Stock Mission
□本日の結果
02/08 02/07特別会員銘柄HT +2.19% 合計+2.19%
02/08 02/07特別会員銘柄AZ +1.60% 合計+1.60%
02/08 02/07一般会員銘柄FS +8.65% 合計+8.65% 暴騰！
02/08 02/06一般会員銘柄TE +2.73% 合計+2.92%
02/08 02/06一般会員銘柄EG +2.19% 合計+7.34%
02/08 02/03特別会員銘柄SS +10.78% 合計+9.64% 暴騰！
02/08 02/03一般会員銘柄ES +2.83% 合計+5.83%
02/08 02/02一般会員銘柄CT +4.32% 合計+2.06%
02/08 02/01一般会員銘柄SE +4.22% 合計+22.68%
02/08 01/24一般会員銘柄TS +1.36% 合計+7.94%
■本日の相場総括
本日の日経平均は43円高の10,635円と続伸となり、連日での年初来高値を更新と
なりました。
米株高を背景に朝方から買い先行、ややテクニカル的な過熱が意識され、買い一
巡後は伸び悩みましたが、下値を拾う動きによって狭いレンジでの揉み合い展開
となりました。
短期基調、中期基調ともに上向き継続となっております。
木曜のSQに向けては10,500円と10,750円の仲値の10,625円が意識される格好で、
終日このラインでの揉み合い展開となりました。
また明日には上海市場が休場明けとなり、近く利上げに踏み切る可能性も含めて
様子見ムードが強まりました。
なお、東京市場取引終了後の19時半過ぎに、中国は政策金利0.25%の利上げを発
表しております。
□本日の先物動向
先物の手口は、UBSが1,351枚の売り越し、ニューエッジが1,484枚、MSMが1,049
枚の買い越しとなっております。
TOPIXは、1,000枚を超える売り越しは無く、MSMが1,060枚の買い越しとなりまし
た。
先物に大きな動きはなく、ニューエッジが若干の買い越しで相場を支える格好と
なりました。
昨日売ってきたクレディスイスはほぼ動きなしで、10,625円を意識した動きとな
っている模様です。
□本日の新興市場動向
新興市場は2指数揃って続伸となりました。
マザーズ指数は利益確定売りに押され、一時下落に転じる場面もありましたが、
後場にかけては安いところで拾われる格好で上げ幅を拡大、ジャスダック平均と
もども高値引けとなりました。
ただジャスダックではTOP-20が下落するなど、時価総額上位銘柄の利益確定売り
が目立ちました。
個別ではまちまちながら、売り物を吸収しながらの循環物色の流れは継続してお
り、引き続き短期資金の動向が注目されます。
□本日の個別銘柄動向
東証1部の値下がり銘柄数は852と、指数はしっかりながら個別は売りに押される
展開となりました。
セクター別では、鉄鋼、資源、商社、ノンバンクなどが売りに押され、銀行、保
険、証券、不動産、非鉄、海運、自動車などがしっかりのまちまちな展開となり
ました。
会員銘柄では、セルシード （7776）が高値で10%を超える大幅上昇となり目標達
成となりました。
またフルスピード （2159）も高値で+8.65%の上昇、即日目標達成となっており
ます。
場中銘柄では、テックファーム(3625)、ケイブ(3760)、ソフトブレーン(4779)、
などがしっかりとなりました。
■今晩の米市場の動向
今晩の米市場は、揉み合い展開が想定されます。
直近の上昇から高値警戒感がやや強まっており、上値が重くなりそうですが、米
景気に対する強気で楽観な見方が強まっていることから、下値も限定的に止まる
と想定されます。
中国利上げの影響は今のところ限定的となっており、欧州でも特段神経質な反応
は見せておりません。
ただ独鉱工業生産が予想を下回ってマイナスに転落したこともあり、若干売り優
勢となっております。
昨晩の米市場は、ダウが69.48ドル高と続伸となりました。
企業買収の発表が相次いだことが好感されたほか、12月消費者信用残高が予想を
大きく上回ったことも好材料となりました。
CME日経先物は75円高の10,665円、円建ては55円高の10,645円で終了しました。
□注目米主要企業決算・経済指標
主要企業決算発表は、ウォルト・ディズニー、マカフィー、ＵＢＳが予定されて
おります。
経済指標は予定されておりません。
□その他海外注目材料
ドル円は、82円50銭から本邦実需筋のドル売りが控えているとの見方となってお
ります。
一方82円ではドル買いも散見されており、82円10銭〜30銭近辺での揉み合いが想
定されております。
要人関連では、 ラッカー米リッチモンド連銀総裁、 ロックハート米アトランタ
連銀総裁、フィッシャー米ダラス連銀総裁がそれぞれ講演を予定しております。
いずれも雇用情勢に警戒しつつも、景気回復に自信を持つ内容になると考えられ
ております。
■明日の展望
明日は反落の展開が想定されます。
直近上昇からの過熱感や上値では戻り売り圧力が強いこともあり、一旦スピード
調整を入れる格好になってくることが想定されます。
ただSQに向けての波乱の様子は無く、下値は限定的と見られます。
注目ポイントとしては、本日中国が利上げを発表したことで、休場明けの上海市
場がどのように反応してくるかとなりそうです。
□テクニカル分析からの展望
日経平均は3日続伸となり、ボリンジャーバンド+2σの上昇に沿ったリバウンド
基調となっております。
前日高値を上回ったところでは、やや過熱を警戒して伸び悩みとなりましたが、
下押す動きも限定的になり、+1σと+2σのレンジ内での強い動きが継続しており
ます。
MACDはシグナルとクロスしたことで買いシグナルを発生しております。
短期的には一旦スピード調整となってもおかしくありませんが、昨年5月急落時
のマド10,700円〜10,900円を意識する展開となりそうです。
□総括・今後の方針
個別はやや利益確定ムードとなり、さすがに直近上昇の調整が入ってきておりま
す。
ただ指数は堅調、大引け後にトヨタが発表した決算も予想を上回る内容となって
おり、相場へのポジティブな動きへと繋がりそうです。
1月景気ウオッチャー調査は3ヶ月ぶりの悪化を示しましたが、寒波、大雪、鳥イ
ンフルエンザ、噴火などの災害の影響が大きいと見られており、内容に関してさ
ほどネガティブに見られる様子はありません。
ただテクニカル的に若干過熱が意識され始めており、スピード調整を挟みながら
底上げの展開が想定され、個別物色動向を見極めながらとなりそうです。
