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本日の相場総括・明日の展望
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□本日の結果
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11/18 11/15一般会員銘柄SG +5.43% 合計+1.12%
11/18 11/14特別会員銘柄WA +2.38% 合計+1.32%
11/18 11/14一般会員銘柄KN +2.11% 合計+2.11%
11/18 11/11一般会員銘柄SZ +2.88% 合計+7.10%
11/18 11/10特別会員銘柄PH +3.00% 合計+21.32%
11/18 11/03一般会員銘柄RO +10.26% 合計+46.26% 暴騰！
11/18 11/01特別会員銘柄RU +4.17% 合計+10.29%
11/18 11/01一般会員銘柄SS +7.42% 合計+30.84% 暴騰！
11/18 10/26ソフトウェアサービス（3733） +2.64% 合計+4.76%
11/18 10/25特別会員銘柄TS +6.25% 合計+8.51%
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■本日の相場総括
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本日の日経平均は201円高の10,013円と大幅続伸となりました。
昨晩の米市場は揉み合い、CME日経先物もほぼ横ばいで戻ってきたことから、寄り
付きは小幅高スタートとなりました。
一時下落に転じる場面もありましたが、切り返してジリジリと上げ幅を拡大し、
9,900円近辺まで上昇しました。
後場に入ると一段高となり、9,900円を明確に突破すると、先物でのストップロス
の買戻しを巻き込んで一段高となり、大引け間際に10,000円の大台を突破して
終了しました。
短期基調、中期基調ともに上向き継続となっております。
米市場が横ばいで戻ってくるなど、材料難から底堅いながらも持ち合い展開が想
定されましたが、欧州系資金が先物、現物ともに大口の買い戻しを入れたた模様
で、ジリジリと上げ幅を拡大する展開となりました。
後場にかけては上海市場がプラスに切り返してきたこと、米Globex先物がさらに
上げ幅を拡大してきたことを背景に一段高スタートとなり、10,000円の大台が目
前となったことでストップロスの買戻しが断続的に入り、大引けにかけては大台
を回復する展開にまで至りました。
□本日の先物動向
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先物の手口は、立花が2,616枚、MUMSが1,627枚、メリルリンチが1,616枚、シティ
が1,379枚、BNPパリバが1,224枚の売り越し、ゴールドマンが2,761枚、クレディ
スイスが2,470枚、JPモルガンが1,961枚、ABNアムロが1,207枚、マネックスが
1,181枚の買い越しとなりました。
TOPIXは、MSMが2,130枚の売り越し、ドイツが1,434枚の買い越しとなりました。
クレディスイスの買戻しやゴールドマン、JPモルガンの買い手口が指数を押上げ、
BNPパリバの裁定買い（先物売り現物買い）が現物サイドから指数を押し上げる
格好となりました。
債券売り株式買い、中国売り日本買いなどの動きも継続しており、これら全てが
合わさった形で意外高展開を演出しました。
□本日の新興市場動向
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新興市場は2指数揃って上昇となりました。
日経平均が上げ幅拡大する中で投資家心理も改善し、調整一巡で押し目を形成し
た銘柄などが買われました。
売買代金も増加傾向となり、主力株も含めて循環物色しながら相場全体が底上げ
されていく展開が続いております。
こちらも引き続き上げ下げしながらも底上げの展開が続きそうです。
□本日の個別銘柄動向
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東証1部の1,519が上昇と9割超の銘柄が上昇、セクター別での全業種が上昇する
全面高の展開となりました。
特に証券、銀行、保険など金融株の上昇が目立ち、メガバンクなどは商いを伴っ
て上昇しました。
他、直近軟調だった資源、石油、歩鉄、商社、海運などが反発しました。
会員個別銘柄では、ラウンドワン （4680）が連日での上昇、本日も高値で10%を
超える大幅高の展開となり、合計+46.26%まで上昇しました。
また、エス・エム・エス （2175）、太平洋セメント （5233）なども大きく上昇
となりました。
場中銘柄では、ユビキタス(3858)、ポラテクノ(4239)、アドウェイズ(2489)、
大東紡織(3202)、ＧＭＯインターネット(9449)、ジャフコ(8595)などが買われ
ました。
