トレーダーズ・eワラント・デイリーコメント
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
2010年12月6日(月曜日)
<注目銘柄>
eワラント(ゴールドマン・サックス証券)
任天堂(7974) コール149回
行使価格 23000円
満期日 2011年03月09日
1ワラント当り原資産数 0.002
eワラント販売価格 4.67
実効ギアリング 6.03
前営業日の株価 23450円 +90円
前営業日のHV(20日) 20.45
投資スタンス:短期(1週間程度)
モルガン・スンタレーMUFGではゲームセクターについて、総じてソフト会社のコ
ア・コンピタンス再構築が急務であり、安定的な増益シナリオを描けるかの確度が再評
価に必要だと言及。個別評価では任天堂<7974.OS>をBest Ideas銘柄に追加した。
任天堂については年末商戦の過度な悲観は不要とし、1月以降に3DSに関するニュース
フローが期待できるとして、投資判断「Overweight」、目標株価2万7000円を継続した。
株価は11月30日にボリンジャーバンド(20日)の2シグマを突破。その後は2シグマ上
での推移が続いている。いわゆる「バンドウォーク」の形とみられ、上値追いの公算が
大きいと判断。コールで臨みたい。
<過去の注目銘柄>
配信日 銘柄<コード> 当日始値 高値 安値 T+5買取価格 eワラント損益
P/C回号 株価始値 高値 安値 T+5株価終値 株式損益
-------------------------------------------------------------------------
11/25 ツガミ<6101> 6.38 8.45 5.71 8.39 +31.5%
コール1回 555 582 546 582 (買い) +4.8%
11/24 いすゞ<7202> 4.17 6.96 4.17 5.41 +29.7%
コール75回 351 390 351 373 (買い) +6.2%
11/22 シャープ<6753> 2.49 2.89 2.31 2.46 -1.2%
プット119回 825 828 800 822 (売り) -0.3%
11/19 DIC<4631> 2.86 3.04 2.33 2.63 -8.0%
コール6回 168 170 162 166 (買い) -1.1%
11/18 KDDI<9433> 2.79 3.65 2.71 3.21 +15.0%
コール107回 478000 496000 476000 490000(買い) +2.5%
11/17 第一生命保険<8750> 3.04 4.33 2.75 3.88 +27.6%
コール8回 115000 122500 113600 120600(買い) +4.8%
*上段はeワラントの価格、下段は対象銘柄の株価
T+5は配信日から5営業日目のこと
「ゴールドマン・サックス・eワラント」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/index.html
「投資ツール」→「eワラント銘柄検索」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/market/search/db_fset.gscgi
→「銘柄コードor銘柄名指定」に銘柄コードを入力
→eワラントの価格、及び「チャート表示」でチャートが閲覧できます。
<きょうの見通し>
東京市場は軟調なスタートか。米経済指標の悪化を受けてドル安・円高が進行してお
り、高値警戒感が強い輸出関連株が売りに押される展開が想定される。米国高を好感し
て戻る場面もあろうが、中国が金融政策を緩和からインフレ抑制に向けて修正したこと
による中国市場への影響を見極めるムードは強く、戻り売りに押される地合いが続きそ
うだ。
一方、先週末にTOPIXが終値で200日移動平均線を上回ったことで、海外投資家による
日本株買いは続くとみられ、相対的な出遅れや割安感のある内需系への買いが指数全体
の下げを限定的にする可能性はある。全体相場上昇の持続性といった観点からも、証券
や銀行、不動産などを中心とした内需主力株への短期的な循環物色がみられるかがポイ
ントになろう。
東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は128%で過熱感あり。週末は12月限の先物・
オプションSQ算出日(メジャーSQ)となるため、オプションのポジション調整の動きが
活発になりやすい。未決済のポジションが積み上がるコールの10500円に接近してくる
ようならば、コールの売り方による先物へのヘッジ買いで指数が押し上げられる可能性
もあり、注目したい。
日経平均の予想レンジは10160円−10070円。一目均衡表では雲上限の推移が今週は急
速に低下することから、上げ加速なり、調整で下押す局面なり、といった大きな変化に
対する心構えが必要だ。
5日移動平均線とのかい離縮小を待って再び高値をうかがう展開が予想される一方、
調整色が強まる場面では上昇が続く25日移動平均線がサポートとして意識されそう。
8月31日の安値8824円を中心にとした逆三尊を形成したあとの動きとして、12月前半
はネックライン(9700円前後)までの下への揺り返しがあっても不思議ではない。
短期的な上値メドは、10228円や10558円、10765円などがあげられる。変化日候補と
して注目されるのは、12月6日、8日、10日、21日、30日などがある。
<きょうの予定>
記載された予定は、予告なく変更される可能性があります)
※経済指標は(予定発表時間/予想数値)
--------------------------------------------------------------------------
【国内】
菅首相会見
米倉経団連会長会見
11月車名別新車販売台数
《決算発表》
ピジョン、トーホー、萩原工業
【海外】
ユーロ・グループ(非公式ユーロ圏財務相会合)