Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望
http://www.stock-mission.com/ 2010年12月16日 発行
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□本日の結果
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12/16 12/15特別会員銘柄DA +7.64% 合計+7.64% 暴騰！
12/16 12/15一般会員銘柄PH +4.96% 合計+4.96%
12/16 12/15ＢＢＨ（3719） +2.74% 合計+2.74%
12/16 12/13特別会員銘柄EG +12.29% 合計+27.80% 暴騰！
12/16 12/12一般会員銘柄SE +2.54% 合計+10.81%
12/16 12/08一般会員銘柄NI +1.86% 合計+4.29%
12/16 12/05特別会員銘柄KZ +8.54% 合計+15.30% 暴騰！
12/16 11/28GSユアサ（6674） +1.37% 合計+3.50%
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■本日の相場総括
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本日の日経平均は+1円高の10,311円とほぼ変わらずの横ばい展開となりました。
昨晩の米市場は下落だったことから小安いスタートとなりましたが、為替動向の
落ち着きなどから底堅い展開となりました。
前場は下げ幅を拡大する場面もありましたが、5日線を下回ったところではすかさ
ず買いが入り切り返す動きとなったことで、前引けや後場中盤にかけてプラスに
転じる動きに繋がりました。
ただ上値を追う動きはなく、引けにかけては戻り売りに押されました。
短期基調、中期基調ともに上向き継続となっております。
ここにきて外国人投資家のクリスマス休暇入りが目立ち始め、本日は朝方から方
向感無く、狭いレンジでの揉み合いとなりました。
短期的な過熱感から調整入りが警戒された今週ですが、横ばいの動きを続けるこ
とで日柄調整、値固めを行っていると捉えることができそうです。
□本日の先物動向
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先物の手口は、ドイツが1,473枚の売り越し、立花が1,650枚の買い越しとなりま
した。
TOPIXは、ドイツが1,260枚の買い越しとなっております。
本日は先物の動きがほとんど無く、売買枚数も低調と手口らしいものは一切見ら
れませんでした。
□本日の新興市場動向
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新興市場は2指数揃って続伸となりました。
前場は利益確定売りが優勢となり、下落に転じる場面もありましたが、引けにか
けては再び買いが拡がり2指数揃ってプラスで終了しました。
引き続きネット関連銘柄を中心に物色されたほか、電子書籍関連にも買いが拡が
りましたが、短期過熱感の出ている銘柄などには利益確定売りが出ました。
引き続き出遅れ銘柄、調整一巡の割安銘柄などの動向に注目したいところです。
□本日の個別銘柄動向
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東証1部の値上がり銘柄数は805と買い優勢の展開となりました。
前場は値下がり銘柄数が上回る状況でしたが、循環物色の流れが非常に強く継続
していることから、最終的には買い優勢で終了しております。
セクター別では、商社、海運、証券、ハイテクの一角が下落、銀行、石油、保険、
自動車、ノンバンク、非鉄が上昇とまちまちとなっております。
個別銘柄では、会員銘柄のディー・エヌ・エー（2432）が暴騰となって大幅上昇、
他、サイバーエージェント（4751）、クルーズ（2138）などが上昇となりました。
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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は堅調な動きが想定されておりますが、長期金利の上昇が嫌気され
上値を抑える要因となりそうです。
欧州不安を背景に、やや金融株が弱い動きとなっており、戻り売り圧力も強いこ
とが想定されます。
欧州は、注目されたスペイン国債入札が好調となったことが好感され、堅調な展
開となっております。
昨晩の米市場は、ダウが19.07ドル安と反落となりました。
12月NY連銀製造業景況指数や、11月鉱工業生産などの結果が予想を上回ったこと
から上昇展開となり、ダウは一時42.50ドル高まで上昇する場面がありました。
ただ長期金利の上昇が嫌気され、利益確定の売りが次第に優勢となり、引けにか
けて下落に転じました。
CME日経先物は75円高の10,375円、円建ては30円高の10,330円で終了しました。
□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、フェデックス、ゼネラルミルズ、オラクルなどが予定され
ております。
経済指標は、11月住宅着工件数・許可件数、7-9月期経常収支、新規失業保険申請
件数、12月フィラデルフィア連銀製造業景況指数が発表されます。
予想は、11月住宅着工件数が55万戸（10月51.9万戸）、
11月住宅着工許可件数が56万戸（10月55.2万戸）、
7-9月期経常収支が-1,260億ドル（4-6月期-1,233億ドル）、
新規失業保険申請件数が42.5万件（前回42.1万件）、
12月フィラデルフィア連銀製造業景況指数が15.0（11月22.5）となっております。
11月住宅着工件数・住宅着工許可件数は改善予想、12月フィラデルフィア連銀製
造業景況指数も改善予想でさらに予想を上振れとなる可能性があると見られてお
ります。
□その他海外注目材料
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ドル円は、引き続き84円50銭から85円台にかけて本邦輸出企業のドル売りがある
とされております。
上昇する長期金利動向からドル買いの流れとなっておりますが、この先は上値が
重くなっていることから戻り売りの流れも想定されます。
欧州では、明日にかけてEU首脳会議が開催されます。
ESM（欧州版のIMF）を2013年半ばまでに創設することで正式合意する予定となっ
ております。
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■明日の展望
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基本的な流れは変わらず、明日も揉み合いながら日柄調整の動きが想定されます。
海外勢のクリスマス休暇入りで商いが細る中、短期過熱感と週末要因が上値を抑
える要因となりそうです。
ただ押し目を拾う動きは継続しており、押し目買いと戻り売りが交錯する展開と
なりそうです。
新興市場や小型株、材料株などの個別銘柄物色となりそうです。
□テクニカル分析からの展望
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日経平均は横ばいの膠着状態でしたが、安いところでは5日線とボリンジャーバン
ド+1σがサポートとなり、これに沿った動きとなりました。
+2σも拡大となり上値が余地が拡がっており、週足の一目均衡表の雲のねじれが
来週には起こることから、この上放れのタイミングと共に+2σに向かって動き出
す展開が期待されます。
□総括・今後の方針
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明日も日柄調整の動きが続きそうですが、来週にかけてテクニカル面で上放れと
なる可能性があることから、このタイミングを待つ展開となりそうです。
個別では引き続き循環物色の流れが継続、新興市場銘柄や中小型株の物色が継続
されそうです。
出遅れどころや日柄調整、押し目を形成した銘柄の動きに注目されますが、目先
短期的に急騰している銘柄などは利益確定売りも出てくることが想定されます。
