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直近の決算発表予定

2011年2月9日水曜日

トレーダーズ・eワラント・デイリーコメント

トレーダーズ・eワラント・デイリーコメント


2011年2月9日(水曜日)

<注目銘柄>
eワラント(ゴールドマン・サックス証券)
KDDI(9433)     コール109回
行使価格    500000円
満期日          2011年05月11日
1ワラント当り原資産数  0.0001
eワラント販売価格    3.87
実効ギアリング      7.35
前営業日の株価      506000円 +27500円
前営業日のHV(20日)  30.02
投資スタンス:短期(1週間程度) 


クレディ・スイスでは、過去3年にわたりセクター相対でバリュエーションディス
カウントに見舞われてきたが、スマートフォン(高機能携帯電話)と社長交代を契機
に、これが解消に向かう可能性があると指摘。投資評価を「Neutral」→「OUTPERFORM」、
目標株価を46万円→65万円と引き上げた。

 業績の方向性やバリュエーションから、ダウンサイドは限定的と判断した。新社長の
就任で、スマートフォンに否定的だったスタンスを転換したことを評価。なお、今後株
価が本格的に上昇するためには、◆スマートフォン販売増、◆加入者純増トレンド変
化、◆データARPU上昇、◆利益拡大、──が必要と言及した。

 8日の株価は大幅続伸。心理的節目でレジスタンスである50万円を突破した。緩やか
な下落トレンドを描いていた25日移動平均線も上向きに転じており、5日線、75日線と
揃って上昇トレンドへとなっている。加えて、通信株の中でも相対的に出遅れ感がある
と判断。コールで臨みたい。

<過去の注目銘柄>
配信日 銘柄<コード> 当日始値 高値 安値 T+5買取価格 eワラント損益
    P/C回号 株価始値 高値 安値 T+5株価終値 株式損益

01/28 伊藤忠商事<8001>  9.07 9.22 7.04 7.73 -14.7%
コール31回  918   920 892 897 (買い) -2.2%

01/27 エーザイ<4523>   5.66 5.84 4.47 4.66 -17.6%
プット9回  2814  2919 2810 2907 (売り) +3.3%

01/26 日立<6501>     3.17 4.04 3.07 4.04 +27.4%
コール105回  451   465 444 463 (買い) +2.6%

01/25 ホンダ<4502>    7.09 9.52 7.09 8.07 +13.8%
コール116回  3395   3555 3390 3475 (買い) +2.3%

01/24 武田薬品<4502>   2.02 2.40 1.84 1.96 -2.9%
コール98回  3980   4040 3960 3970 (買い) -0.2%

01/21 日本板硝子<5202>  2.00 2.08 0.89 1.70 -15.0%
コール28回  223   226 206 220 (買い) -1.3%

*上段はeワラントの価格、下段は対象銘柄の株価
T+5は配信日から5営業日目のこと

「ゴールドマン・サックス・eワラント」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/index.html
「投資ツール」→「eワラント銘柄検索」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/market/search/db_fset.gscgi
→「銘柄コードor銘柄名指定」に銘柄コードを入力
→eワラントの価格、及び「チャート表示」でチャートが閲覧できます。


<きょうの見通し>

 東京市場は続伸へ。きょうから上海株式市場の売買が再開される。昨日発表の0.25%
の利上げは時期、幅ともに織り込める範囲内であり、上海総合指数は休場中の世界株高
を受けて堅調な展開が予想される。とはいっても、東京市場は序盤様子見で小幅高の推
移が予想され、徐々に上げ幅を広げる展開につながるかが注目される。
 昨日、大引け後にトヨタが発表した3Q決算は大幅増益、通期見通しは市場予想を上回
る水準へ上方修正した。また、米運用長官がトヨタ車は安全、電子系統に問題はなかっ
たと発言したこともあり、米ADRは4.1%高の3649円(82.40円換算)まで上昇。為替市
場の落ち着きなどもあり、前日の金融株に加え、輸出大型関連への買い戻しが強まりそ
うだ。
 日経平均の予想レンジは10800円−10650円。昨日の極小な値動きは5日移動平均線
(10532円)の接近待ちを意味しており、きょうにも上に伸びる動きが見られそうだ。

 8日のダウ平均は前日比71.52ドル高と7日続伸。NASDAQは13.06ポイント高、S&P500は
5.52ポイント上昇して取引を終えた。
 中国が1年物貸出金利を0.25%引き上げたことによる影響は限定的。1月既存店売上高
が好調だったマクドナルド、サムソンとハイテク技術の特許についてクロスライセンス
契約で同意したIBMに買いが入り買い優勢の展開となった。
 業種別では資本財や金融、テクノロジーなどが上昇した一方、エネルギーは下落。ド
ル建てCME225先物は昨日の大証日中終値と比べて65円高の10695円、円建ては50円高の
10680円で終えた。

 昨日の東京市場は続伸。東証1部の値下がり銘柄数は852と全体の51.0%に達し、規模
別株価指数は小型のみ下落。米金融株や長期金利の上昇を背景に保険や銀行株が軒並み
高となったほか、クレディ・スイスが格上げしたKDDIの上昇が目立った。また、好決算
が相次いだ非鉄なども堅調だった。
 日経平均は3日続伸。ただ、前日高値をやや上回る水準からは伸び悩み、日中値幅は
25.10円で昨年12月24日(26.83円)を下回り、1986年2月10日(20.35円)以来の小ささ
になった。
 週足では先週の大陽線を形成したあとだけに、上値が追いきれない印象だ。週足の一
目均衡表では転換線(10415円)の上昇は継続。月足では2月の転換線は9708円まで水準
を切り下げるが、遅行線が当時の転換線(10798円)に接する水準まではすんなり上昇
しても不思議ではない。


<きょうの予定>

記載された予定は、予告なく変更される可能性があります)
※経済指標は(予定発表時間/予想数値)


【国内】
1月消費動向調査(14:00)
12月と10年携帯電話・PHS国内出荷実績1月工作機械受注(15:00)
《決算発表》
不二家、昭和電工、旭硝子、文化シヤッター、不二サッシ、THK、パイオニア、大和
ハウス、日産自動車、島津製作所、シチズンHD、石油資源開発、奥村組、日本道路、
三機工業、J−オイルミルズ、アリアケジャパン、ダイニック、北越紀州製紙、セント
ラル硝子、電気化学工業、堺化学工業、チタン工業、日本ゼオン、第一工業製紙、AO
CHD、鬼怒川ゴム工業、住友軽金属工業、日東工器、鶴見製作所、酉島製作所、トー
ヨーカネツ、椿本チエイン、フジテック、サンデン、京三製作所、ヨコオ、フタバ産
業、カルソニックカンセイ、ミツバ、阪和興業、武蔵野銀行、アイフル、京浜急行鉄
道、名古屋鉄道、福山通運、澁澤倉庫、日本トランスシティ、イー・アクセス、日本空
港ビルデング、ニチイ学館

【海外】
米MBA住宅ローン申請指数(21:00)
米10年国債入札
英国銀行金融政策委員会(〜10日)
バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長証言
《決算発表》
メットライフ、コカ・コーラ、ポロ・ラルフローレン、コンピューターサイエンス、オ
ールステート、キムコ、シスコシステムズ

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