2011年2月4日(金曜日)
<注目銘柄>
eワラント(ゴールドマン・サックス証券)
エルピーダ(6665) コール71回
行使価格 1300円
満期日 2011年03月09日
1ワラント当り原資産数 0.02
eワラント販売価格 1.69
実効ギアリング 7.83
前営業日の株価 1267円 +55円
前営業日のHV(20日) 46.40
投資スタンス:短期(1週間程度)
モルガン・スタンレーMUFGでは、3Q決算後の市場反応をポジティブと予想した。
3Q業績は棚卸し資産評価減110億円、貸倒引当金20億円を計上したこともあり大幅に悪
化したが、評価減対象の65nmS世代製品の生産はすでにほぼ終息していると指摘。一方
で、モバイルDRAMの拡大、微細化進展の確度が高まったとみて、投資判断
「Overweight」を継続、目標株価を1350円→1500円と引き上げた。
このほか、ゴールドマンでも投資判断「買い」を継続し、目標株価を1350円→1400円
と引き上げた。
年明け以降、株価はほぼ右肩上がりの推移となっており、3日は4%超の上昇率を記録。
ボリンジャーバンドの+2シグマ(1269円)を一時上回る場面があったが、上値追いの勢い
が衰えをみせないため、しばらくは「バンドウォーク」の動きが続くと判断。コールで
臨みたい。
<過去の注目銘柄>
配信日 銘柄<コード> 当日始値 高値 安値 T+5買取価格 eワラント損益
P/C回号 株価始値 高値 安値 T+5株価終値 株式損益
01/25 ホンダ<4502> 7.09 9.52 7.09 8.07 +13.8%
コール116回 3395 3555 3390 3475 (買い) +2.3%
01/24 武田薬品<4502> 2.02 2.40 1.84 1.96 -2.9%
コール98回 3980 4040 3960 3970 (買い) -0.2%
01/21 日本板硝子<5202> 2.00 2.08 0.89 1.70 -15.0%
コール28回 223 226 206 220 (買い) -1.3%
01/20 東レ<3402> 5.39 5.66 4.28 5.43 +0.7%
コール64回 541 560 529 546 (買い) +0.9%
01/19 ソフトバンク<9984> 5.95 7.54 5.71 6.38 +7.2%
プット220回 2846 2868 2690 2803 (売り) -1.5%
01/18 エルピーダ<6665> 3.71 4.23 2.78 3.73 +0.5%
コール74回 1128 1167 1057 1134 (買い) +0.5%
*上段はeワラントの価格、下段は対象銘柄の株価
T+5は配信日から5営業日目のこと
「ゴールドマン・サックス・eワラント」
「投資ツール」→「eワラント銘柄検索」
→「銘柄コードor銘柄名指定」に銘柄コードを入力
→eワラントの価格、及び「チャート表示」でチャートが閲覧できます。
<きょうの見通し>
東京市場は堅調な展開か。米景気への回復期待は強く、主力株中心に買い優勢の地合
いが想定される。今晩の米雇用統計の発表を前に為替市場などは小動きだろうが、最近
の雇用指標の改善などから期待は強い。アジア市場が休場で材料難であるが、業界再編
期待などで海外投資家の売買動向に注目か。
昨日、大引け後に3Q決算を発表した日立、ソフトバンクは通期予想を上方修正してお
り、相場のけん引役になることが期待される。
日経平均の予想レンジは10530円−10480円。昨日の25日移動平均線処の値固めから、
5日移動平均線の上昇で、マド埋め(10534円)、終値ベースで戻り高値10478円
(1/27)を超えられるかが注目される。
3日のダウ平均は前日比20.29ドル高と上昇。一方、NASDAQは4.32ポイント高、S&P500
は3.07ポイント上昇して取引を終えた。
メルクやダウケミカルなどの決算内容を受け売りが先行。ダウ平均は一時60.92ドル
安まで下落する場面があったが、FRB議長がワシントンでの講演で「今年の経済成長は
これまでの予想を上回る可能性が高い」などの前向きな発言をしたことを好感した。
ドル建てCME225先物は昨日の大証日中終値と比べて70円高の10510円、円建ては55円高
の10495円で終えた。
昨日の東京市場は反落。東証1部の騰落状況は上昇743、下落781とほぼ同数。直近上
昇が目立った自動車株やファナックなど、国際優良株が利益確定売りに押された。その
一方で、商品市況の先高感などを背景に資源関連が上昇。また、好決算発表の東レなど
が買われた。
日経平均は終日25日移動平均線(3日現在、10422円)を意識して小動きが続いた。ザ
ラ場の安値は日足基準線(10401円)がサポートになる一方、前日高値(10479円)を前
に上値も抑えられた。
目先的には1月の戻り高値10478円を超えれば、1月13日高値からの二段下げが終了
し、いったんもみ合い相場に移行していく展開が想定される。
一方、戻り高値を超えられず、下のメド埋め(10299円)などがみられれば、下ブレリ
スクが再び高まることになろう。新値三本足が陰転していることや、200日移動平均線
(3日現在、9859円)が既に下落基調に入っている点はネガティブな要因である。
上値メドは、10月6日高値〜11月1日安値までの下落幅の2倍を使って計算した10765
円、1月13日高値〜1月31日安値までの下落幅の2倍を使って計算した10941円、また
11081円などがある。下値メドは200日移動平均線(9859円)や9700円処が考えられる。
<きょうの予定>
記載された予定は、予告なく変更される可能性があります)
※経済指標は(予定発表時間/予想数値)
【国内】
《決算発表》
日本水産、国際石油開発帝石、清水建設、ミクシィ、博報堂DYHD、コカ・コーラウ
エスト、日清オイリオG、帝人、旭化成、大王製紙、三井化学、住友ベークライト、宇
部興産、淀川製鋼所、森精機製作所、クボタ、月島機械、荏原製作所、アマノ、セガサ
ミーHD、日本精工、ホシデン、三井造船、IHI、富士重工業、パラマウントベッ
ド、サンリオ、丸井G、千葉銀行、静岡銀行、クレディセゾン、三井不動産、三菱地
所、京王電鉄、NTT、ホリプロ、ベネッセHD、ドンキホーテ、東洋製缶、住友金属
工業
【海外】
米12月非農業部門雇用者数変化(22:30/14.0万)
米1月非農業部門雇用者数変化(22:30/14.5万)
米1月製造業雇用者数変化(22:30/1.0万)
米1月雇用統計(22:30/失業率9.5%)
EU首脳会議
ミュンヘン安全保障国際会議(〜6日)
《決算発表》
フォーチュンブランズ、サイモン・プロパティー・グループ、エーオン、クロロック
ス、アリゲニー・エナジー、タイソンフーズ