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2011年3月5日土曜日

為替王・資産運用相談Q&Aメルマガ第291号

為替王

前号までで合計1022件のQ&Aをご紹介しましたので、
今回はQuestion No.1023 からです。


Question No.1023:チャート作成どこまで遡る?
Question No.1024:ポンド円は保ち合い形成中?
Question No.1025:相場鍛錬トレーニングQ&A

<<<Question No.1023>>>
為替王様

この度、時間と資金に余裕ができたので、実践をしていこうと思います。
そこで質問ですが、本書P167から書かれていますチャート作成ですが、
いつまでさかのぼり作成をしていけば宜しいでしょうか?
ご指導お願い致します。


<<<Answer No.1023>>>
Kさん、こんにちは。

基本的には、いつからスタートしても構いませんが、
トレーニングする意味も含めれば、過去1年でも2年でも、
できるだけ長く遡ったほうがいいです。

過去いろんな場面を振り返りながら書いていけば、
実際に予想が的中した局面や、
ターゲットまで到達しなかった局面など勉強になります。

トレーニングは別として、実戦的な観点では、
いつからという時間的な区切りではなく、印象的な高値または安値を
つけた時からスタートするのがいいと思います。

たとえばドル円なら昨年9月の介入時点からスタートするとか、
日経225なら昨年夏の安値からスタートするなどでもいいと思います。

とにかくたくさん書いて、たくさんの局面を経験することが大事です。

<<<Question No.1024>>>
為替王様こんにちは、暇なしトレーダーです。
メルマガでの返事ありがとうございました。早速違う枠でも書いてみます。
ところで前回の質問の時に送った添付ファイルでは、今年だけでしたが
どうもしっくりこなかったので1年前(2010年1月)から
ドル円&ポンド円ともに書いてみました。

意外だったのが、持ち合いの列と下落(上昇)の列が
はっきりと分かれているように感じます。

マニュアルを読んだだけの時とか、
今年の分だけだと「どこから持ち合い?」と思っていましたが
1年前からだと「あぁ、こうだったのか」という印象を受けました。

そこでチャートをじっくり見た結果、
ポンド円は今後NY終値で130円を割るようなら
自分の枠で計算すると125円前半という数値が出てきました。
エクセルで作ったポンド円版ジャッジも「売りサイン」を点灯したので
「もしかしたら?」と思いました。

為替王様や皆様の見解とは違うかもしれませんが、今後の動きをよく見てみます。

<<<Answer No.1024>>>
暇なしトレーダーさん、こんにちは。

おっしゃるとおり、たくさんチャートをつけて
いろんな局面を見ると、どのように持ち合いを認識すべきか、
なんとなく見えてくると思います。

さらに経験を積むと、こういう場合は予想的中しやすいとか、
この場合はターゲットまで到達する確率は低いかもしれないなども
自分なりに見えてくると思います。

リビア・中東情勢の混乱に応じて、ポンド円も最近は日替わりで
目まぐるしく上下動を繰り返していますので、このメルマガが届くころには
また状況が変わってるかもしれませんが、おっしゃるとおり、
1月後半以降はひとつの保ち合いと見ることもできると思います。
万が一それが崩れたら、昨年来の安値圏あたりへの下落ターゲットが
浮上する可能性は出てくるかもしれません。

<<<Question No.1025>>>
為替王様
初心者TOMOです。
投資マニュアルを購入させていただき、勉強しています。

「FX・株のトレードで勝つためのマル秘トレーニング」では、
下記の問題に出会いました。

例えば、過去の日足データを使い、
投資対象 方向 目標 転換
USD/JPY ロング 80.5 80.1
と予想します。

しかし、翌日、高値:80.6 安値:79.9 となると、
共に目標、転換に到達しました(どっちが先かが分からない)。

このようなとき、時間足を使わず、予想が正しいかどうかを判
別する方法がありますか。

よろしくお願いいたします。



<<<Answer No.1025>>>
初心者TOMOさん、こんにちは。

原則として、きちんと調査してアナログ的に解決するのがベターですが、
日足データのみで完全にデジタル化してデータ処理・検証するならば、
同様のケースが何度も出てきて大変ですし、古いデータについては
調べようがありませんから、何らかのルールを設けるしかありません。

ルール設定のアイデアとしましては、
前日終値から近いほうが先に到達したと判断するとか、
当日終値から遠いほうが先に到達したと判断するとか、
ほかには、
前日終値と当日終値を比較して、前日比マイナスならば先に高値到達後下落、
前日比プラスならば先に安値到達後上昇と判断するとか。。。

完璧は無理ですので、可能性の高いと思われるロジックをつくって
当てはめて処理するのが妥当ではないかと思います。


<<<編集後記>>>

今週も、株価、為替が激しく変動しましたから
FXトラップや、株価指数トラップで利益がどんどん積み上がっていますね。
(ドル円だけは相変わらず低調ですが。。。)


また、今週のユーロ急上昇については、
投資マニュアルのユーザーの方は、事前に予想できたと思いますが、
ターゲットについては、私がブログに書いてあることと違っている
という方もおられるでしょう。

しかし、よく考えてみてください。
今週のユーロ急騰を事前に予測できたということが大変素晴らしいです。
具体的なターゲットがいくらかというのは、非常に高いレベルの話です。

多くのユーザーの方が、為替予測について、それほど高いレベルに早くも
達しておられて、私も大変うれしく思います。

もちろん、今週のユーロ上昇が予想できなかったという方も
全然あせらなくて大丈夫です。

真面目に取り組むこと。そして地道に継続すること。
マニュアルを手にがんばれば、必ず相場が見えてきます。

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