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2010年11月30日火曜日

トレーダーズ・eワラント・デイリーコメント

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トレーダーズ・eワラント・デイリーコメント

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2010年11月30日(火曜日)

<注目銘柄>
eワラント(ゴールドマン・サックス証券)
丸紅(8002) コール33回
行使価格    600円
満期日          2011年02月09日
1ワラント当り原資産数  0.1
eワラント販売価格    2.78
実効ギアリング      8.08
前営業日の株価      554円 19円
前営業日のHV(20日)  31.02
投資スタンス:短期(1週間程度) 


 ゴールドマンサックス証券が投資判断を「中立」→「買い」に引き上げ、コンビク
ションリストに採用し、目標株価も560円→700円に引き上げた。同社は原油権益取得
やLNG船の資産積増しなどキャッシュリターンの早い分野への積極投資を行っている
ので、来期以降のアナリスト予想平均値は比上振れ余地が大きいと指摘。
 チリのコジャワシ鉱山のストライキ解決が材料視される可能性はあるものの、中国
を中心に新興国の資源不足は継続し、銅の需給は最もタイトと予想。同社はチリの銅
鉱山開発を進めており、11年度に持分生産量は6.5万トン→12.5万トンへと大きく拡大
する計画とこのと。

 また、日興では、投資判断「Outperform」を継続し、目標株価を590円→630円へ、
大和が投資判断を「3」→「2」と引き上げた。

 29日の株価は4日ぶりに反発。心理的な抵抗線である540円や目先の高値である549円
(11/8)を突破した。節目抜けと各社が軒並み評価を引き上げるポジティブな見方の
両輪で株価は上値追いになると判断。コールで臨みたい。


<過去の注目銘柄>
配信日 銘柄<コード> 当日始値 高値 安値 T+5買取価格 eワラント損益
    P/C回号 株価始値 高値 安値 T+5株価終値 株式損益
-------------------------------------------------------------------------
11/18 KDDI<9433>   2.79 3.65 2.71 3.21   +15.0%
コール107回  478000 496000 476000 490000(買い) +2.5%

11/17 第一生命保険<8750> 3.04 4.33 2.75 3.88   +27.6%
コール8回   115000 122500 113600 120600(買い) +4.8%

11/16 みずほFG<7751> 2.62 3.73 2.20 3.57   +36.2%
コール254回  128   139   124   138 (買い) +7.8%

11/15 キヤノン<7751> 6.41 7.29 5.88 6.80   +6.0%
コール112回  3960  4075  3945  4010 (買い) +1.2%

11/12 グリー<3632> 1.04 1.39 0.83 0.94   +9.6%
コール1回  974   1019  951   963 (買い) -1.1%

11/11 SUMCO<3436> 4.59 5.22 4.18 5.14   +11.9%
プット53回  1300  1343  1238  1253 (売り) -3.6%


*上段はeワラントの価格、下段は対象銘柄の株価
T+5は配信日から5営業日目のこと

「ゴールドマン・サックス・eワラント」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/index.html
「投資ツール」→「eワラント銘柄検索」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/market/search/db_fset.gscgi
→「銘柄コードor銘柄名指定」に銘柄コードを入力
→eワラントの価格、及び「チャート表示」でチャートが閲覧できます。


<きょうの見通し>

 東京市場はもみ合いへ。米国株安を受けて軟調な場面も想定されるが、ドル高・円安
基調を背景に輸出関連の一角が堅調に推移しそう。ただ、輸出関連には高値警戒感が強
いものが多く、銘柄選別は必要か。
 一方、米金融セクターの上昇を背景に内需系に資金が流入しやすいことや、原油価格
の上昇などから資源関連株が物色されそう。特に、チャート上で高値圏もち合いから上
値トライのタイミングとみられる商社株などに注目だ。
 寄り前に10月の鉱工業生産が発表(市場予想は前日比3.2%の低下)される。予想ほ
ど落ち込まなかった場合や、生産予測が増加に転じれば好感されそうだ。
 日経平均の予想レンジは10200円−10020円。5日移動平均線(29日現在、10078円)を
意識した小さな動きにとどまる可能性もあろう。

 29日のダウ平均は39.51ドル安と続落。NASDAQは9.34ポイント安、S&P500は1.64ポイ
ント下落して終えた。アイルランドの財政問題が沈静化しつつあるが、著名エコノミス
トのルービニ氏がポルトガルとスペインも財政支援を要請する可能性と指摘したことな
どが重しとなった。ダウ平均は一時162.72ドル安まで下落。ただ、50日移動平均線
(11062ドル程度)割れ水準では買いが入り、エネルギーと金融セクターを中心に切り
返したことで下げ幅を縮小して取引を終えた。
 ドル建てCME225先物は昨日の大証日中終値と比べ25円安の10095円、円建ては40円安
の10080円となった。

 29日の東京市場は反発。米国株安の影響は限定的となり、84円台に乗せたドル円相場
や米クリスマス商戦の好調スタートを背景に主力の輸出関連株が朝方から相場をけん
引。先物主導で上げ下げがあったものの、日経平均は終値で10100円台を回復し直近高
値を更新して終えた。
 日経平均の一目均衡表では、転換線(9925円)があすから上昇に転じるため、同線の
上方を維持できるかが注目される。
 一方、週足では13週移動平均線が26週移動平均線を上回るゴールデンクロスが示現し
たが、今後は52週移動平均線は徐々に下落基調となる可能性が高い。上値が重くなる要
因になることや、52週移動平均線を下回り、13週移動平均線との間での動きがしばらく
続く展開なども想定される。


<きょうの予定>

記載された予定は、予告なく変更される可能性があります)
※経済指標は(予定発表時間/予想数値)

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【国内】
10月失業率(8:30/5.0%)
10月有効求人倍率(8:30/0.55)
10月家計調査(8:30)
10月鉱工業生産(8:50/前月比-3.0%)
10月毎月勤労統計(10:30)
10月自動車生産・輸出実績
10月住宅着工戸数(14:00/前年比8.2%)
10月建設工事受注(14:00)
《決算発表》
日本駐車場開発、菱洋エレク
【海外】
インド7-9月GDP
独11月失業率
ユーロ圏11月インフレ率
ユーロ圏10月失業率
米9月S&P/ケース・シラー住宅価格指数(23:00/前月比-0.4%)
米11月シカゴ購買部協会景気指数(23:45/60.0)
米11月コンファレンスボード消費者信頼感指数(12月1日0:00/52.6)
米ABC消費者信頼感指数(12月1日7:00)

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