一ターゲットとして1.36台後半から1.37近くが算出できる
と書きました。通常、0.002ならそうなると思います。
ただし、どのヒストリカルデータ、または何時のレートを使うかによって、
多少の誤差があれば、12月21日から28日にかけての小さなリバウンドが
認識されない可能性があります。

その場合、12月末以降の小さな保ち合いによる、
1.36台後半から1.37近くというターゲットは算出できません。

しかし、11月下旬から今月までの大きな保ち合いを認識することにより、
合計10の保ち合いでターゲットが1.40弱になると思います。

これは決して、
Dankeさんの見ているレートがよくないということではなく、
誤差の範囲内といいますか、逆に、私や1月26日記事で見事
1.367というターゲットを算出されたMilkybellさんが
使っているレートでは見えないものが、Dankeさんのチャート上に
現れるというケースもあるでしょう。

なぜ、そう言えるのかといいますと、私もいろいろと
ヒストリカルデータの違いによる影響を多数検証してきましたが、
短期的には今回のように、多少違いが出ますが、長期的には
毎日どの時間のレートを使うか、またはどの会社で公表されている
レートを使うかによる差は、ほとんどありません。

また、Dankeさんは大きな枠でもチャートを付けておられますが、
それはぜひ、並行して続けてください。
どれかひとつに絞る必要はないと思います。余力があれば、2通り、
あるいは3通り並行しながら、実戦トレーディングにおいては、
どれを軸として使うか決める必要はありますが、他の枠のものも
参考として非常に役に立ちます。

最後に、第一ターゲット、第二ターゲットという表現についてですが、
これは、明確に小さな保ち合いが認識できるが、もっと大きな保ち合いも
おぼろげながら認識できる場合などがあります。
あるいは、マニュアル第7章でご紹介した各計算手法によって
事なるターゲットが算出されることがあります。
また、枠の違いによって、複数のターゲットが算出されることもあります。
それらを総合的にみて、とりあえず、近めのターゲットには到達しそう
だけども、大きく見ると、もうひと伸びする可能性もありそうだ。
というときなどに、第一、第二、という言い方をよく使います。



<<<Question No.1009>>>
質問がございます。

マニュアル160ページのテクニカル分析をしようと思っているのですが、
私が使っているFX会社の日足のチャートから終値を持ってきていますが、
一週間に6日分の日足があります。

これはこのまま使って良いのでしょうか。
(6日分を記録すると言う理解で宜しいのでしょうか。)
終値はNY時間だと思うのですが、
週末はNY時間が終わってから一時間多めにあります。

お手数をおかけして申し訳ございませんが
どうかよろしくお願いします。
K

<<<Answer No.1009>>>
Kさん、こんにちは。

為替レートの1週間のデータ数は、土日を除く5日分が正しいです。
1週間の終値のデータ数は5個なので、6個のデータを使うと
正しい分析結果が得られません。

6日分あるというのは、どれか1個が余計なので
削除して使わないでください。

Kさんの文面から推測しますと、5つ目と6つ目のデータの
どちらかが必要ないと思われます。
ご自身で判断がつきかねるようでしたら、ご利用のFX会社に
確認してみてください。

<<<Question No.1010>>>
いつもお世話になってますutaiya です。

私も裁量トレードを身に付けたく投資マニュアルで
日々手書きチャートをつけています。
しかしなかなかうまくいきません。

20日のブログで18日の朝の時点でドル円が81円台の予想ターゲットが
算出されると言われていたのですが自分のチャートではそもそも
そこで売りのシグナルがでないんです。確かに18日で直近の安値を
越えてきてはいるんですけどその前に買いのシグナルがでてないんです。
何回やっても同じになるんですがたしか同一方向に連続してシグナルは
出ないはずでしたよね?他の人と同じようにチャートが書けてなくて
かなり焦っています。

どこか間違っている可能性がある場所があれば教えてくださると幸いです。
ちなみにデータはM2Jのものを使っております。
このテクニカル分析を何としても使いこなせるようになりたいので
どうぞよろしくお願いいたします。

<<<Answer No.1010>>>
Utaiyaさん、こんにちは。

これは過去の私のブログ記事における解説の仕方がまずかったです。
大変失礼しました。
基本は、Utaiyaさんのおっしゃるとおりの認識でよいのですが、
例外といいますか、応用的なターゲット算出方法があります。

1月26日のブログ記事をあわせてご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/kawase_oh/archives/51748358.html

Milkybellさんからも同様のご質問を頂戴しましたが、
例外とはまさに、Milkybellさんが言っておられるとおりです。

最近のドル円相場については、基本は、売り継続でOKです。
その点については、新しい買いシグナルが出るまで、
ずっと売り継続ということになります。
つまり、相場の方向性という点については、
売り買い交互ということで間違いありません。
その基本は大事にしてください。

