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直近の決算発表予定

2011年1月14日金曜日

トレーダーズ・eワラント・デイリーコメント

トレーダーズ・eワラント・デイリーコメント


2011年1月14日(金曜日)

<注目銘柄>
eワラント(ゴールドマン・サックス証券)
京セラ(6971)      コール90回
行使価格    8500円
満期日          2011年02月09日
1ワラント当り原資産数  0.005
eワラント販売価格    2.65
実効ギアリング      10.50
前営業日の株価      8720円 +110円
前営業日のHV(20日)  20.25
投資スタンス:短期(1週間程度) 


 クレディ・スイスでは、ネットキャッシュを考慮せずとも株価は割安と指摘。投資評
価を新規に「OUTPERFORM」、目標株価を11000円としてカバレッジを開始した。

 セラミックパッケージの収益性改善や太陽電池の安定的な推移など、PL(損益計算
書)面ではITバブル期のピークを見据えた改善が想定されると言及。ROC(資本利益
率)の改善は来期以降鈍化する見通しだが、現状の株価水準はネットキャッシュを考慮
しないベースでも依然として割安であり、短期的にはバリュエーションの水準訂正が見
込まれると指摘した。今後の株価材料は、資産効率改善につながる資本政策の発表な
ど。

 11日には5日移動平均線と25日移動平均線がゴールデン・クロスしており、昨年11月から
8600円を挟んだもみ合いが続いていたが、再び上昇基調へと向かう兆しをみせている。ス
マートフォン関連の大型株として注目度が高まっており、12月10日につけた目先の高値
(8870円)を上回る可能性が高いと判断。コールで臨みたい。


<過去の注目銘柄>
配信日 銘柄<コード> 当日始値 高値 安値 T+5買取価格 eワラント損益
    P/C回号 株価始値 高値 安値 T+5株価終値 株式損益


12/30 国際帝石<1605>   4.06 5.12 3.77 4.17 +2.7%
コール67回  481000 503000 475000 488000(買い) +1.4%

12/29 みずほFG<8411>  3.17 3.35 2.69 3.30 +4.1%
コール255回  156 159 153 159 (買い) +1.8%

12/28 エルピーダ<6665>  2.05 3.06 1.83 3.06 +49.2%
コール70回  957 1033 940 1029 (買い) +7.5%

12/27 三井不動産<8801>  2.66 2.88 2.52 2.81 +5.6%
コール43回  1621 1652 1613 1645 (買い) +1.4%

12/24 住友金属鉱山<5713> 2.59 2.78 2.32 2.45 -5.4%
コール128回 1416 1444 1404 1419 (買い) +0.2%

12/22 JT<2914>    4.44 4.85 3.95 4.10 -7.6%
コール73回 306500 310500 299000 302000(買い) -1.4%

12/21 ホンダ<7267> 3.90 4.15 3.42 3.44 -11.7%
コール117回 3285 3305 3260 3260 (買い) -0.7%


*上段はeワラントの価格、下段は対象銘柄の株価
T+5は配信日から5営業日目のこと

「ゴールドマン・サックス・eワラント」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/index.html
「投資ツール」→「eワラント銘柄検索」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/market/search/db_fset.gscgi
→「銘柄コードor銘柄名指定」に銘柄コードを入力
→eワラントの価格、及び「チャート表示」でチャートが閲覧できます。


<きょうの見通し>

 東京市場はもみ合いへ。内需系セクターが売りに押される一方で、米インテルの株価
が時間外取引で好決算を受けて上昇しており、半導体関連を中心としたハイテク株の上
昇が相場の下支えに。また、ユーロの上昇で、欧州リスクへの警戒から小休止が続いた
キャノンを中心とした欧州売上高比率の高い銘柄への押し目を買いがみられそうだ。
 また、1月限のオプションSQ算出日となる。12月のSQ(10420円)は心理的な上値の節
目としてしばらく意識された経緯があり、きょうは日経平均の終値がSQを上回るかどう
かが注目される。昨年も同じ時期に高値をつけており、SQを下回れば来週以降は利益確
定売りが強まる可能性があり注意したい。日経平均の予想レンジは10530円−10630円。

 13日のダウ平均は23.54ドル安と反落。NASDAQは前日比2.04ポイント安、S&P500も
2.20ポイント下落して取引を終えた。
 S&Pとムーディーズが米財政状況の悪化を指摘したことや、新規失業保険申請件数が
予想よりも弱かったことを嫌気。ラバクサーの臨床試験を一時停止したメルクを筆頭に
ヘルスケアセクターなども重しとなった。ただ、売り一巡後はバーナンキFRB議長によ
る「今年は小企業向け融資にとって良い年になるだろう」などの前向きな発言を支え
に、下落幅を縮小させる展開となった。業種別では素材セクターが軟調。金融やテクノ
ロジーセクターなども弱含んだ。
 ドル建てCME225先物は昨日の大証日中終値と比べて30円高の10590円、円建ては5円高
の10565円となった。
 なお、取引終了後に半導体大手インテル第4Qの決算を発表。1株利益、売上高ともに
市場予想を上回り、2011年第1Qの売上高計画も中央値が市場予想を上回った。

 昨日の東京市場は続伸。東証1部の値上がり銘柄数は1100と全体の65.8%に達し、規
模別株価指数はすべて上昇。外部環境の好転で国際優良株など幅広い銘柄に買いが入っ
た。その一方で、格下げのブリヂストン、決算発表延期が伝わったファーストリが売ら
れた。
 日経平均は直近高値(10541円)を更新。買い先行のあとは伸び悩んだが、逆に5日移
動平均線まで下押す動きもなく終日小動きが続いた。
 ローソク足はほぼ十字足に近い足となり迷いが生じるも、5日移動平均線から大きく
かい離しておらず、瞬間的に高値警戒を感じさせるような動きもない。5日移動平均線
に沿った動きが続いており、一段高への期待は続く。
 上値メドは、10月6日高値〜11月1日安値までの下落幅の2倍を使って計算した10765
円。また、2009年11月27日安値〜昨年4月5日高値までの上昇幅を、8月31日安値からの
上昇とした11081円なども見込まれる。変化日候補は1月18日、2月1日前後となる。


<きょうの予定>

記載された予定は、予告なく変更される可能性があります)
※経済指標は(予定発表時間/予想数値)



国内 (14日)
12月国内企業物価指数(8:50)
《決算発表》
リンク・ワン、シンワアート、日本毛織、スター・マイカ、プロパスト、T&CHD、
東京スタイル、近鉄百貨店、松竹、アルテック、ホギメディカル、川上塗料

海外 (13日)
米新規失業保険申請件数(22:30/前月比0.8%)
米11月貿易収支(23:30/-410億)
米12月生産者物価指数(23:30/前年比3.8%)
《決算発表》
インテル

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