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2011年2月7日月曜日

さくら投資顧問 - Weekly相場通信

さくら投資顧問 - Weekly相場通信
  2011.02.07 #83


●相場概況 - 週末終値(前週末比)

 日経平均     10543.52(+183.18)
 NYダウ     12092.15(+268.45)
 米ドル/円    82.20(+0.09)
 ユーロ/円    111.67(-0.10)
 ユーロ/米ドル  1.3588(-0.0025)
 米国債(10年) 3.6356%(+0.3044)
 米国債(30年) 4.7286%(+0.1924)
 WTI原油先物  89.03(-0.31)
 NY金      1349.00(+8.30)



  今週の注目指標

●1/31(月)

12月貿易収支(NZ)6:45
前回 → -1.86億NZD
結果 → -2.5億NZD

11月GDP [前月比](加)22:30
前回 → +0.2%
結果 → +0.4%

1月シカゴ購買部協会景気指数(米)23:45
前回 → 68.6
結果 → 68.8


●2/1(火)

第4四半期住宅価格指数 [前期比](豪)9:30
前回 → +0.1%
結果 → +0.7%

RBAキャッシュターゲット(豪)12:30
前回 → 4.75%で据え置き
結果 → 4.75%で据え置き

1月失業者数(独)17:55
前回 → +0.3万人(修正 +0.1万人)
結果 → -1.3万人

1月失業率(独)17:55
前回 → 7.5%
結果 → 7.4%

12月失業率(ユーロ)19:00
前回 → 10.1%(修正 10.0%)
結果 → 10.0%

1月ISM製造業景況指数(米)24:00
前回 → 57.0
結果 → 60.8


●2/2(水)

1月ADP全国雇用者数(米)22:15
前回 → +29.7万人
結果 → +18.7万人


●2/3(木)

第4四半期失業率(NZ)6:45
前回 → 6.4%
結果 → 6.8%

12月貿易収支(豪)9:30
前回 → +19.25億AUD(修正 +20.78億AUD)
結果 → +19.81億AUD

12月小売売上高 [前月比](ユーロ)19:00
前回 → -0.8%(修正 -0.3%)
結果 → -0.6%

12月小売売上高 [前年比](ユーロ)19:00
前回 → +0.1%(修正 +0.8%)
結果 → -0.9%

欧州中銀金融政策発表(ユーロ)21:45
前回 → 1.00%で据え置き
結果 → 1.00%で据え置き

新規失業保険申請件数(米)22:30
前回 → 45.4万件(修正 45.7万件)
結果 → 41.5万件

1月ISM非製造業景況指数(米)24:00
前回 → 57.1
結果 → 59.4

12月製造業受注指数 [前月比](米)24:00
前回 → +0.7%(修正 +1.3%)
結果 → +0.2%


●2/4(金)

1月失業率(加)21:00
前回 → 7.6%
結果 → 7.8%

1月雇用ネット変化(加)21:00
前回 → +2.20万人(修正 +3.04万人)
結果 → +6.92万人

1月失業率(米)22:30
前回 → 9.4%
結果 → 9.0%

1月非農業部門雇用者数(米)22:30
前回 → +10.3万人(修正 +12.1万人)
結果 → +3.6万人


  今週の相場観 (by.植木良太)

■ イベント盛りだくさん!

先週はポイントとなった点がいくつもありました。
ざっと挙げてみると・・・

・日本国債格下げ後の影響
・エジプト情勢
・RBAキャッシュターゲットと豪州の災害
・欧州中銀金融政策発表と早期利上げ気運
・米雇用統計前哨戦と米雇用統計

このように、先週は様々な思惑が入り混ざりました。

それでは、ターニングポイントとなった時点を紹介していきます。

特にポイントとなったのは「ユーロ」と「資源国通貨」です。

ユーロに関しては、ユーロ買いの危険性。
(週レポフォロー2/1)
資源国通貨に関しては、年頭より、
動きに注意!と言っておりましたね。


〜週明け〜

日本国債の格下げやエジプト情勢、豪州災害など、
様々な思惑を抱えながら週明けを迎えましたが、
ポイントとなったのは、エジプト情勢に対する嫌気から
序盤はドル安傾向となりましたが、
しばらくするとクロス円では円安に動き始めました。

