2011年1月25日(火曜日)
<注目銘柄>
eワラント(ゴールドマン・サックス証券)
ホンダ(7267) コール116回
行使価格 3300円
満期日 2011年05月11日
1ワラント当り原資産数 0.02
eワラント販売価格 6.79
実効ギアリング 5.92
前営業日の株価 3400円 +125円
前営業日のHV(20日) 19.74
投資スタンス:短期(1週間程度)
野村證券では、米国事業の数量、車種構成がともに予想以上に好調に推移していると指摘。
同社に対する投資判断を「2」→「1」、目標株価を3300円→4300円と引き上げた。
野村では、業績への影響が大きい北米で新型「シビック」が通期寄与するのに加え、下期
には「CR-V」がモデルチェンジすることで、インセンティブを削減しながら台数を伸ばす可
能性が高いと指摘。北米における予想以上の好調を考慮し、今期営業利益見通しを5620億円
→6300億円へと引き上げた。
24日の株価は反発。3405円まで買われる場面があり、15日につけた昨年来高値(3410円)の
目前まで迫った。引け後に子会社の不正取引で11.3期に150億円の最終損失を計上すると発表。
ただ、連結業績への影響は軽微であり、ネガティブながらもサプライズはない。3Q業績の発表
に向けて自動車株の人気が高まっており、高値更新期待も加わって上値追いになると判断。
コールで臨みたい。
<過去の注目銘柄>
配信日 銘柄<コード> 当日始値 高値 安値 T+5買取価格 eワラント損益
P/C回号 株価始値 高値 安値 T+5株価終値 株式損益
01/13 イビデン<4062> 2.78 3.24 2.51 2.71 -2.5%
コール44回 2841 2918 2797 2861 (買い) +0.7%
01/12 新日鉄<5401> 1.16 1.21 0.44 0.57 -50.8%
コール114回 306 308 288 293 (買い) -4.2%
01/11 第一生命保険<8750> 1.16 1.21 0.81 0.83 -36.1%
コール5回 138500 140000 136400 136600 (買い) -1.3%
01/07 ニコン<7731> 2.73 3.68 2.48 2.89 +5.8%
コール104回 1815 1910 1802 1846 (買い) +1.7%
01/06 グリー<3632> 5.03 5.04 4.56 4.75 -5.5%
コール8回 1109 1115 1081 1098 (買い) -0.9%
01/05 村田製作所<6981> 7.98 11.27 7.91 9.67 +21.1%
コール50回 5770 6210 5750 6010 (買い) +3.8%
*上段はeワラントの価格、下段は対象銘柄の株価
T+5は配信日から5営業日目のこと
「ゴールドマン・サックス・eワラント」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/index.html
「投資ツール」→「eワラント銘柄検索」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/market/search/db_fset.gscgi
→「銘柄コードor銘柄名指定」に銘柄コードを入力
→eワラントの価格、及び「チャート表示」でチャートが閲覧できます。
<きょうの見通し>
東京市場は主力株中心に買い先行のスタートを予想。国内では決算発表が始まってお
り、マクロ指標の改善や円高一服などを背景に業績上振れ期待は強い。米株高を背景に
強気ムードを再び強める格好となり、米国市場に準じてハイテクや化学・非鉄など素材
セクターへの押し目買い、メガバンクや証券株などへの買い戻しが優勢となろう。
日経平均の予想レンジは10420円−10350円。上昇維持のためには早急に10400円処を
終値ベースで回復し、5日移動平均線(24日、10426円)上などに抜き出る動きが必要な
局面。ただ、12月1日安値と12月30日安値を通る右肩上がりの上値抵抗線上にもあたる
ため、そこからの戻り売りは強くなりそうだ。
きょうは日銀金融政策決定会合後に白川日銀総裁会見が予定されているほか、信越
化、日本電産、ヤフーなどの決算発表があり注目される。
24日のNY株式市場でダウ平均は前日比108.68ドル高と続伸。NASDAQは前日比28.01ポ
イントの反発、S&P500は同7.49ポイント上昇して取引を終えた。
インテルが自社株買い枠の拡大や増配を発表したことを好感し、テクノロジー株が相
場をけん引。また、10−12月期決算を発表し、軟調に推移していたマクドナルドが上昇
に転じるなど、投資家による大型株を買う流れが強まった。
業種別ではテクノロジーセクターが1.6%高。インテルの増配などを受けて、他のハ
イテク企業も株主還元の動きを強めるとの期待が高まった。
ドル建てCME225先物は昨日の大証日中終値と比べて75円高の10415円、円建ては55円
高の10395円で終えた。
昨日の東京市場は反発。東証1部の値上がり銘柄数は1145と全体の68.5%に達し、規
模別株価指数はすべて上昇。国際優良株などに押し目買いや買い戻しが入り、主力株は
軒並み高。ホンダを筆頭に自動車株の上昇が目立ったほか、ダイムラーと車体軽量構造
に関する協力で会見すると伝わったと東レが大幅高となった。
日経平均は底堅い展開が続いた。25日移動平均線(24日、10398円)には届かなかっ
たものの、ほぼ高値引けで取引を終了。一目均衡表でも遅行線が当時の株価と接するタ
イミングであったことで、いったん反発する格好となった。
今週は週足の一目均衡表の転換線(10269円)をサポートにして下値を維持できるか
どうかがポイント。来週は転換線の上昇が強くなるタイミングでもあるため、今週はな
んとか同線上を維持したいところだ。
<きょうの予定>
記載された予定は、予告なく変更される可能性があります)
※経済指標は(予定発表時間/予想数値)
-
【国内】
日銀総裁会見
日銀展望レポート中間評価
日銀目標金利(無担保コール翌日物)(0.10%)
《株主総会》
ビジネストラスト、イハラケミカル工業、萩原工業、ファースト住建
《決算発表》
信越化学、ヤフー、日本電産、モーニングスター、富士通ゼネラル、信越ポリマー、
東陽テクニカ、松井証券、大阪証券取引所
【海外】
ブラジル市場休場
米FOMC(〜26日)
インド準備銀行金融政策決定会合
英10−12月期GDP(18:30)
中国ASEAN外相会合(中国・昆明)
米国一般教書演説
米11月S&P/ケース・シラー住宅価格指数(23:00/前月比-0.93%)
米1月コンファレンスボード消費者信頼感指数(26日0:00/54.2)
米11月住宅価格指数(26日0:00/0.0%)
米リッチモンド連銀製造業指数(26日0:00/22)
米ABC消費者信頼感指数(26日7:00)
米2年物国債入札
《決算発表》
ヤフーインク、ベライゾン・コミュニケーションズ、トラベラーズ・カンニパーズ 、
3M、ジョンソン&ジョンソン、コーニング、ユナイデッド・ステーツ・スチール