2011年1月21日(金曜日)
<注目銘柄>
eワラント(ゴールドマン・サックス証券)
日本板硝子(5202) コール28回
行使価格 240円
満期日 2011年03月09日
1ワラント当り原資産数 0.2
eワラント販売価格 1.96
実効ギアリング 8.99
前営業日の株価 221円 -3円
前営業日のHV(20日) 29.08
投資スタンス:短期(1週間程度)
20日付「日経新聞」では、同社が太陽電池用ガラス事業を強化すると報じた。英国で
建築用ガラスの製造設備を薄膜型太陽電池の基板ガラス製造設備として再稼働させた。
ベトナムでも同様のコーティング設備を導入し、3月に稼働の予定。両工場とも2008年の
金融危機のあおりを受けて停止させていたが、これを需要拡大が見込める太陽電池向け
に転用させ有効活用を図る。
20日の株価は続落。終値ベースでは昨年11月1日以来となる25日移動平均線(222円)
割れとなった。ただ、まだ同線上にあるといってよい水準で、この線がサポート・ライン
として機能すれば、再び13日につけた高値(236円)を目指す展開になると判断。コール
で臨みたい。
<過去の注目銘柄>
配信日 銘柄<コード> 当日始値 高値 安値 T+5買取価格 eワラント損益
P/C回号 株価始値 高値 安値 T+5株価終値 株式損益
01/11 第一生命保険<8750> 1.30 1.64 0.81 0.83 -36.1%
コール5回 138500 140000 136400 136600 (買い) -1.3%
01/07 ニコン<7731> 2.73 3.68 2.48 2.89 +5.8%
コール104回 1815 1910 1802 1846 (買い) +1.7%
01/06 グリー<3632> 5.03 5.04 4.56 4.75 -5.5%
コール8回 1109 1115 1081 1098 (買い) -0.9%
01/05 村田製作所<6981> 7.98 11.27 7.91 9.67 +21.1%
コール50回 5770 6210 5750 6010 (買い) +3.8%
01/04 日立<6501> 2.96 3.95 2.75 3.73 +26.0%
コール105回 440 462 436 457 (買い) +3.8%
12/29 みずほFG<8411> 3.17 3.35 2.69 3.30 +4.1%
コール255回 156 159 153 159 (買い) +1.8%
*上段はeワラントの価格、下段は対象銘柄の株価
T+5は配信日から5営業日目のこと
「ゴールドマン・サックス・eワラント」
「投資ツール」→「eワラント銘柄検索」
→「銘柄コードor銘柄名指定」に銘柄コードを入力
→eワラントの価格、及び「チャート表示」でチャートが閲覧できます。
<きょうの見通し>
東京市場はさえない展開が予想される。円安は国際優良株や輸出関連全般への買い戻
し要因にはなるものの、戻り売りが意識され上値は重い。米NASDAQや半導体株指数の下
げが値がさハイテク株などにも影響しそうだ。また、原油価格の下落で資源関連の一角
に利益確定売りが予想される。一方、個人投資家中心に短期売買は衰えることはなく、
日立、NECなどの低位ハイテク株やメガバンク株などが物色対象になろう。
中国の追加金融引き締めへの警戒ムードは強い。上海総合指数は昨日終値ベースで安
値更新しており、きょうも売りが続くようだと東京市場の下押し要因になりそうだ。昨
日は先物にヘッジファンドの売りが観測されており、引き続き警戒したい。
日経平均の予想レンジは10400円−10460円。一目基準線の基準線は目先10400円を横ば
う動きが予想される。10400円処は12月1日安値と30日安値を通る右肩上がりの下値支持
線上にもあたるため、きょうは基準線を意識して下げ止まる動きがみられるかが注目さ
れる。
20日のダウ平均は2.49ドル安と小幅続落。NASDAQは一時39ポイント近く下げる場面も
あったが、25日線をサポートに21.07ポイント安まで切り返した。
中国が発表した10−12月期GDPや12月消費者物価指数の結果を受けて、追加金融引き
締めに対する警戒感が高まった。ダウ平均は一時80.52ドル安まで下落。しかし、モル
ガンスタンレーの決算発表を受けて金融が買われ、指数を下支えする格好となった。
S&P500は1.66ポイント下落。業種別では金融が堅調だった一方、素材、エネルギー、
テクノロジーなどが軟調となった。
ドル建てCME225先物は昨日の大証日中終値と比べて45円高の10485円、円建ては40円
高の10480円で終えた。
昨日の東京市場は反落。東証1部の値下がり銘柄数は1245と全体の74.7%に達し、規
模別株価指数はすべて下落。国際優良株や金融、不動産株などが利益確定売りに押され
た。一方で、内需ディフェンシブ系は底堅く推移。仕手系材料株で急騰する銘柄も散見
された。
日経平均は今年最大の下げ幅を記録。5日移動平均線(20日現在、10503円)が上値抵
抗となり、1月6日の上昇で形成したマド埋め(10413円)を意識する格好となったが、
25日移動平均線(10397円)を前に下げ渋る動きもみせた。
12月からのレンジ相場上限10400円処までの揺り返しの動きは想定内の動きである
が、レンジ相場下限10200円処を下回るような動きになってくると、昨年9月1日安値を
中心に「逆三尊型」が完成した水準9700円処まで調整が長引くシナリオなども台頭して
くる。
<きょうの予定>
記載された予定は、予告なく変更される可能性があります)
※経済指標は(予定発表時間/予想数値)
-
【国内】
11月全産業活動指数(13:30/0.2%)
<<決算発表>>
カゴメ、JIEC、日本高純度化学、安川電機、SPK、ジャフコ
【海外】
《決算発表》
バンク・オブ・アメリカ、サントラスト・バンクス、ゼネラル・エレクトリック、シュ
ルンベルジェ、キャピタル・ワン・ファイナンシャル