その上で、応用的なターゲット算出方法は、どういうことかといいますと、
ほぼ同じ範囲における保ち合いなどで、
同じ方向にシグナルが出ても、それは認識しなくてよいのですが、
大きく動いた後に、別の水準で、新しい保ち合いが発生したり、
あるいは、大きな保ち合いの中に、また新しく小さな保ち合いが
発生して、そして、その後、同じ方向とはいえ、新しくシグナルが
発生した場合は、そこから新しいターゲットを算出してよいです。


いきなり、基本のほかに、例外とか応用があるなどと言われると、
気が重くなってしまうかもしれませんが、
これも、私が膨大な数を分析した結果得られたものですので、
ひとつずつマスターしていただければ、必ず、
予測技術が向上します。ぜひ地道にがんばってください。

【株】Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望

Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/         2011年1月28日 発行

■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■

一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの
注目銘柄情報をご提供!魅力のある有益な情報が日々入ります。
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【過去の実績】
http://www.stock-mission.com/result.html


□本日の結果

01/28 01/27特別会員銘柄AN +5.97% 合計+5.97%
01/28 01/27特別会員銘柄DA +8.49% 合計+8.49%
01/28 01/27一般会員銘柄AZ +2.41% 合計+2.41%
01/28 01/26総医研HD(2385) +5.87% 合計+6.47%
01/28 01/25特別会員銘柄AC +5.63% 合計+5.63%
01/28 01/23特別会員銘柄PS +16.64% 合計+46.59% 暴騰!
01/28 01/16一般会員銘柄DH +1.80% 合計+2.73%

■本日の相場総括

本日の日経平均は、118円安の10,360円と反落となりました。
昨晩の米市場は堅調、CME日経先物も小高く返ってきたものの、先物主導で売りが
出たことで売り先行の展開となりました。
その後も先物の大口売りで指数が一気に押し下げられると、週末要因の手仕舞い
売りも膨らみました。
後場にかけてもアジア安や円高基調を背景に安値圏で取引を終了しました。

中期基調は下向き継続、短期基調は横ばいから下向きに転換しました。
本日は買い先行でしっかりの展開が予想されながら、先物の大口売りによって一
気に水準が押し下げられ、25日線を下回ったことが心理的悪化を招きました。
週末といことで手仕舞い売りも膨らみ、上海市場の下落転落も売り要因につなが
り予想外の大幅下落となりました。


□本日の先物動向

先物の手口は、ニューエッジが4,994枚、クレディスイスが4,171枚、BNPパリバが
1,047枚、ソシエテが1,029枚の売り越し、JPモルガンが2,302枚、ドイツが1,740
枚、大和CMが1,204枚の買い越しとなりました。
TOPIXは、クレディスイスが3,008枚、JPモルガンが2,504枚、みずほが1,308枚の
売り越し、BNPパリバが5,971枚、野村が1,576枚、MSMが1,421枚の買い越しとなり
ました。

本日の下げを主導したのはクレディスイスとニューエッジで、大量の売り越しと
なっております。
BNPパリバはリバランスながらも大量のTOPIXの裁定解消(現物売り先物買い)に
よって現物サイドの下げを誘引しました。
ニューエッジはショート継続、クレディスイスは直近買い分を吐き出す格好でや
やショートに傾いた動きになっております。
レンジ内で止まるつもりならそろそろ売り圧力も低下しそうですが、さらにショ
ート方向を強めるようなら、短期調整展開入りの可能性も出てきそうです。


□本日の新興市場動向

新興市場はまちまちとなり、ジャスダック平均は反落、マザーズ指数は続伸とな
りました。
相場全体では日経平均の下落を受け手仕舞いムードが強まりましたが、マザーズ
では好決算のサイバーエージェントや決算期待のスタートトゥデイなどの主力ネ
ット関連銘柄が指数を牽引してしっかりとなりました。
この影響から新興市場が崩れることなく、逃げていた短期資金が再び戻ってくる
呼び水となり、波及効果が期待されます。
ただ相場全体的な心理状況は悪化、物色の拡がりが無ければ反動安につながる可
能性もあり、やや慎重に見る必要がありそうです。


□本日の個別銘柄動向

東証1部の値下がり銘柄数は1,318とほぼ全面安商状となりました。
セクター別では、ゴム、機械がわずかにプラスとなりましたが、他の銘柄は全て
下落と弱い動きとなりました。
鉄鋼、資源、海運、非鉄、石油、商社が軒並み安、銀行、証券、保険も売られて
相場の下げを牽引しました。

会員個別動向では、引き続き調整一巡新興市場銘柄を狙い打ちにする形が続いて
おります。
特別会員銘柄データ・アプリケーション (3848)は高値+8.49%で目標達成となっ
たほか、プレシジョン・システム・サイエンス (7707)は大幅続伸の+16.64%で
合計+46.59%と暴騰展開となりました。
メルマガ銘柄でも総医研ホールディングス (2385)がしっかりとなっております。



