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直近の決算発表予定

2011年2月17日木曜日

トレーダーズ・eワラント・デイリーコメント

トレーダーズ・eワラント・デイリーコメント

2011年2月17日(木曜日)

<注目銘柄>
eワラント(ゴールドマン・サックス証券)
旭硝子(5201)      コール69回
行使価格    950円
満期日          2011年05月11日
1ワラント当り原資産数  0.1
eワラント販売価格    21.29
実効ギアリング      4.60
前営業日の株価      1137円 +24円
前営業日のHV(20日)  22.15
投資スタンス:短期(1週間程度) 


ゴールドマンでは、4月以降の液晶ガラスの過剰供給懸念は残るが、10−12月期およ
び1−3月期の液晶ガラスは想定以上の水準で推移していると指摘。バリュエーションの
割高感も解消されたとみて、投資判断を「売り」→「中立」、目標株価を750円→1080円
に引き上げた。

 足元の液晶ガラスが想定以上に強いことを手掛かりに、株価は強含みで推移。16日は
3日続伸となり、10年5月13日につけた高値1136円を更新した。心理的節目の1200円まで
目先に節目らしい節目はなく、モメンタムを考慮すると上値追いとなる公算が大きいと
判断。コールで臨みたい。

<過去の注目銘柄>
配信日 銘柄<コード> 当日始値 高値 安値 T+5買取価格 eワラント損益
    P/C回号 株価始値 高値 安値 T+5株価終値 株式損益

02/04 エルピーダ<6665>  1.81 1.97 1.07 1.11 -38.6%
コール71回  1297  1308  1231 1242 (買い) -4.2%

02/03 東芝<6502>     4.75 5.58 4.65 4.66 -1.8%
コール120回  512  526  511 513 (買い) +0.1%

02/02 国際帝石<1605>   3.94 4.64 3.65 3.82 -3.0%
コール68回  543000 557000 537000 548000 (買い) +0.9%

02/01 富士通<6702>    1.88 2.02 1.19 1.28 -31.9%
プット103回  507  537 501 531 (売り) +4.7%

01/31 JFEHD<5411>  1.56 1.57 0.78 1.04 -33.3%
プット79回  2593  2852 2588 2742 (売り) -5.7%

01/28 伊藤忠商事<8001>  9.07 9.22 7.04 7.73 -14.7%
コール31回  918   920 892 897 (買い) -2.2%


*上段はeワラントの価格、下段は対象銘柄の株価
T+5は配信日から5営業日目のこと

「ゴールドマン・サックス・eワラント」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/index.html
「投資ツール」→「eワラント銘柄検索」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/market/search/db_fset.gscgi
→「銘柄コードor銘柄名指定」に銘柄コードを入力
→eワラントの価格、及び「チャート表示」でチャートが閲覧できます。


<きょうの見通し>

 東京市場は米株高や円安を背景に底堅い展開が予想される。相当出遅れ感の強い金融
株を中心に内需系には資金流入が続いていることに加え、輸出関連でも短期的な出遅れ
物色などでハイテク株などが上昇するなど好循環が続いている。
 また、国内マクロ景気の回復期待に加え、信用リスク後退による消費者金融株の上昇
が、金融業界全般への買い安心感につながり、海外勢から主力のメガバンクに買いが入
り始めている点はポジティブ。りそな株が公募価格(440円)を上回ったことも、短期
底入れの雰囲気を一層強める公算大か。日経平均の予想レンジは10880円−10830円。

 16日のダウ平均は前日比61.53ドル高と反発。NASDAQは21.21ポイント高、S&P500は
8.31ポイント上昇して取引を終えた。
 デルやディーアなどの決算を好感。1月の住宅関連指標の結果が強かったことも支援
材料となった。中東情勢の緊迫化を嫌気して上昇幅を縮小する場面もみられたが、見直
し買いが入り再び上値を拡大する展開に。業種別では特にエネルギーや素材、一般消費
財、テクノロジーなどが上昇した。
 ドル建てCME225先物は昨日の大証日中終値と比べて80円高の10880円、円建ては65円
高の10865円で終えた。

 昨日の東京市場は続伸。東証1部の騰落状況は上昇711、下落760で、値下がりが若干
多かったものの、規模別株価指数はすべて上昇。メガバンクなど金融株が軒並み高とな
ったほか、信用リスクの後退で消費者金融が急騰。国際優良株も総じて堅調だった。そ
の一方で、資源関連の一角が利益確定売りに押された。
 日経平均は連日の高値更新となり、昨年5月以来の10800円台回復。一目均衡表の転換
線上昇が強くなるタイミングで騰勢を強めてきており、上値を追認していくスタンスは
継続だろう。一方、ローソク足では週初にマドで放れて、三手(三日)新値追い。「放
れ三手の新値は利食い」といわれるほど高値注意とされるところ。直近十字足(寄せ
線)などが出れば警戒を強めたい。
 10月6日高値〜11月1日安値までの下落幅の3倍返し10765円を超えたことで、次の上値
メドは1月13日高値〜1月31日安値までの下落幅の2倍返しの上げの10941円。さらに上で
は、2009年11月安値〜昨年4月高値までの上昇幅と同値幅を、昨年8月安値から上昇させ
た11081円などがある。下値メドは基準線10512円や200日移動平均線9840円処。変化日
候補は2月18日、24日などが考えられる。


<きょうの予定>

記載された予定は、予告なく変更される可能性があります)
※経済指標は(予定発表時間/予想数値)


【国内】
12月景気動向指数(14:00)
《決算発表》
トレンドマイクロ、イトーキ、三菱鉛筆、東京都競馬
《株主総会》
象印、北恵

【海外】
米1月消費者物価指数(22:30/前年比1.60%)
米新規失業保険申請件数(22:30)
米失業保険継続受給者数(22:30)
米1月景気先行指標総合指数(18日00:00/0.20%)
米2月フィラデルフィア連銀(18日00:00/20.2)
米30年インフレ連動国債入札
《決算発表》
ドクターペッパー・スナップル・グループ、デューク・エナジー、エヌビディア、オラ
イリー・オートモーティブ、アパッチ

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