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2011年2月23日水曜日

トレーダーズ・eワラント・デイリーコメント

トレーダーズ・eワラント・デイリーコメント

2011年2月23日(水曜日)

<注目銘柄>
eワラント(ゴールドマン・サックス証券)
ソニー(6758) コール184回
行使価格    2900円
満期日          2011年05月11日
1ワラント当り原資産数  0.01
eワラント販売価格    2.87
実効ギアリング      6.70
前営業日の株価      3035円 -40円
前営業日のHV(20日)  23.75
投資スタンス:短期(1週間程度) 

 
シティでは投資判断を「中立」から「買い」へと格上げし、目標株価を3100円から
4000円へと引き上げた。利益成長のシナリオはエレキハードウエアの採算改善と、
ネットワークとエレキの協業進展がもたらすと指摘。これまでの構造改革が実を結ぶ
時が近付いているとの見解を示した。

 22日の株価は、全面安の地合いの中でプラスに転じる場面があり、昨年12月2日に
つけた高値(3090円)を上回る3105円まで上昇。その後は利益確定売りなどに押され
たが、主力株が軒並み値を崩す中で比較的底堅い動きをみせたことは評価できる。
3000円台での値固めから節目の3100円を一気に上放れする局面も遠くはないと判断。
コールで臨みたい。

<過去の注目銘柄>
配信日 銘柄<コード> 当日始値 高値 安値 T+5買取価格 eワラント損益
    P/C回号 株価始値 高値 安値 T+5株価終値 株式損益

02/10 トヨタ<7203>    1.84 2.94 1.80 2.84 +54.3%
コール150回  3670  3955  3655 3895 (買い) +6.1%

02/09 KDDI<9433>   4.24 5.63 4.01 5.00 +17.9%
コール109回  514000 53800  510000 526000 (買い) +2.3%

02/08 川崎汽船<9107>   3.50 4.75 2.79 4.50 +28.5%
コール62回  356  375   346 370 (買い) +3.9%

02/07 日東電工<6988>   4.28 5.20 3.90 5.13 +19.8%
コール70回  4660  4830  4600 4820 (買い) +3.4%

02/04 エルピーダ<6665>  1.81 1.97 1.07 1.11 -38.6%
コール71回  1297  1308  1231 1242 (買い) -4.2%

02/03 東芝<6502>     4.75 5.58 4.65 4.66 -1.8%
コール120回  512  526  511 513 (買い) +0.1%


*上段はeワラントの価格、下段は対象銘柄の株価
T+5は配信日から5営業日目のこと

「ゴールドマン・サックス・eワラント」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/index.html
「投資ツール」→「eワラント銘柄検索」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/market/search/db_fset.gscgi
→「銘柄コードor銘柄名指定」に銘柄コードを入力
→eワラントの価格、及び「チャート表示」でチャートが閲覧できます。


<きょうの見通し>

 東京市場は全面安のスタートが予想される。ただ、足元は米経済指標の好調が続いて
おり、売り一巡後は主力株中心に押し目買いの動きが見られそうだ。
 過去の「ドバイ・ショック」などがいずれも一過性の株価下落にとどまった記憶や、
ムーディーズによる日本国債やメガバンクの格下げ見通しへの変更なども内容からはサ
プライズではなく、海外勢からの日本株全般や銀行株などへの出遅れ買いが大幅に減少
する要因にはならない。高値警戒が強まるなかでも決定的な売り材料に乏しかった状況
で、利益確定売りが強まった公算が高い。
 日経平均の予想レンジは10600−10480円。25日移動平均線(22日、10548円)や一目
均衡表の基準線10537円からの反発は十分考えられるシナリオ。それらを一時下回る場
面があるかもしれないが、売り一巡後は切り返し、ローソク足では陽線が形成されるイ
メージか。

 22日のNY株式市場でダウ平均は前日比178.46ドル安と大幅反落。NASDAQは77.53ポイ
ント安、S&P500は27.57ポイント下落して取引を終えた。
 中東・北アフリカ情勢の緊迫化やニュージーランドでの大地震など、地政学リスクの
高まりにより、リスク資産から資金を引き揚げる動きが強まった。また、原油高を通じ
てのガソリン価格上昇が米景気失速懸念を強め、ダウ平均は一時214.94ドル安まで下落
する場面もあった。
 業種別では特に金融や素材、資本財セクターなどが下落。個別では決算を発表し、7
四半期連続で米国内事業が減収となったウォルマートは3.1%安。アマゾンがプレミア
ム会員向けにストリーミング・ムービー・サービスを提供したことが嫌気された。
 ドル建てCME225先物は昨日の大証日中終値と比べて120円高の10540円、円建ては130
円高の10530円で終えた。

 22日の東京市場は大幅反落。東証1部の値下がり銘柄数は1429と全体の85.4%に達
し、規模別株価指数はすべて下落。外部環境の悪化で国際優良株が軒並み安となったほ
か、メガバンクなど金融株も大きく売り込まれた。その一方で、石油関連やディフェン
シブ系が逆行高となった。
 日経平均は7日ぶりの下げ。下のマド(10日高値10631円)埋めを意識して下げ渋る場
面もあったが、比較的長めの陰線を形成して取引を終えた。
 5日移動平均線の強い抵抗が続いた場合、25日移動平均線を下回り調整が長引く公算
もあるため、5日移動平均線を早々に突破できるかどうかが週後半にかけてのポイン
ト。週足の一目均衡表では三役好転(遅行線が当時の株価を上回る、転換線が基準線を
上回る、株価が雲を上回る)の状況は続くが転換線が今週上げ止まり。昨年秋口の安値
から上げ26週目前後であることや、月足均衡表では月末終値ベースで遅行線が当時の転
換線(10798円)下で抑えられるケースなども想定しておきたい。


<きょうの予定>

記載された予定は、予告なく変更される可能性があります)
※経済指標は(予定発表時間/予想数値)


【国内】
1月貿易収支(8:50)
1月企業向けサービス価格指数(8:50/前年比)
《株主総会》
キユーピー、スター・マイカ、日フイルコン、不二越、トーセイ

【海外】
米1月中古住宅販売件数(24日0:00/520万件)
南ア財務相201112年度予算案国会演説
米5年国債入札
サウジアラビア王室主催イベント「ジャナドリア祭」開催(リヤド〜3月12日)
《決算発表》
ナイコア、デンベリー・リソーシーズ、TJXカンパニー、フローサーブ、リミテッド・
ブランズ、ロウズ・カンパニーズ、ワシントン・ポスト、ディレクTV

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