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2011年2月21日月曜日

トレーダーズ・eワラント・デイリーコメント

トレーダーズ・eワラント・デイリーコメント


2011年2月21日(月曜日)

<注目銘柄>
eワラント(ゴールドマン・サックス証券)
第一生命保険(8750) コール11回
行使価格    170000円
満期日          2011年06月08日
1ワラント当り原資産数  0.0005
eワラント販売価格    4.03
実効ギアリング      7.27
前営業日の株価      1547000円 +1400円
前営業日のHV(20日)  33.60
投資スタンス:短期(1週間程度) 

 
 シティGでは、金利およびTOPIXなどの国内マクロ要因に対する感応度が保険セクター
の中でもっとも高いと指摘した。金利水準の回復やEEV(European Embedded Value)の
押し上げにより上場来高値の更新も視野に入ってきたと判断。投資評価を新規に「1H
(買い/高リスク)」、目標株価を19万円としてカバレッジを開始した。

 株価は長期金利1.2%までの上昇を織り込んだ水準で、1.3%までの上昇は織り込んで
いないと指摘。法人税減税や解約失効率の減少による年度末EEVの押し上げ約2000億円
や、中央銀行の流動性供給の終息などによる金利の正常化に対する期待も、株価には反
映されていないとみている。一方で、日本で抜本的なソルベンシー規制の見直しが行わ
れるのは2014〜2016年頃になると予想。規制概要が固まるまでは経営判断が困難であ
り、短期的に増資の懸念は見出せないと言及した。

 ローソク足では前週に大陽線を形成。上値追いに弾みが付く形状で、地合いの強さや
各調査機関から軒並み強気の見通しが出ていることを勘案すると、昨年4月2日につけた
上場来高値(168000円)も視野に入ったと判断。コールで臨みたい。

<過去の注目銘柄>
配信日 銘柄<コード> 当日始値 高値 安値 T+5買取価格 eワラント損益
    P/C回号 株価始値 高値 安値 T+5株価終値 株式損益

02/08 川崎汽船<9107>   3.50 4.75 2.79 4.50 +28.5%
コール62回  356  375   346 370 (買い) +3.9%

02/07 日東電工<6988>   4.28 5.20 3.90 5.13 +19.8%
コール70回  4660  4830  4600 4820 (買い) +3.4%

02/04 エルピーダ<6665>  1.81 1.97 1.07 1.11 -38.6%
コール71回  1297  1308  1231 1242 (買い) -4.2%

02/03 東芝<6502>     4.75 5.58 4.65 4.66 -1.8%
コール120回  512  526  511 513 (買い) +0.1%

02/02 国際帝石<1605>   3.94 4.64 3.65 3.82 -3.0%
コール68回  543000 557000 537000 548000 (買い) +0.9%

02/01 富士通<6702>    1.88 2.02 1.19 1.28 -31.9%
プット103回  507  537 501 531 (売り) +4.7%


*上段はeワラントの価格、下段は対象銘柄の株価
T+5は配信日から5営業日目のこと

「ゴールドマン・サックス・eワラント」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/index.html
「投資ツール」→「eワラント銘柄検索」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/market/search/db_fset.gscgi
→「銘柄コードor銘柄名指定」に銘柄コードを入力
→eワラントの価格、及び「チャート表示」でチャートが閲覧できます。


<きょうの見通し>

 東京市場は短期的な過熱感から弱含む展開へ。米株高で買い安心感はあるが、中国が
準備預金率を0.5%引き上げたことで中国株の動向の見極めや、世界的な民主化運動の
広がりを警戒するムードが買い手控えにつながろう。好業績株の押し目を狙う動きは予
想されるものの、全般的に利益確定売りに押される地合いが想定される。
 一方、新興市場の出遅れ物色に加え、東証一部では内需出遅れセクターを物色する流
れは続きそうだ。3月期決算企業の権利取りに着目した買いが予想され、高配当銘柄は
下げ渋る展開か。
 欧米株式市場に比べて依然出遅れ感は強いが、外国人投資家による日本株への評価が
日増しに高まるなど、全体的に買いバイアスが強まっている点には、逆に注意も必要だ
ろう。

 日経平均の予想レンジは10890円−10730円。上昇する5日移動平均線や転換線の上方
維持から一段高を見込む局面である一方、日経平均の5日続伸・TOPIXの9日続伸で短期
的に過熱感があるのは否めない。週足では昨年秋口の安値から上げ26週目前後で日柄面
では反転注意である。
 上値メドは、1月13日高値〜1月31日安値までの下落幅の2倍返しの上げの10941円や、
2009年11月安値〜昨年4月高値までの上昇幅と同値幅を、昨年8月安値から上昇させた
11081円などがある。

 今週の国内の経済指標は、12月全産業活動指数、2月月例経済報告(21日)、1月貿易
収支、1月企業向けサービス価格指数(23日)、1月全国消費者物価、2月東京消費者物
価(25日)などが予定されている。米国では12月S&Pケース・シラー住宅価格指数、2月
消費者信頼感指数、北米1月半導体製造装置BBレシオ(22日)、1月中古住宅販売件数、
(23日)、1月シカゴ連銀全米活動指数、1月耐久財受注、1月新築住宅販売件数(24
日)、10−12月期GDP改定値、2月ミシガン大学消費者信頼感指数(25日)などが発表さ
れる。

 18日のダウ平均は前日比73.11ドル高と続伸。NASDAQは2.37ポイント高、S&P500は
2.58ポイント上昇して取引を終えた。
 キャタピラーが11−1月期のマシナリー販売が堅調だったと発表。また、シェブロン
はエクアドルの裁判所から86億ドルの罰金を命じられている問題について、米当局が支
払いが必要かどうかの判断を遅らせたことなどを材料視した。
 ドル建てCME225先物は先週末の大証日中終値と比べて5円高の10855円、円建ては5円
安の10845円で終えた。


<きょうの予定>

記載された予定は、予告なく変更される可能性があります)
※経済指標は(予定発表時間/予想数値)


【国内】
1月コンビニエンスストア売上高
12月全産業活動指数(13:30/前月比)
《決算発表》
産業ファンド投資法人、ユニバース

【海外】
米国市場休場
メキシコ10-12月GDP(23:00)

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