2011年2月3日(木曜日)
<注目銘柄>
eワラント(ゴールドマン・サックス証券)
東芝(6502) コール120回
行使価格 510円
満期日 2011年06月08日
1ワラント当り原資産数 0.1
eワラント販売価格 4.90
実効ギアリング 6.01
前営業日の株価 514円 +25円
前営業日のHV(20日) 28.20
投資スタンス:短期(1週間程度)
同社は1月31日に今11.3期3Q決算を発表。3Q累計業績は、営業利益が1423億円(前年
同期比8.6倍)、純利益が402億円(前年同期683億円の赤字)。通期予想は、営業利益
を2500億円(前期比99.6%増)で据え置き、純利益を700億円→1000億円(前期197億円
の赤字)と上方修正した。
年明け以降、心理的な節目である500円近辺で上値が抑えられていたことから、同水準
がレジスタンスとして意識されていたが、上方修正や大和の強気な見通しなどを手掛かり
に2日の株価は一気に500円を突破した。中国市場が旧正月で休場の間、海外からの資金が
東京市場にシフトするとみられ、その受け皿として好業績の大型銘柄が選らばれる可能性
が高いと判断。コールで臨みたい。
<過去の注目銘柄>
配信日 銘柄<コード> 当日始値 高値 安値 T+5買取価格 eワラント損益
P/C回号 株価始値 高値 安値 T+5株価終値 株式損益
01/24 武田薬品<4502> 2.02 2.40 1.84 1.96 -2.9%
コール98回 3980 4040 3960 3970 (買い) -0.2%
01/21 日本板硝子<5202> 2.00 2.08 0.89 1.70 -15.0%
コール28回 223 226 206 220 (買い) -1.3%
01/20 東レ<3402> 5.39 5.66 4.28 5.43 +0.7%
コール64回 541 560 529 546 (買い) +0.9%
01/19 ソフトバンク<9984> 5.95 7.54 5.71 6.38 +7.2%
プット220回 2846 2868 2690 2803 (売り) -1.5%
01/18 エルピーダ<6665> 3.71 4.23 2.78 3.73 +0.5%
コール74回 1128 1167 1057 1134 (買い) +0.5%
01/17 ファストリ<9983> 4.09 4.44 2.96 3.21 -21.5%
コール102回 12870 12990 12460 12470 (買い) -3.1%
*上段はeワラントの価格、下段は対象銘柄の株価
T+5は配信日から5営業日目のこと
「ゴールドマン・サックス・eワラント」
「投資ツール」→「eワラント銘柄検索」
→「銘柄コードor銘柄名指定」に銘柄コードを入力
→eワラントの価格、及び「チャート表示」でチャートが閲覧できます。
<きょうの見通し>
東京市場は底堅い展開となりそう。米株市場の小動きで外部環境からの材料に乏しい
が、スマートグリット関連を中心とした低位材料株や好業績銘柄への選別物色が続こ
う。また、昨日取引時間中に好調な3Q決算を発表した三井物産は米ADRで2%超の上昇。
エジプト情勢の緊迫化による原油価格への影響を含め、商品市況は強含みの展開が続く
とみられ、他の大手商社含め資源関連株に注目か。
日経平均の予想レンジは10530円−10420円。25日移動平均線を下方で意識しながら、
前日高値圏で値固めのイメージか。
2日のダウ平均は前日比1.81ドル高と小幅続伸。一方、NASDAQは1.03ポイント安、
S&P500は3.56ポイント下落して取引を終えた。
ドイツ銀行が投資判断を引き下げたウォルマートなどが上値の重しに。連邦準備制度
理事会(FRB)による6月末以降の債券購入の可能性を一部指摘する向きはあったもの
の、反応は限定的。前日終値を挟んで小幅な推移を続けた。業種別ではテクノロジーセ
クターのみ上昇、金融やエネルギーは下げた。
ドル建てCME225先物は昨日の大証日中終値と比べて変わらずの10460円、円建ては10
円安の10450円で終えた。
昨日の東京市場は大幅続伸。東証1部の値上がり銘柄数は1400と全体の83.7%に達
し、規模別株価指数はすべて上昇。欧米株式相場の大幅高を受けて、国際優良株や金
融、資源関連など幅広い銘柄に買いが入った。米自動車販売の好調で自動車株、直近売
り込まれた金融株などの上昇が目立った。
日経平均は5日、25日移動平均線を一気に上回り高値圏の引け。一目均衡表でも転換
線(10339円)まで下押す場面もなく、基準線(10401円)を上回る推移が続いた。
1月の戻り高値10478円(1/27)を前に売りに押されたものの、下値不安はやや遠のく格
好に。昨年8月安値を基点とした波動でみると、10月6日高値からの最初の下落幅(前上
昇幅に対する61.8%押し)が大きかったことから、1月13日高値からの下落幅は比較的
浅くなるとの見方も。1月の戻り高値を超えれば1月13日高値からの二段下げが終了し、
現段階ではもみ合い相場に移行していくイメージか。
一方、1月の戻り高値10478円(1/27)を超えられず、早期に下のメド埋め(10299
円)などがみられれば、下ブレリスクが再び高まることになろう。新値三本足は既に陰
転していることや、200日移動平均線(2日現在、9862円)などが下落基調に入っており
注意したい。
<きょうの予定>
記載された予定は、予告なく変更される可能性があります)
※経済指標は(予定発表時間/予想数値)
【国内】
《株式分割》(権利付き最終売買日)
アイフリーク
《決算発表》
三井ホーム、不二製油、キッコーマン、東レ、王子製紙、住友化学、東ソー、武田薬品
工業、日本板硝子、神戸製鋼所、日新製鋼、住生活G、アマダ、豊田自動織機、SAN
KYO、ジェイテクト、日立製作所、シャープ、ソニー、ミツミ電機、デンソー、三菱
重工業、アイシン精機、マツダ、豊田合成、ニコン、大日本印刷、ヤマハ、千趣会、新
生銀行、三菱UFJFG、横浜銀行、三井倉庫、東京放送HD、日本テレビ放送網、ス
クウェア・エニックスHD、ヤマダ電機、ソフトバンク、三菱ケミカルHD、大日本住
友製薬、OLC、バンナムHD、豊田通商、阪急阪神、コナミ、コスモ石油、フジH
D、テレビ朝日、テレビ東京HD、ITHD、NTT都市開発、日本通信
【海外】
香港・シンガポール市場休場(いずれも4日まで)
中国1月非製造業PMI(10:00)
非農業部門労働生産性(22:30/2.0%)
単位労働費用(22:30/0.2%)
米新規失業保険申請件数(22:30/42.0万)
米失業保険継続受給者数(22:30/395.0万)
米1月ISM非製造業景気指数(4:日0:00/57.0)
米12月製造業受注指数(4日:0:00/-0.4%)
バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長講演
ECB理事会(4日:0:00)
《決算発表》
マスター・カード、CMEグループ、ムーディーズ、グッドリッチ、ダウ・ケミカル、
ITT、ケロッグ、メルク、レイノルズ・アメリカン 、エスティ ローダー