■今晩の米市場の動向

今晩の米市場は揉み合いかやや弱い展開が想定されます。
アマゾン・ドットコム、マイクロソフト、サンディスクなどが主要企業が決算通
過後は時間外で下落していること、アジア株安の影響から上値を抑える要因とな
りそうです。
また昨日の失業保険申請件数が予想外の増加となり、来週の雇用統計に向けての
警戒感が強まるようなら、週末要因も絡んで利益確定ムードが強まりやすくなり
そうです。
一方で、下落していた商品市況が反転しており、売り先行の欧州市場も下げ渋り
の動きとなっております。
仏財務相が、「欧州救済基金を使った債権購入も選択肢に」「救済基金の改善の
量は拡大よりも効率性を高めるべき」と述べたことが好感され、ユーロ高につな
がり、株式市場にも好影響を与えております。

昨晩の米市場は、ダウが4.39ドル高と小幅続伸となりました。
主要企業決算発表が好感されるなかで、12月の耐久財受注や新規失業保険申請件
数の結果が予想を下回ったことが上値を抑える展開となりました。
企業決算はキャタピラー、マイクロソフトが好感され、モトローラモバイリティ、
AT&T、ギャンブルが冴えない決算で売られました。
CME日経先物は35円高の10,515円、円建ては20円高の10,500円で終了しました。
なお、マーケット終了後にアマゾンが発表した決算は、売上や見通しが予想を下
回り、時間外で急落となっております。


□注目米主要企業決算・経済指標

主要企業決算発表は、シェブロン、フォード、アメリカン・エレクトリック・
パワーなどが予定されております。
経済指標は、10-12月期実質GDP速報値、10-12月期コアPCE速報値、1月ミシガン大
学消費者信頼感指数確定値が予定されております。
予想は、10-12月期実質GDP速報値が前期比年率+3.5%(7-9月期+2.6%)、
10-12月期コアPCE速報値が前期比+0.4%(7-9月期+0.5%)、
1月ミシガン大学消費者信頼感指数確定値が73.3(速報72.7)となっております。

10-12月期実質GDP速報値は、前期を上回る伸びになると予想されております。
小売売上高の改善、貿易赤字の縮小などを背景に7-9月期からの改善は確実視され
ており、予想以上の伸びを示すかどうかが注目されております。
1月ミシガン大学消費者信頼感指数は確定値ですが、予想に対して振れた方向に
動きやすいとされております。


□その他海外注目材料

ドル円は、83円台から84円台にかけては本邦実需筋のドル売りオーダーが依然と
して厚く残っているとされております。
ただ短期筋のドルショートも溜まっているとおされており、米経済指標が好調な
結果となり、長期金利が上昇するようならドル買いが強まることも想定されます。

要人関連では、ガイトナー米財務長官がダボス会議に出席の予定となっておりま
す。



■明日の展望

来週も日柄調整の流れが継続しそうです。
週前半で回復した25日線や1月SQ値をキープできずに割り込み、本日の下落で雲
行きが怪しくなったことで、再び10,200円どころを目指す動きが意識される可能
性が出てきそうです。
ただ以前に指摘されていた過熱感は直近の調整で大きく後退しており、再上昇待
ちと見られる動きもチラホラ散見されます。
さらに下押して短期調整入りするのか、踏み止まってレンジ内の日柄調整を続け、
再浮上のタイミング計るのか見極めたいところです。

イベントでは、来週初に12月鉱工業生産が予定されております。
また中国では2月2日から春節で1週間休場となります。
上海市場の下落が重しとなっていたこともあり、東京市場への影響が注目される
ところです。
また休場前に利上げに踏み切る可能性が指摘されており、市場は既に織り込み済
みとして処理できるかもポイントとなりそうです。
米国では、週末に雇用統計が控えております。


□テクニカル分析からの展望

日経平均は反落となり、25日線や一目均衡表の転換線、基準線などを下回って終
了しました。
ボリンジャーバンドでは-1σと+1σのレンジ内での動きが継続しており、遅行ス
パンの下方転換シグナルも発生しておりませんので、日柄調整の動きは継続して
いると見ることができそうです。
週初には基準線が上昇の見込みであり、これに合わせて25日線を早期奪回できる
かが注目されます。


□総括・今後の方針

日柄調整継続とはいえ、本日の下落で相場全体のムードが悪化しており、やや慎
重姿勢で臨む必要がありそうです。
小型株も投信設定でピークアウトした感があり、新興市場もそろそろ伸びきって
物色の拡がりが乏しくなることが想定され、個別重視も難しくなりそうです。
引き続きマザーズを中心として調整一巡、出遅れどころなどを狙っていくことに
なりそうですが、慎重に短期小口で回していくことになりそうです。

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