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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は上昇展開が期待されます。
GMの再上場、中国市場の反発、日本市場の大幅高インパクトの影響を受けて買い
先行の展開が期待されます。
GMについてはイベント通過による利益確定売り、中国に関しても利上げ観測が高
いことから売り要因となり、朝方の堅調の動きを維持できるかが焦点となりそう
です。
欧州も買い先行となり、商品市況の反発を受けて上げ幅拡大となっております。
欧州でも日本株の大幅上昇のインパクトが波及した格好となっております。
昨晩の米市場はまちまちとなり、ダウが15.62ドル安、ナスダックは6.17ポイント
高となりました。
10月の住宅着工件数と建設許可件数の結果が予想を下回ったこと、原油が4週間ぶ
りの安値を記録したことから売り先行となりましたが下値は限定的で、前日終値
を挟んで揉み合う展開となりました。
CME日経先物は5円高の9,835円、円建ては10円安の9,820円で終了しました。
□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、ヘルマリック・アンド・ペイン、ステープルズが予定され
ております。
経済指標は、新規失業保険申請件数、10月景気先行指数、11月フィラデルフィア
連銀製造業景況指数が予定されております。
予想は、新規失業保険申請件数が44.1万件（前回43.5万件）、
10月景気先行指数が+0.5％（9月+0.3％）、
11月フィラデルフィア連銀製造業景況指数が5.0（10月1.0）となっております。
11月フィラデルフィア連銀製造業景況指数は改善予想となっており、10月の先行
指標の新規受注DIが改善、出荷DIもプラス転換となっており、予想通りまたは
上振れの可能性が指摘されております。
ただ11月ニューヨーク連銀製造業景況指数が予想外のマイナスとなっていること
から、やや注意も必要です。
□その他海外注目材料
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ドル円は、引き続きドルのショートカバーの動きが出ておりますが、依然として
83円〜85円にかけて本邦輸出企業のドル売りオーダーが続いているとされており、
上値は重くなりそうです。
要人関連では、ウォーシュ米FRB理事が討論会参加、コチャラコタ米ミネアポリス
連銀総裁、ピアナルト米クリーブランド連銀総裁、プロッサー米フィラデルフィア
連銀総裁がそれぞれ講演を予定しております。
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■明日の展望
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明日も底堅い展開が想定されますが、大台回復の達成感、テクニカル的な過熱感
が台頭しており、戻り売り圧力、短期利益確定売りが出やすい展開になると想定
されます。
ただスピード調整が入った場面では押し目買いがしっかり入ってくることも想定
されます。
また、日本株は異常に強い状況が続いていることから、押し目待ちに押し目無し
の格好で、このままたいした押しを作らずさらに上値を追っていく可能性もあり
そうです。
□テクニカル分析からの展望
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日経平均は10,000円の大台を回復し、昨日の9,700円のサポートを確認してから
の上放れという格好となりました。
ボリンジャーバンドでは、+2σを捉えてきたことから、短期的に買われ過ぎ水準
に達しており、過熱感が高まる可能性があります。
ただ200日線を突破し、レンジが10,200円に切り上がり、これが目先のターゲット
となってきそうです。
週足でも一目均衡表の雲の下限が10,200円で推移しており、これがターゲットと
なってくるほか、月足では10,080円に転換線があり、これを突破した場合は、雲
の下限が11,770円にあります。
また9,500円を上回って12月に入ると、遅行スパンが2005年11月以来の上方転換シ
グナルを発生させてきます。
長期のトレンド展開も期待されます。
□総括・今後の方針
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日経平均は5ヶ月ぶりに10,000円の大台を回復し、一気に大台を回復してきました。
テクニカル的にはやや買われ過ぎ、大台回復からの達成感が出やすいところでは
ありますが、押し目では積極的に拾ってくる動きが想定されます。
特に本日は金融株が上げを主導するこれまでに無い良い内容となりました。
ただメガバンクの信用倍率は10倍強であることや、債券相場の下落から上期収益
の主力となった債券売買益が減少する可能性があることから、どこまで銀行株が
上昇を続けられるかがポイントとなりそうです。
個別では引き続き循環しての買いで見ていきます。
押し目を形成した銘柄、出遅れ銘柄などを中心に値動きを見たいところです。
ここまで深く売られ続けたラウンドワン（4680）が大暴騰展開となるなど、割安
で放置されている銘柄などの動きにも注目されます。
