◆確定申告期限迫る!(2)
家計マネジメント・ラボ ファイナンシャルプランナー(CFP)の中村宏です。
「確定申告は、まず申告書を取り寄せて、申告書に自分で手書きで記入して、
最寄りの税務署に持参、提出しないといけない」とお考えの方がいらっしゃ
るとすれば、その方は、時代の進歩に行政がついていっていないとの先入観
があるのではないでしょうか?
こんなことをいきなり言うのは大人げないと思いますが、私は税務署がス
キで、個人に対する応対の良さにかけては、行政の中でも指折りだとの印象
を持っています。
職員の教育・研修が、しっかり、行き届いているんだと思います。
以前、お客さまに、「勤務先は税務署で、職務は教育担当」という方がい
らっしゃいました。税務署の中にもいろんな役割の人がいるんですね。全員
がひたすら国民から税金を絞り取っているだけじゃないんです。
税務署に行くと、お昼休みの時間帯には、電気が消えています。
パフォーマンスが入っているとしても、嬉しいではありませんか?
徴税する側が襟を正している態度が垣間見れます。
また、こんなことを言うと怒られるかもしれませんが、ついでに言ってし
まいましょう。
いちばんキライな行政は「法務局」です。・・・たまたまかもしれません
が、自社の法人設立登記に行った時に、とても冷たいあしらいを受けた記憶
が、いまだに残っています。
話が、スキ・キライに方向にそれてしまいました。
本日お伝えしたいのは、確定申告をするのであれば、情報を自宅のパソコ
ンからネットに入力して自動計算させ、プリンターで出力して、必要資料を
添付、それをそのまま最寄りの税務署に郵送すれば、作業が終了するという
ことです。
それはコレ!
「確定申告等作成コーナー」
→ https://www.keisan.nta.go.jp/h22/ta_top.htm
ネットを使って、情報を送信までする「e-Tax」という方法もありますが、
事前に電子証明書などを取得する必要があります。
そこまでしなくても、自宅パソコンから出力した書面を郵送すればいい。
出力は、カラーでなくても構いません。モノクロでOK。
税務署に送る際には、申告書一式と必要添付書類、さらに、自分の宛名を
書いた返信用の封筒(切手付)を同封しておけばよいですね。
税務署の印鑑が押された控えが、封筒に入って返送されてきます。