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2011年1月25日火曜日

【株】Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望

Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望


□本日の結果

01/24 01/23特別会員銘柄PI +11.93% 合計+11.93% 暴騰!
01/24 01/23一般会員銘柄AU +8.11% 合計+8.11% 暴騰!
01/24 01/16一般会員銘柄DH +2.75% 合計+1.82%

■本日の相場総括

本日の日経平均は70円高の10,345円と反発となりました。
米市場はまちまちながら、CME日経先物が上昇して返ってきたことから買い先行の
展開となりました。
朝方の買い一巡後は伸び悩み、上値が重い展開となりましたが、後場にかけては
先物の買いが見られジリ高展開となり、ほぼ高値引けとなりました。

短期基調、中期基調ともに下向き継続となっております。
朝方は短期調整入りを警戒して買いも乏しく、先週末の下げに比べると弱い反発
の展開となりましたが、先物に買いが入ったことで次第に押し目を拾う動きが活
発化しました。
ただ高いところでは依然売り物も多く、戻りを一気に試す展開には至りませんで
した。


□本日の先物動向

先物の手口は、ソシエテジェネラルが1,000枚の売り越し、クレディスイスが
1,555枚、シティが1,007枚の買い越しとなりました。
TOPIXは、BNPパリバが1,735枚、クレディスイスが1,615枚、大和CMが1,222枚の
売り越し、メリルリンチが3,404枚、MSMが1,160枚の買い越しとなりました。

日経平均はクレディスイスの買いによって上げ幅拡大となりました。
ただクレディスイスはTOPIXを売り越すなど買い転換しているわけではなく、リバ
ランスの動きに止まっております。
ニューエッジはほぼニュートラルとなり、小幅ながら買い越しとなっております。


□本日の新興市場動向

新興市場は2指数揃って反発となりました。
先週末に大きく売られた反動から買いが先行、ジャスダックは一部上値が重く、
ジャスダック平均が下げに転じる場面もありましたが、リバウンド狙いの短期資
金が流入したことで、マザーズ指数とともに上げ幅を拡大する展開となりました。
ただあくまで短期リバウンドという狙いであることから、売買代金は先週末に比
べると大きく減少し、様子見姿勢も強い状況となっております。
とはいえ、投げ売られて大きく下落した銘柄には短期資金が流入していることか
ら、暫くはこの流れに乗りたいところです。


□本日の個別銘柄動向

東証1部の値上がり銘柄数は1,145と買い優勢の展開となりました。
セクター別では、野村の格上げを手掛かりに商いを伴って上昇したホンダが牽引
する格好で自動車がしっかり。
ほか、鉱業、商社、非鉄、海運は反発となりましたが、鉄鋼、石油は軟調となり
ました。
また保険、不動産、証券は買われたものの、銀行は値下がりトップとなりました。

会員銘柄でも多くの銘柄が反発となりましたが、チャートが悪化した銘柄の動き
はやや重くなりました。
一方で先週末大きく売られた銘柄は短期リバウンドの流れに乗り、アールテック
ウエノ(4573)が+8%超、PSS(7707)が+16%超の急騰となりました。
ほか、富士紡(3104)、倉元製作所(5216)なども大きく買われました。



■今晩の米市場の動向

今晩の米市場は堅調な展開が想定されます。
好調な企業業績を背景にNYダウは堅調な動きとなっており、今晩はNYダウ構成銘
柄の決算が集中することから、堅調な動きが期待されます。
一方で利益確定に押されるナスダックは、25日線水準までの調整から反転の動き
を見せられるかが焦点となり、反転できないようだと、全体的な利益確定のムー
ドが強まる可能性もありそうです。
欧州は買い先行ながら上値は重く、すぐに値を消し下げに転じております。
ユーロ圏製造業新規受注は予想を上回りましたが、ユーロ圏製造業PMIは予想を
若干下回り、反応が乏しくなっております。

先週末の米市場はまちまちとなり、ダウが49.04ドル高と反発となりましたが、ナ
スダックは14.75ポイント安となりました。
GEの決算が好感され、ダウは一時82.68ドル高まで上昇する場面がありましたが、
AMDはアナリストが利益予想を引き下げたこと、バンカメや地銀のファースト・ホ
ライゾン・ナショナルが冴えない決算となったことなどを受けてやや押し戻され
ました。
CME日経先物は40円高の10,320円、円建ては25円高の10,305円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標

主要企業決算発表は、アムジェン、アメリカン・エキスプレス、CSX、
ハリバートン、マクドナルド、シールドエアー、テキサス・インスツルメンツ、
ジオンズ・バンコープが予定されております。
経済指標は予定されておりません。


□その他海外注目材料

ドル円は、引き続き83円台から輸出実需筋のドル売りオーダーが並んでいるとさ
れ、上値は重くなりそうです。
また今晩は注目経済指標の発表はなく、明日以降の日銀金融政策決定会合や、オ
バマ大統領の一般教書演説、米FOMCを控えていることから、動き辛い状況となり
そうです。



■明日の展望

明日は上値の重い揉み合い展開が想定されます。
日経平均が一気に10,400円を突破するようなら雰囲気も変わってくるのですが、
そこまで買われる材料に乏しいことから、日柄調整の動きが継続しそうです。
個別では新興市場が反発するなど短期リバウンドの動きが活発となっており、し
ばらくは、短期小口で新興市場や中小型銘柄を狙っていくことになりそうです。


□テクニカル分析からの展望

日経平均は反発となりましたが、25日線を奪回するには至りませんでした。
ボリンジャーバンドは-1σと中心線の間での推移となっており、バンド自体は横
ばいであることから、この動きに沿った日柄調整となりそうです。
一目均衡表では遅行スパンが過去の株価と接触するタイミングながら、反発とな
ったことで下方転換シグナル発生を拒否しました。
10,400円ラインは25日線、基準線、転換線が集まり、強い抵抗線となっておりま
すが、現在の水準を維持できれば下方転換シグナル発生をしばらく回避でき、日
柄調整をこなして抵抗ラインを突破する展開が期待されます。


□総括・今後の方針

日経平均は反発となりましたが、基本的な流れは変わらず調整モード継続という
格好となっております。
ただここからさらに大きく売り込まれるというよりは、日柄調整を続けるとの見
方が多く、引き続き個別銘柄物色の流れとなりそうです。
さしあたり、先週末にかけて大きく売られた銘柄の短期リバウンドを個別で狙っ
ていきたいところです。

□本日のメルマガ銘柄

メディネット (2370)
現在値:19,760円

下落銘柄の短期リバウンド狙いです。
14日には24,560円まで上昇となりましたが、その後は利益確定と先週末の売りに
押さる展開となりました。
テクニカル重視となりますが、売り込まれた銘柄の下げ一巡から、短期リバウン
ドの展開に期待します。

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