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2011年3月10日木曜日

トレーダーズ・eワラント・デイリーコメント

トレーダーズ・eワラント・デイリーコメント

2011年3月10日(木曜日)

<注目銘柄>
eワラント(ゴールドマン・サックス証券)
大東建託(1878)   コール4回
行使価格    6000円
満期日          2011年05月11日
1ワラント当り原資産数  0.01
eワラント販売価格    9.06
実効ギアリング      6.32
前営業日の株価      6860円 +190円
前営業日のHV(20日)  34.10
投資スタンス:短期(1週間程度) 


 三菱UFJMSでは、足元の受注動向を勘案し、今11.3期の営業利益予想を800億円
→762億円(会社予想720億円→742億円)と下方修正し、来12.3期を840億円→850億円、
13.3期を880億円→920億円と上方修正。投資判断を「Neutral」→「Outperform」、目
標株価を5700円→8600円と引き上げた。

 今期は売上高の下振れを見込むが、来期以降は売上高が拡大すると予想。株式公開買
い付け(TOB)実施に伴うEPS増加により配当予想も引き上げた。ただ、金融収支の悪化で
経常利益は従来見通しを引き下げた。11年2月の月次受注高は前年同月比21.8%増と5カ
月連続で前年比プラスをキープしていると指摘。会社側は、受注が好転してきている要
因として、相続税見直し議論を背景に同社のビジネスモデルであるアパート経営に対す
る関心が高まっている可能性も考えられると言及した。

 9日の株価は反発。前日は昨年11月4日以来上回っていた25日移動平均線(6754円)を
割り込んだが、わずか1日で同線上に戻ってきており、サポート・ラインとして機能して
いると判断。節目の7000円を突破し上値追いに向かうとの見方から、コールで臨みたい。


<過去の注目銘柄>
配信日 銘柄<コード> 当日始値 高値 安値 T+5買取価格 eワラント損益
    P/C回号 株価始値 高値 安値 T+5株価終値 株式損益

02/28 日本板硝子<5202>  11.13 14.17 10.39 13.77 +23.7%
コール29回   235   251  231 248 (買い) +5.5%

02/25 伊藤忠<8001>    2.47 2.55 1.45 1.46 -40.8%
プット28回   825   855 820 841 (売り) -0.4%

02/24 DIC<4631>    6.21 7.56 5.11 6.35 +2.2%
コール8回   212   221 204 211 (買い) -0.4%

02/23 ソニー<6758>    2.68 2.95 2.15 2.74 +2.2%
コール184回  2996  3040 2911 3010 (買い) +0.4%

02/22 日本電気硝子<5214> 4.71 5.25 3.11 4.62 -1.9%
コール9回  1349  1375 1282 1362 (買い) +0.9%

02/21 第一生命保険<8750> 3.83 3.94 1.83 2.11 -44.9%
コール11回  154500 155000 141000 143500 (買い) -7.1%


*上段はeワラントの価格、下段は対象銘柄の株価
T+5は配信日から5営業日目のこと

「ゴールドマン・サックス・eワラント」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/index.html
「投資ツール」→「eワラント銘柄検索」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/market/search/db_fset.gscgi
→「銘柄コードor銘柄名指定」に銘柄コードを入力
→eワラントの価格、及び「チャート表示」でチャートが閲覧できます。


<きょうの見通し>

 東京市場はもみ合いへ。外部環境をにらみながら、先物主導で神経質な展開が予想さ
れる。上値では戻り売りに押される一方、国内マクロ指標の改善を背景に下値での押し
目買いも予想される。業界再編銘柄を中心に個別物色の展開を想定。
 週末にデモが予定されているサウジに関する警戒感や、原油価格の動向は注視すべき
だが、マーケットの反応が徐々に小さくなってきており織り込むムードも。
 寄り前に10−12月期GDP改定値が発表される。法人企業統計の設備投資が伸び悩んだ
ことで速報値から小幅に下方修正される見込み。ただ、1−3月期の回復期待が強いため
影響は限定的なものなろう。
 日経平均の予想レンジは10710円−10560円。一目均衡表では基準線は10629円にさら
に上昇する見込みであり、1日高値の10754円超えにつながる底堅さを維持できるかが注
目される。

 あすは3月限先物・オプションの特別清算値(SQ)の算出日。3月限から6月限への限月
交代の動きは順調に進んでいる模様だが、1999年からの記録によれば3月限SQは9月限と
同様に6月限、12月限と比べてSQ算出時での値幅が大きくなる傾向があるだけに楽観視
できないところ。
 一方で、過去の経験則からはSQ直前の安値から当面上昇を続けるパターンが多い。方
向性は定かではないが足元もみ合いを続けており、どちらに放れていくかが注目され
る。

 9日のダウ平均は前日比1.29ドル安と小幅反落。NASDAQは14.05ポイント安、S&P500は
1.80ポイント下落して取引を終えた。
 リビアで政府と反体制派の戦闘が激化するなか、ダウ平均は売りが先行。一方、8日
に実施された投資家・アナリスト向け説明会でこれまでの前向きな見方を維持したIBM
が指数を下支え。ドイツ銀行などの複数のブローカーが同社の目標株価を引き上げたこ
ともあり上場来高値を更新。昨日の取引終了後に1−3月期業績見通しを発表したテキサ
スインスツルメンツは3.1%安となった。
 ドル建てCME225先物は昨晩の大証日中終値と比べて35円安の10565円、円建ては40円
安の10560円で終えた。

 昨日の東京市場は続伸したが、後場中東情勢に対する警戒感や週末のメジャーSQを控
えて、手仕舞い売りに押された。天然ゴム価格の下落を手掛かりにタイヤ株が大幅高に
なったほか、日経平均に新規採用となった大日本スクリーンなどの上昇が目立った。
 日経平均は25日移動平均線(9日、10627円)を上回る場面もあったが、戻り売りに押
され終値ベースでは下回る展開に。5日移動平均線(9日、10579円)などが上昇に転
じ、下値サポートにはなったものの、戻りが鈍い印象となった。
当面は1月13日安値10237円を維持できるかどうかがポイントになるが、そこを下回ると
200日移動平均線(9日、9837円)まで下げ足を早める可能性があり注意したい。
 上値メドは、1日高値10754円、21日高値10859円、1月13日高値〜1月31日安での下落
幅の倍返しの上げの10941円など。下値メドは、24日安値10452円、雲上限10370円、
10270円処などが考えられる。変化日候補は3月10、11日、30日、4月4日などがある。

<きょうの予定>

記載された予定は、予告なく変更される可能性があります)
※経済指標は(予定発表時間/予想数値)


【国内】
10-12月期GDP改定値(8:50)
2月企業物価(8:50/前年比)
2月工作機械受注(15:00/前年比)
5年国債入札
《株式分割》(権利付最終売買日)
トラストパーク
《銘柄異動》
JPHD
《決算発表》
ドクターシーラボ、不二電機工業、オハラ、トップカルチャー

【海外】
米1月貿易収支(22:30/412億ドル)
中国1月貿易収支(11:00)
豪2月雇用統計(10:30)
NZ準備銀行金融政策決定会合
韓国中銀金融通貨政策委員会
米30年国債入札

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