USD/JPY 「拮抗」
EUR/JPY 「ユーロ優勢」
EUR/USD 「ユーロ優勢」


〜RBAキャッシュターゲット(2/1)〜

4.75%で据え置きとなりました。
災害関連については、悲観的な発言はなく豪ドル買いへ。
余談ですが、エジプト情勢の影響で、
同じ資源国でも南アは弱い動きを見せております。

USD/JPY 「ドル劣勢」
EUR/JPY 「ややユーロ優勢」
EUR/USD 「ユーロ優勢」
AUD/JPY 「豪ドル優勢」
ZAR/JPY 「やや南アランド劣勢」


〜ISM製造業景況指数(2/1)/ADP全国雇用者数(2/2)〜

予想よりも良かったがドル買いにはならず、
エジプト情勢が影響している模様。

USD/JPY 「拮抗(ややドル優勢)」
EUR/JPY 「拮抗(ややユーロ優勢)」
EUR/USD 「拮抗(ややドル優勢)」
AUD/JPY 「拮抗(やや豪ドル優勢)」
ZAR/JPY 「やや南アランド劣勢」


〜欧州中銀金融政策発表(2/3)〜

1.00%で据え置き。
トリシェ総裁の会見で、ユーロ圏での早期利上げ気運は後退し、
直後に大幅なユーロ売りとなりました。
南アは以前弱いまま。。

USD/JPY 「ドル優勢」
EUR/JPY 「ユーロ劣勢」
EUR/USD 「ユーロ劣勢」
AUD/JPY 「豪ドル優勢」
ZAR/JPY 「南アランド劣勢」


〜ISM非製造業景況指数(2/3)〜

こちらも予想より良い結果に。
しかし、その前の欧州中銀金融政策発表によって、
ユーロ売りが相場を作ってしまっていたので、
それほど顕著な動きはない。


〜米雇用統計(2/4)〜

まずは結果から。

1月失業率(米)22:30
前回 → 9.4%
結果 → 9.0%

1月非農業部門雇用者数(米)22:30
前回 → +10.3万人(修正 +12.1万人)
結果 → +3.6万人

失業率は大幅に改善しましたが、
非農業部門雇用者数は予想を大きく下回り、一勝一敗。

週レポフォロー2/4でも言っておきましたが、
非農業部門雇用者数は、事前の期待値が高かったために
失望が高かったのですが、失業率の大幅改善に助けられた感じですね。

発表時はかなり乱高下しました。

余談ですが、1月失業率は9.0%と大幅に改善されていますが、
正直「ホントか?」と疑いたくなります。
高い失業率が問題になっていたので、
今回は操作したのじゃないかと、私はかなり疑っています。

今回の失業率と、中国のインフレ率及びGDPは、
私は「嘘」をついていると思います。
あくまで私個人の意見ですが…。


  先週の注目指標(結果)

●2/7(月)

12月小売売上高 [前月比](豪)9:30
前回 → +0.3%

12月住宅建設許可 [前月比](加)22:30
前回 → -11.2%

12月消費者信用残高(米)29:00
前回 → +13.46億USD


●2/8(火)

12月鉱工業生産 [前月比](独)20:00
前回 → -0.7%

1月住宅着工件数(加)22:15
前回 → 17.15万件(修正 16.83万件)


●2/9(水)

12月経常収支(独)16:00
前回 → +120億EUR

12月貿易収支(独)16:00
前回 → +129億EUR


●2/10(木)

1月新規雇用者数(豪)9:30
前回 → +0.23万人

1月失業率(豪)9:30
前回 → 5.0%

ECB月例報告(ユーロ)18:00

12月鉱工業生産 [前月比](英)18:30
前回 → +0.4%

BOE政策金利発表(英)21:00
前回 → 0.50%

新規失業保険申請件数(米)22:30
前回 → 41.5万件

12月新築住宅価格指数 [前月比](加)22:30
前回 → +0.3%


●2/11(金)

12月貿易収支(米)22:30
前回 → -383億USD

2月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値(米)23:55
前回 → 74.2

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