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2011年3月7日月曜日

トレーダーズ・eワラント・デイリーコメント

トレーダーズ・eワラント・デイリーコメント


2011年3月7日(月曜日)

<注目銘柄>
eワラント(ゴールドマン・サックス証券)
ソフトバンク(9984) コール282回
行使価格    3500円
満期日          2011年06月08日
1ワラント当り原資産数  0.02
eワラント販売価格    5.41
実効ギアリング      6.72
前営業日の株価      3450円 +40円
前営業日のHV(20日)  38.03
投資スタンス:短期(1週間程度) 


 携帯電話iPhoneや多機能通信端末iPadの販売好調が同社のデータ通信の伸びにつながって
いる。4月3日に米アップルによるiPad新型機の日本発売を控えていることから、出足へ期待
する買いが入っており、4日の株価は続伸。2月21日につけた昨年来高値(3430円)を更新した。
中東情勢の緊迫化が続く中、ディフェンシブ性の強い内需関連株として物色される側面もあり、
当面は追い風の状況が続くと判断。コールで臨みたい。


<過去の注目銘柄>
配信日 銘柄<コード> 当日始値 高値 安値 T+5買取価格 eワラント損益
    P/C回号 株価始値 高値 安値 T+5株価終値 株式損益

02/23 ソニー<6758>    2.68 2.95 2.15 2.74 +2.2%
コール184回  2996  3040 2911 3010 (買い) +0.4%

02/22 日本電気硝子<5214> 4.71 5.25 3.11 4.62 -1.9%
コール9回  1349  1375 1282 1362 (買い) +0.9%

02/21 第一生命保険<8750> 3.83 3.94 1.83 2.11 -44.9%
コール11回  154500 155000 141000 143500 (買い) -7.1%

02/18 日立建機<6305>   4.24 5.63 4.01 5.00 -27.0%
コール15回   2116  2134  2040 2013 (買い) -4.8%

02/17 旭硝子<5201> 10.54 11.79 9.60 9.99 -5.2%
コール69回  1148  1154 1095 1102 (買い) -4.0%

02/16 住友金属鉱山<5713> 2.18 2.88 2.18 2.48 +13.7%
コール131回  1513  1593 1513 1544 (買い) +2.0%


*上段はeワラントの価格、下段は対象銘柄の株価
T+5は配信日から5営業日目のこと

「ゴールドマン・サックス・eワラント」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/index.html
「投資ツール」→「eワラント銘柄検索」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/market/search/db_fset.gscgi
→「銘柄コードor銘柄名指定」に銘柄コードを入力
→eワラントの価格、及び「チャート表示」でチャートが閲覧できます。


<きょうの見通し>

 東京市場は米株安を受けて利益確定売り優勢の展開か。中東情勢などの地政学リスク
や米株安に加え、政局不安などを背景に主力株は見送られる公算が高い。ユーロの強基
調で精密などの一角に押し目買いは予想されるが、売り一巡後の輸出関連全般への押し
目買いは限定的か。米金融株安で内需系もさえない展開が予想される。
 原油価格の上昇も景気の腰折れ懸念を強め上値を抑える要因となり、低位材料株や新
興銘柄などが物色の中心となろう。
 中国全人代が5日に開幕し、新中期計画「第12次5カ年計画」(2011〜15年)では年平
均の経済成長率目標を7%に引き下げた。中国の2月PMI(製造業購買担当者指数)は3カ
月連続で低下し、6カ月ぶりの低水準になったことで利上げ懸念は若干後退したが、今
週発表のマクロ指標次第では利上げ懸念が再び強まる可能性もあり注意したい。

 日経平均の予想レンジは10660円−10640円。今週は週中ごろから基準線(10537円)
が上昇に転じるため、最低でもその間基準線に絡む動きを維持できるかが、強い基調継
続へのポイント。目先的には直近安値の10452円を下回る可能性は薄れたと思われる
が、当面もみ合いのあとの下振れリスクは残る状況となる。
 上値メドは、21日安値10789円や1月13日高値〜1月31日安値までの下落幅の倍返しの
上げの10941円など。下値メドは転換線10591円や基準線10537円、24日安値10452円、
10270円処などが考えられる。

 今週の国内の経済指標は、1月景気動向指数(7日)、2月景気ウォッチャー調査(8
日)、1月機械受注(9日)、10−12月期GDP改定値、2月工作機械受注(10日)。米国で
は1月消費者信用残高(8日)、1月貿易収支(10日)、2月小売売上高、3月ミシガン大
学消費者信頼感指数(11日)などが発表される。
 中国では1月貿易収支、2月鉱工業生産、2月消費者物価、2月小売売上高、インドでは
1月の鉱工業生産の発表が予定されている。

 4日のNY株式相場でダウ平均は前日比88.32ドル安と反落。NASDAQは14.07ポイント
安、S&P500は9.82ポイント下落して取引を終えた。
 2月雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を下回ったことを受け、ダウ平均は売りが
先行。また、バンカメの著名アナリストが地政学リスクや1−3月期業績について慎重な
見方を示したことを理由にシティとGSの投資判断を引き下げたことを嫌気。両銘柄を中
心に金融セクターへ売りが波及した。また、フィッチがスペイン格付け見通しを引き下
げたことを受け欧州財政懸念も加わり、ダウ平均は一時178.69ドル安まで下落する場面
もあった。
 業種別では金融セクターが1.3%安。素材や資本財セクターなども軟調に推移。ドル
建てCME225先物は先週末の大証日中終値と比べて50円安の10650円、円建ては60円安の
10640円で終えた。

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