○●○♪前日のおさらい♪○●○
◇前日の225先物のおさらい
NYダウが191ドル高と大幅に上昇したことで、225先物は前日比160円高の10750円で
スタート。その後22日に空けた窓上限10780円まで上昇しましたが、すぐに
権利行使価格10750円を挟んだもみ合いが続きました。午後になると大口売りが連発し
徐々に上げ幅を縮め、一時10660円まで下落。結局前日比110円高の10700円で取引を
終了しています。
◇海外市場動向
4日の米国市場は下落。朝方発表された雇用統計は市場予想通りの結果となったものの、
前日までの大幅上昇の反動からマイナスでスタートしました。その後も中東情勢の
緊迫化から原油相場が急反発したことで景気や企業収益の悪化が懸念され、NYダウは
一時180ドル安まで下落しました。引けにかけて買い戻しが入り、88ドル安で取引を
終了しています。
CME225は前日比60円安の10640円で引けています。
【米国市場】
◇3月4日終値と前日比
NYダウ 12169.88 - 88.32 (-0.72%)
NASDAQ 2784.67 - 14.07 (-0.50%)
S&P500 1321.15 - 9.82 (-0.74%)
CME225 10640円 大証前日比 -60円 イブニング比 -30円
○●○♪本日の注目ポイント♪○●○
米国市場では中東情勢の緊迫化から来る原油価格の高騰を受け、CME225清算値に
サヤ寄せする弱いスタートとなりそうです。今週は米国で重要な経済指標発表
が少ないため、原油高が続いた際に相殺できる材料に乏しく、下落が一層強まる
可能性もあります。
前原外務大臣の辞任も悪材料となっており、10600円をキープできるかが注目されます。
◇外人動向(9社)
売り1210万株、買い1490万株、差し引き280万株の買い越し
◇想定レンジ
10600円−10750円