2011年3月2日(水曜日)
<注目銘柄>
eワラント(ゴールドマン・サックス証券)
東レ(3402) コール67回
行使価格 500円
満期日 2011年06月08日
1ワラント当り原資産数 0.05
eワラント販売価格 7.24
実効ギアリング 4.02
前営業日の株価 634円 +15円
前営業日のHV(20日) 31.31
投資スタンス:短期(1週間程度)
三菱UFJMSでは、通期予想の上方修正幅が想定以上だったとポジティブに評価。
来12.3期からの3カ年計画では、成長分野や成長国・地域での事業拡大を進める方針を
掲げており、ROEの改善や高成長期待が株価を支える可能性があると言及した。
1日の株価は3日続伸となり、2月16日につけた昨年来高値623円を半月ぶりに上回った。
原油価格の高止まりが続く中での動きは高く評価できる。バリュエーション面でも割高感
はなく、週足ベースでも目先は節目らしい節目がないため、高値更新の流れが継続すると
と判断。コールで臨みたい。
<過去の注目銘柄>
配信日 銘柄<コード> 当日始値 高値 安値 T+5買取価格 eワラント損益
P/C回号 株価始値 高値 安値 T+5株価終値 株式損益
02/18 日立建機<6305> 4.24 5.63 4.01 5.00 -27.0%
コール15回 2116 2134 2040 2013 (買い) -4.8%
02/17 旭硝子<5201> 10.54 11.79 9.60 9.99 -5.2%
コール69回 1148 1154 1095 1102 (買い) -4.0%
02/16 住友金属鉱山<5713> 2.18 2.88 2.18 2.48 +13.7%
コール131回 1513 1593 1513 1544 (買い) +2.0%
02/15 日東電工<6988> 4.97 7.37 4.91 6.45 +29.7%
コール70回 4820 5210 543000 5080 (買い) +5.3%
02/14 国際帝石<7203> 2.81 2.86 1.64 1.82 -35.2%
プット48回 545000 595000 543000 587000 (売り) +7.7%
02/10 トヨタ<7203> 1.84 2.94 1.80 2.84 +54.3%
コール150回 3670 3955 3655 3895 (買い) +6.1%
*上段はeワラントの価格、下段は対象銘柄の株価
T+5は配信日から5営業日目のこと
「ゴールドマン・サックス・eワラント」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/index.html
「投資ツール」→「eワラント銘柄検索」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/market/search/db_fset.gscgi
→「銘柄コードor銘柄名指定」に銘柄コードを入力
→eワラントの価格、及び「チャート表示」でチャートが閲覧できます。
<きょうの見通し>
東京市場は3日続伸後の押し目形成のタイミングへ。高値警戒感から下げ幅を拡大し
た米株市場を警戒する動きが朝方から広がりそうだ。主力株全般に売り先行が予想さ
れ、中国市場や為替、外部環境に神経質な展開が予想される。
一方、新興市場ではマザーズ指数が昨年来高値を更新するなど、個人投資家の投資余
力や心理面の改善が期待され、押し目買いのムードは健在だ。先物市場で値動きが大き
くなってきたことも市場への参入を促す要因に。
米国では週末にかけて重要な経済指標の発表があるため、主力株でも輸出関連が見送ら
れる公算が高いが、内需系の配当利回りの高い銘柄などへの押し目買いや、材料系で値
動きの良さそうな銘柄に短期資金が流入する展開か。
日経平均の予想レンジは10680円−10590円。きょうは一目均衡表の転換線がいったん下
落するタイミング。3日続伸後の適度な調整で、ローソク足では下のマドを埋める25日
線処までの陰線のイメージか。
1日のダウ平均は前日比168.32ドル安と大幅反落。NASDAQは44.86ポイント安、S&P500
は20.89ポイント下落して取引を終えた。
バーナンキFRB議長が半期金融政策報告で、「今年の米経済は昨年よりもやや速いペ
ースで回復する可能性が高い」、「向こう数四半期の労働市場に関して楽観視できる一
定の根拠がみられる」などの発言が好感される場面もあったが、中東情勢に対する懸念
が再び浮上し、指数は上昇幅を縮小する動きへ。イラン当局と反体制デモ隊との衝突
や、米政府が米戦艦をリビアに向かわせたことが明らかになると、北アフリカ・中東情
勢が再び不安視され、徐々に下値を切り下げる展開となった。
個別では住宅ローンに関連する訴訟問題で45億ドルの損失計上する可能性を明らかに
したJPモルガンは2.3%安。GSは元幹部が機密情報漏えいでSECから起訴されたことが嫌
気され1.5%安となった。
ドル建てCME225先物は昨日の大証日中終値と比べて150円安の10600円、円建ては150
円安の10600円で終えた。
昨日の東京市場は大幅続伸。東証1部の値上がり銘柄数は1244と全体の74.4%に達
し、規模別株価指数はすべて上昇。外部環境の好転で国際優良株軒並み高となったほ
か、金融などの内需関連も堅調。中国関連の建機や商社、海運なども後場上げ幅を拡大
した。
日経平均は3日続伸。前日の中陽線からマドを伴う高値引けの陽線を形成。2月21日の
高値10857円(終値ベース)が視野に入ってきた。
短期的に下押す可能性もあるが、25日(1日、10580円)、200日移動平均線(1日、
9832円)などが上昇を維持している以上、押し目買いのスタンスで望みたい。
月足の一目均衡表では3月は転換線と基準線は横ばいで推移する見込み。ただ、26ヶ月
前の遅行線の位置にある転換線(10798円)水準が強い抵抗になる可能性があるため、
月足ベースでも重要な水準に差し掛かっているといえよう。同線を大きく超えていく
ことができれば、昨年4月高値11339円がみえてくる。
<きょうの予定>
記載された予定は、予告なく変更される可能性があります)
※経済指標は(予定発表時間/予想数値)
【国内】
2月マネタリーベース(8:50/前年比)
予算案の年度内自然成立の衆院通過期限
《決算発表》
内田洋行、日本ロジスティクスファンド投資法人、伊藤園
《イベント》
FC EXPO 2011 第7回 国際水素・燃料電池展(東京ビッグサイト〜4日)
PV EXPO 2011 第4回 国際太陽電池展(東京ビッグサイト〜4日)
第2回 太陽光発電システム施工展〜PVシステムEXPO〜(東京ビッグサイト〜4日)
第2回 国際二次電池展〜バッテリージャパン〜(東京ビッグサイト〜4日)
【海外】
インド市場休場
米2月ADP雇用統計(22:15/17万)
米ベージュブック(14:00)
ブラジル1月鉱工業生産(21:00)
豪10-12月期GDP(9:30)
《決算発表》
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