2011年3月3日(木曜日)
<注目銘柄>
eワラント(ゴールドマン・サックス証券)
大東建託(1878) コール4回
行使価格 6000円
満期日 2011年05月11日
1ワラント当り原資産数 0.01
eワラント販売価格 9.08
実効ギアリング 6.13
前営業日の株価 6800円 -50円
前営業日のHV(20日) 34.62
投資スタンス:短期(1週間程度)
同社は2日前引け後、13.3期の年間配当予想を197円→242円(中間配当98円)と増額
修正した。前期は193円(同92円)。また、同社は株主還元策として自己株式の株式
公開買い付け(TOB)も実施(2月1日〜3月1日)。1株5445円で3691万4853株(発行済み
株式総数の31.41%)を買い付けた。取得総額は約2010億円。配当の増額修正と同時に、
このたび取得した自己株式全てを3月31日付で消却すると発表した。
2日の株価は4日ぶりに反落。一時は2月21日ぶりに7000円台を回復する場面があった。
全面安の地合いで引けにかけてはマイナス圏に転落したものの、安値(6750円)では5日
線がサポート・ラインとして機能し、短期的にも上値追いのモメンタムを感じると判断。
コールで臨みたい。
<過去の注目銘柄>
配信日 銘柄<コード> 当日始値 高値 安値 T+5買取価格 eワラント損益
P/C回号 株価始値 高値 安値 T+5株価終値 株式損益
02/21 第一生命保険<8750> 3.83 3.94 1.83 2.11 -44.9%
コール11回 154500 155000 141000 143500 (買い) -7.1%
02/18 日立建機<6305> 4.24 5.63 4.01 5.00 -27.0%
コール15回 2116 2134 2040 2013 (買い) -4.8%
02/17 旭硝子<5201> 10.54 11.79 9.60 9.99 -5.2%
コール69回 1148 1154 1095 1102 (買い) -4.0%
02/16 住友金属鉱山<5713> 2.18 2.88 2.18 2.48 +13.7%
コール131回 1513 1593 1513 1544 (買い) +2.0%
02/15 日東電工<6988> 4.97 7.37 4.91 6.45 +29.7%
コール70回 4820 5210 543000 5080 (買い) +5.3%
02/14 国際帝石<7203> 2.81 2.86 1.64 1.82 -35.2%
プット48回 545000 595000 543000 587000 (売り) +7.7%
*上段はeワラントの価格、下段は対象銘柄の株価
T+5は配信日から5営業日目のこと
「ゴールドマン・サックス・eワラント」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/index.html
「投資ツール」→「eワラント銘柄検索」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/market/search/db_fset.gscgi
→「銘柄コードor銘柄名指定」に銘柄コードを入力
→eワラントの価格、及び「チャート表示」でチャートが閲覧できます。
<きょうの見通し>
東京市場は前日終値を挟んでもみ合いへ。原油高や米株市場の戻りに鈍さを警戒する
ムードとなろう。米雇用統計の発表も近く、為替市場に刺激される地合いでもない。
手掛かり材料難のなか、原油高で商社株などの資源関連株の押し目を拾う動きが予想
されることや、日立や東芝など重電セクターへの短期売買なども目立つ展開か。
一方、為替市場ではユーロが比較的強く、ユーロ円でみると昨年以降の高値圏を維持し
ている。ユーロ高メリットのあるハイテク株中心に値ごろ感から反発する銘柄が出てく
る可能性も。
昨日、ファーストリが大引け後に発表した2月の国内ユニクロの既存店売上高は前年
同月比−5.0%とネガティブ。ファーストリ株は直近安値を切り上げる動きとなってい
るが、指数への寄与度の高いだけに動向が注目される。
日経平均の予想レンジは10540円−10440円。5日移動平均線(10569円)や25日移動平
均線(10581円)などはまだ横ばい基調で推移しており、直近安値の10452円を意識して
切り返すことが可能な局面。一目均衡表では下方には雲の水準が控えていることに加
え、基準線(10537円)が来週中ごろから上昇に転じるため、その間同線に絡む動きを
維持できるかが短期的なポイントとなる。
2日のダウ平均は前日比8.78ドル高と小幅反発。NASDAQは10.66ポイント高、S&P500は
2.11ポイント反発して取引を終えた。
前日の大幅下落の反動や、2月のADP全国雇用者数が予想を上回ったこともあり、序盤
は買い優勢の展開に。一方、カダフィ政権が石油輸出ターミナル近くにあるリビア東部
のブレガを空爆したとの報道を嫌気。ダウ平均は一時39.39ドル安まで下落する場面も
あったが、心理的節目である12000ドル付近では買いが入り小幅反発で引けた。
業種別ではエネルギーやテクノロジーセクターなどが上昇、金融は下げた。個別では
「iPad2」を発表したアップルは堅調。日本のヤフー株を売却交渉していると報じられ
た米ヤフーは3.3%高で引けた。
ドル建てCME225先物は昨日の大証日中終値と比べて25円高の10515円、円建ては20円
高の10510円で終えた。
昨日の東京市場は大幅反落。東証1部の値下がり銘柄数は1553と全体の92.7%に達
し、規模別株価指数はすべて下落。国際優良株、内需関連など幅広い銘柄が売られた。
日経平均は2月22日(192円安)を上回る今年最大の下落。チャート上ではマドを開け
て下に中陰線を形成し、安値引けで取引を終えた。
直近安値の10452円を下回れば、2月21日高値を起点として二段下げの動きを警戒する
ムードが強まり、1月13日安値10237円を維持できるかどうかが焦点になってくる。
ただ、200日移動平均線(2日、9832円)が横ばいから上昇局面に入る段階でもあり、1
月13日安値を下回って、さらに調整が長引くと考えるのはまだ早い。
上値メドは、転換線10643円や1日高値10754円、21日安値10789円、1月13日高値〜1月
31日安値までの下落幅の倍返しの上げの10941円など。下値メドは24日安値10452円や
10270円処、1万円、200日移動平均線(2日、9832円)などが考えられる。
<きょうの予定>
記載された予定は、予告なく変更される可能性があります)
※経済指標は(予定発表時間/予想数値)
【国内】
10−12月期法人企業統計(8:50/前年比)
《新規上場》
駅探
《銘柄異動》
ソフトクリエイト、第一精工
《決算発表》
綜合臨床ホールディングス、アルチザネットワークス
【海外】
米2月ISM非製造業景気指数(4日0:00/59.6)
ブラジル10-12月期GDP(21:00)
ECB理事会
スペイン国債入札
《決算発表》
ハインツ、クローガー、ビッグ・ロッツ、ノベル