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2011年1月17日月曜日

【株】Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望

Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

2011年1月17日 発行


□本日の結果

01/17 01/16特別会員銘柄OP +1.42% 合計+1.42%
01/17 01/13一般会員銘柄AF +25.13% 合計+22.46% 暴騰!
01/17 01/12特別会員銘柄CT +12.62% 合計+9.02% 暴騰!
01/17 01/10一般会員銘柄TE +3.60% 合計+8.49%
01/17 01/04一般会員銘柄NS +2.41% 合計+3.60%
01/17 12/16特別会員銘柄KB +21.16% 合計+27.93% 暴騰!
01/17 11/01特別会員銘柄RU +8.26% 合計+28.43% 暴騰!

■本日の相場総括

本日の日経平均は3円高の10,502円と小幅反発となり、先週末に割り込んだ10,500
円台を回復しました。
米株高を背景に買い先行となりましたが、CME日経先物に届かずスタートとなり、
朝方の買い一巡後は徐々に上げ幅を縮小する展開となりました。
後場に入ると、中国市場の下落を受けてさらに上げ幅を縮小し、一時は下落に転
じる展開となりました。

短期基調、中期基調ともに上向き継続となっております。
先週末の米市場はJPモルガンの好決算を受けて堅調な推移となりましたが、中国
が預金準備率を引き上げるなど引き締め強化を受け、東京市場でも中国市場待ち
の慎重なスタートとなりました。
結局上海市場は下落スタートから下げ幅を拡大、2%を超える下落となったことを
受けて東京市場も値を消す展開となりました。


□本日の先物動向

先物の手口は、大和が1,408枚、ゴールドマンが1,003枚の売り越し、MSMが1,837
枚の買い越しとなりました。
TOPIXは、1,000枚を超える売り越し、買い越しはありませんでした。
SQを通過した先物の手口はほとんどありませんでした。


□本日の新興市場動向

新興市場は2指数揃って上昇となりました。
東証1部の主力銘柄が重い動きとなる中で、新興市場の値動きの軽い銘柄を中心
に短期資金が流入し堅調な展開となりました。
後場にかけて日経平均が下落に転じる場面になると、新興市場でも利益確定ムー
ドが強まりやや失速したものの、しっかりで終了となりました。
ネット関連銘柄の循環物色の流れが続いておりますが、そろそろ新興市場銘柄も
過熱感が台頭してきており、短期資金の循環の速度も速まりつつありますので、
少し注意も必要となりそうです。


□本日の個別銘柄動向

東証1部の騰落数は値上がり779、値下がり702となり、大型株が失速する中で、小
型株優勢の相場となりました。
セクター別では、水産農林、小売、食品などのデフェンシブ系が堅調、一方で、
石油、海運、鉄鋼、ハイテク、自動車、資源、非鉄、商社などが揃って下落とな
りました。
また証券、ノンバンク、保険、銀行も軟調となり、相場の重しとなりました。

会員銘柄では、レナウン (3606)が高値で+8.26%合計+28.43%と大幅上昇で上値
を伸ばしたほか、ケイブ (3760)が+21.16%、アイフリーク (3845)が+25.13%
コムチュア (3844)が+12.62%と大暴騰銘柄が続出となりました。
他、場中銘柄では、チタン工業(4098)、フューチャーアーキテクト(4722)、
アプリックス(3727)などが大きく上昇する展開となりました。



■今晩の米市場の動向

今晩の米市場は、キング牧師生誕記念日(マーティン・ルーサー・キング・デー)
の祝日のため休場となり、欧州中心の取引となります。
欧州ではまちまちの展開となっておりましたが全体的に下げ幅拡大の展開となっ
ております。
オルファニデス・キプロス中銀総裁が、ECBの声明は大げさにタカ派的ではなく、
債券購入を中止する可能性と述べたこと、20日のスペイン国債入札が中止となり
引き受け方式に変更されたことなどから、ユーロが大きく下落するとなり、株式
市場も弱含む動きとなっております。

先週末の米市場は、ダウが55.48ドル高と反発となりました。
中国の0.5%の預金準備率引き上げや、12月小売売上高が予想を下回ったことが嫌
気され売り先行の展開となりましたが、JPモルガンの好決算を背景に金融セクタ
ーに買いが入り切り返す展開となりました。
CME日経先物は95円高の10,595円、円建ては75円高の10,575円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標

主要企業決算発表は予定されておりません。
経済指標の発表も予定されておりません。


□その他海外注目材料

ドル円は、83円50銭から本邦輸出実需筋のドル売りオーダーが引き続き控えてい
るとされております。
また中国の胡錦濤国家主席が1月18日から米国へ公式訪問するのにあわせ、思惑的
な人民元高が円の連れ高を呼び込む可能性があると指摘されております。

要人関連では、プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁の講演が予定されており、
同総裁は、量的緩和第二弾について慎重な発言を行っております。



■明日の展望

明日は揉み合い展開が想定されます。
今晩の米市場はマーティン・ルーサー・キング・デーで休場のため、欧州で余程
大きな動きが出ない限り横ばいスタートの展開となりそうです。
その後は本日同様に、中国市場動向待ちとなる展開が想定されます。
個別では大型株の上値が重く、動き辛くなる中で、引き続き新興市場や低位銘柄
など値動きの軽い銘柄に資金が入ってくる展開が想定されます。


□テクニカル分析からの展望

日経平均は小幅反発で戻り高値水準での推移が継続しております。
ボリンジャーバンド+1σと+2σの間での推移で、上昇トレンドの動きに変わりは
ありませんが、10,500円の節目割れこそ辛うじて回避したものの、5日線を下回っ
て終了しました。
ただ下値では一目均衡表の転換線が10,470円、基準線が明日には10,400円近辺ま
で上昇となり、レンジ下限の10,400は強いサポートラインとなりそうです。


□総括・今後の方針

中国の下落が重しとなる格好で本日は日柄調整の動きとなりました。
上海市場は結局3%超の下落と昨年9月末以来の安値に沈んでおり、20日の10-12月
期GDP発表の前後に利上げに踏み切る可能性が高まったことから、金融引き締め
懸念が大型株を中心に重しとなってきそうです。
欧州でも財政問題が燻り続け、堅調な米国でも経済指標が予想に届かずまちまち
となってきていることなどから、やや調整色を強める可能性を考慮しておきたい
ところです。
ただ中低位、新興市場どころを循環に物色する動きは活発であり、投資家の押し
目買い意欲も強いと見られますので、個別重視で相場を見て行きたいところです。

□本日のメルマガ銘柄

住友金属鉱山 (5713)
現在値:1,383円

1月4日の1,456円を高値に調整展開となっておりますが、75日線まで調整を進め
たことで調整一巡からのリバウンド展開が期待されます。
このあたりを押し目としてじっくりと戻っていく展開に期待します。

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