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直近の決算発表予定

2010年11月8日月曜日

トレーダーズ・eワラント・デイリーコメント

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トレーダーズ・eワラント・デイリーコメント

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2010年11月8日(月曜日)

<注目銘柄>
eワラント(ゴールドマン・サックス証券)
日産自(7201) コール137回
行使価格    800円
満期日          2011年02月09日
1ワラント当り原資産数  0.1
eワラント販売価格    6.13
実効ギアリング      6.14
前営業日の株価      764円 +43円
前営業日のHV(20日)  31.97
投資スタンス:短期(1週間程度) 

 野村證券では、欧米、新興国の両方で利益増につながる販売台数増加が続いていると
評価。円高が続いても来12.3期に増益を達成できる確度が高いとして選好し、レーティング
「1」を継続、目標株価を990円→1100円と引き上げた。

 今下期も、市場回復が続く北米や市場を上回る成長が見込める中国、東南アジアで増
産が続くと予想。営業利益増益率は、来12.3期14%、13.3期23%とみており、現在の株
価は割安感が強いと指摘した。

 5日の株価は6%近い大幅高となり、10月18日につけた高値(764円)を突破。2日には
680円近辺まで売り込まれたが、一目均衡表の雲の上限がサポートラインとして機能。
目先の高値を抜けたことで騰勢に弾みがつくと判断。コールで臨みたい。


<過去の注目銘柄>
配信日 銘柄<コード> 当日始値 高値 安値 T+5買取価格 eワラント損益
    P/C回号 株価始値 高値 安値 T+5株価終値 株式損益
-------------------------------------------------------------------------
10/28 カブコム<8703> 4.57 5.49 4.51 4.78   +4.5%
プット13回  298   298  267  286  (売り) -4.0%

10/27 ソニー<6758> 2.69 2.83 1.73 1.89   -29.7%
コール175回 2760  2783  2610  2651 (買い) -3.9%

10/26 トヨタ<7203> 4.37 4.84 4.08 4.68   +7.1%
プット122回 2872  2925  2800  2812 (売り) -2.0%

10/25 ホンダ<7267> 9.51 9.78 8.65 8.99   -5.4%
プット99回 2905  2965  2880  2937 (売り) +1.1%

10/22 カブコム<8703> 0.71 0.82 0.30 0.30   -57.7%
コール39回 321 331 281 281 (買い) -12.4%

10/21 りそなHD<8308> 5.50 5.98 5.09 5.79   +5.2%
プット102回 640 649 616 625 (売り) -2.3%

*上段はeワラントの価格、下段は対象銘柄の株価
T+5は配信日から5営業日目のこと

「ゴールドマン・サックス・eワラント」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/index.html
「投資ツール」→「eワラント銘柄検索」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/market/search/db_fset.gscgi
→「銘柄コードor銘柄名指定」に銘柄コードを入力
→eワラントの価格、及び「チャート表示」でチャートが閲覧できます。


<きょうの見通し>

 東京市場は続伸へ。日本株は出遅れ感が強く、新興国関連や商品市況高を背景に資源
関連の上昇に期待。直近売り込まれていた金融株などが週末に大幅高となったが、日本
株のなかでも出遅れ感が強いだけに買い戻しが続こう。
 日経平均は直近2日間で500円近く上昇し、個別では伸び悩む銘柄も増えるだろうが、
週末のオプションSQを控えるなか、1万円回復を警戒し先物主導でショートカバーが続
く可能性はある。

 日経平均の予想レンジは9730円−9650円。8月31日の安値からの上昇継続の可能性は
高まっており、終値で10月6日高値9691円を超えられるかが注目される。
 9月後半からのレンジ相場上限あたりでは、先週末のローソク足の上ヒゲに見られる
ように戻り売りがしばらく続く可能性もあるが、25日移動平均線(5日現在、9430円)
処を下値で意識できれば、いずれレンジ超えを試す場面はあろう。
 一方、8月31日安値を中心に左右対称とした場合、先週安値と7月初旬の安値は水準や
日柄ともにほぼ等しい。7月初旬の安値は10238円の直前高値から急落したあとの安値で
あり、それを逆に先週安値からの上昇とみると1万円の大台超えもそう遠くはない。
 一目均衡表では週初の遅行線の位置が9月30日の大陰線を形成したタイミング。目先
のスピード調整といった意味で同じ動きになるかもしれないが、9450円〜9350円処には
節目が集中しており、押し目買いで対処したい。

 今週は10月の景気ウォッチャー調査と9月の機械受注に注目したい。9月の景気ウォッ
チャー調査では現状判断DIが2カ月連続で悪化。10月も月末にかけての円高・株安、政
策効果のはく落などを勘案するとさらに悪化している可能性が高い。また8月の機械受
注は前月比+10.1%と市場予測を大幅に上回ったが、その反動で大きな下振れとなる公
算が大きく警戒したい。
 決算発表ではメガバンクが注目されるほか、20ヵ国・地域(G20)首脳会議の開催で増
資リスクが再燃する可能性もある。最大6000億円の増資を発表したりそな株の急落に対
する影響度合いなども注視したい。

 国内のイベントや経済指標では、9月景気動向指数(8日)、10月工作機械受注、10月
景気ウォッチャー調査(9日)、10月消費者態度指数(10日)、9月機械受注(11日)、
APEC首脳会議〔横浜市〜14日〕、日米首脳会談(13日)などが予定されている。
 米国では9月卸売在庫、ABC消費者信頼感指数(9日)、9月貿易収支、10月輸入物価指
数、10月財政収支(10日)、11月ミシガン大学消費者信頼感指数(12日)など。中国で
は10月の消費者物価、小売売上高、鉱工業生産(11日)などの発表が予定されている。
 また、20ヵ国・地域(G20)首脳会議が〔韓国・ソウル11日〜12日〕開かれる。

 5日のNY株式市場でダウ平均は9.24ドル高と連日で年初来高値更新。NASDAQは1.64ポ
イント高、S&P500も4.79ポイント上昇して取引を終えた。高値警戒感が強いなかでも、
10月の雇用統計・非農業部門雇用者数が予想を上回ったことを背景に下値は限定的。終
盤近くには金融セクター主導で前日終値を回復する展開となった。
 業種では金融が2.1%上昇したほか資本財やエネルギーなどが上昇、通信やヘルスケ
アは軟調に推移した。個別では7−9月期決算を発表したAIGは1.9%高。増配期待を受け
てJPモルガンは2.9%高、バンク・オブ・アメリカは1.9%高となった。
 ドル建てCME225先物は先週末の大証日中終値と比べ60円高の9710円、円建ては50円高
の9700円となった。


<きょうの予定>

記載された予定は、予告なく変更される可能性があります)
※経済指標は(予定発表時間/予想数値)

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【国内】
米倉経団連会長会見
10月外貨準備高
4-9月期白物家電の国内出荷実績
10月携帯電話契約数
9月景気動向指数速報(14:00)
《決算発表》
協和エクシオ、J−オイル、ダイワボウHD、電化、DIC、洋インキ、三井金、三菱
マ、住友鉱山、古河電工、いすゞ、大日スクリーン、シチズンHD
【海外】
米3年国債入札
《決算発表》
シスコ、プライスライン・ドット・コム

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