2011年1月24日(月曜日)
<注目銘柄>
eワラント(ゴールドマン・サックス証券)
武田薬品(4502) コール98回
行使価格 3900円
満期日 2011年03月09日
1ワラント当り原資産数 0.01
eワラント販売価格 2.09
実効ギアリング 11.86
前営業日の株価 3970円 +5円
前営業日のHV(20日) 5.43
投資スタンス:短期(1週間程度)
相場全体が調整色を強めるなか、医薬品セクターの上昇が目立つ。21日の株式市場で
東証1部で1500銘柄が値下がりとなる中、医薬品は東証一部業種別株価指数の値上がり率
で2位につけた。先駆した低位材料株に利益確定売りが出る一方で、ディフェンシブセクタ
ーは底堅い展開となっおり、日経平均が昨年11月5日以来となる25日移動平均線を割りこん
できたことを勘案すると、目先はディフェンシブ優勢の地合いになるとと判断。コール
で臨みたい。
<過去の注目銘柄>
配信日 銘柄<コード> 当日始値 高値 安値 T+5買取価格 eワラント損益
P/C回号 株価始値 高値 安値 T+5株価終値 株式損益
01/12 新日鉄<5401> 1.16 1.21 0.44 0.57 -50.8%
コール114回 306 308 288 293 (買い) -4.2%
01/11 第一生命保険<8750> 1.16 1.21 0.81 0.83 -36.1%
コール5回 138500 140000 136400 136600 (買い) -1.3%
01/07 ニコン<7731> 2.73 3.68 2.48 2.89 +5.8%
コール104回 1815 1910 1802 1846 (買い) +1.7%
01/06 グリー<3632> 5.03 5.04 4.56 4.75 -5.5%
コール8回 1109 1115 1081 1098 (買い) -0.9%
01/05 村田製作所<6981> 7.98 11.27 7.91 9.67 +21.1%
コール50回 5770 6210 5750 6010 (買い) +3.8%
01/04 日立<6501> 2.96 3.95 2.75 3.73 +26.0%
コール105回 440 462 436 457 (買い) +3.8%
*上段はeワラントの価格、下段は対象銘柄の株価
T+5は配信日から5営業日目のこと
「ゴールドマン・サックス・eワラント」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/index.html
「投資ツール」→「eワラント銘柄検索」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/market/search/db_fset.gscgi
→「銘柄コードor銘柄名指定」に銘柄コードを入力
→eワラントの価格、及び「チャート表示」でチャートが閲覧できます。
<きょうの見通し>
東京市場はもみ合いへ。先週末の大幅安の反動から反発する場面はあろうが、外部環
境の目先の好転に影響されるというよりも高値警戒ムードが優勢となっており、主力株
中心に戻り売りに押される地合いか。旧正月前に追加金融引き締めへの警戒感強い中国
市場を睨みながらの展開へ。戻りが鈍ければ先物中心に投機筋の仕掛け売りなどが予想
され、引き続き警戒したい。
一方、投資信託の設定などを背景に、低位株やPBR1倍割れ銘柄への押し目を拾う動き
は一部にみられそうだ。
国内では今週から主力企業の決算発表が相次ぐ。中間業績は計画上ブレながらも、通
期予想を据え置いたケースが多かった。その後の円高一服、マクロ指標の好転しつつあ
る点などから上方修正に踏み切る企業も少なくなさそう。昨年11月からの株価上昇は上
方修正の一部を織り込んだ動きとみられるが、増配など株主還元をともなった上方修正
となればマーケットはポジティブに反応するとみられる。
日経平均の予想レンジは10350円−10190円。上昇維持のためには早急に10400円処を
終値ベースで回復し、調整を否定する動きが必要な局面。一目均衡表では遅行線が当時
の株価と接するタイミングでいったん反発なども想定される一方、10400円処は基準線
の水準であることや、目先12月1日安値と12月30日安値を通る右肩上がりの上値抵抗線
上にもあたるため、戻り売りが強い水準だ。
12月中旬以降のレンジ相場下限10200円処を明確に下回るような動きになってくる
と、昨年9月1日安値を中心とした「逆三尊型」が完成した水準9700円処まで調整が長引
くシナリオなども台頭してくる。
今週の国内経済指標は、日銀金融政策決定会合〔〜25日〕(24日)、12月貿易収支
(27日)、12月失業率、12月有効求人倍率、12月家計調査、12月全国消費者物価(28
日)などの発表が予定されている。米国では、米FOMC〔〜26日〕、11月S&P/ケース・シ
ラー住宅価格指数、1月消費者信頼感指数、11月住宅価格指数(25日)、12月新築住宅
販売件数(26日)12月耐久財受注、11月中古住宅販売成約指数(27日)、米10−12月期
GDP、ミシガン大学消費者信頼感指数(28日)などが発表される。
21日のNY株式市場でダウ平均は前日比49.04ドル高と反発。一方、NASDAQは前日比
14.75ポイント安、S&P500は同3.09ポイント上昇して取引を終えた。
GEによる10−12月期の決算内容を好感。景気回復期待が高まり資本財セクターが相場
をけん引し、ダウ平均は一時82.68ドル高まで上昇する場面もあった。ただ、週末とい
うことで様子見姿勢も強く、上値では利益確定売りが優勢となった。個別では決算を発
表したGEは7.1%高。バンカメは2%安となった。
ドル建てCME225先物は先週末の大証日中終値と比べて40円高の10320円、円建ては25
円高の10305円で終えた。
<きょうの予定>
記載された予定は、予告なく変更される可能性があります)
※経済指標は(予定発表時間/予想数値)
-
24(月)
【国内】
日銀金融政策決定会合(〜25日)
12月全国スーパー売上高
《決算発表》
KDDI、カブドットコム証券、メルコHD、カワムラサイクル
【海外】
NZ市場休場
《決算発表》
アメリカン・エキスプレス、アムジェン、マクドナルド、テキサス・インスツルメンツ