2011年1月19日(水曜日)
<注目銘柄>
eワラント(ゴールドマン・サックス証券)
ソフトバンク(9984) プット220回
行使価格 2900円
満期日 2011年05月11日
1ワラント当り原資産数 0.02
eワラント販売価格 6.09
実効ギアリング -4.71
前営業日の株価 2838円 +21円
前営業日のHV(20日) 20.29
投資スタンス:短期(1週間程度)
米アップルの最高経営責任者(CEO)、スティーブ・ジョブズ氏が病気療養で休職する
ことが嫌気されている。
「CNN」によれば、スティーブ・ジョブズCEOは17日、病気療養のため休職することを
社員あての電子メールで明らかにした。休職中は、ティム・クック最高執行責任者
(COO)が同社の経営を担う。復帰時期については早期を希望しているものの、見通し
は示さなかった。17日の米国株市場は休場だったが、同社株はドイツ・フラクフルト株
式市場にも重複上場しており、17日の終値は前週末比7.96%安の239.5ユーロと大幅安
だった。ジョブズ氏は09年1月にも病気療養で半年間休職した。
18日の株価は反発。同社の収益は「iPhone」に大きく依存するため、アップル社のカリ
スマトップが不在となることはネガティブな印象が強く、朝方は売りに押される場面が
あった。昨年12月8日につけた高値(3085円)から調整局面が続いており、昨年11月2日以来
となる終値ベースでの75日移動平均線割れが目前に迫っている。ジョブス氏の病気療養と
いった悪材料が重なったことで下落基調に拍車がかかると判断。プットで臨みたい。
<過去の注目銘柄>
配信日 銘柄<コード> 当日始値 高値 安値 T+5買取価格 eワラント損益
P/C回号 株価始値 高値 安値 T+5株価終値 株式損益
01/06 グリー<3632> 5.03 5.04 4.56 4.75 -5.5%
コール8回 1109 1115 1081 1098 (買い) -0.9%
01/05 村田製作所<6981> 7.98 11.27 7.91 9.67 +21.1%
コール50回 5770 6210 5750 6010 (買い) +3.8%
01/04 日立<6501> 2.96 3.95 2.75 3.73 +26.0%
コール105回 440 462 436 457 (買い) +3.8%
12/29 みずほFG<8411> 3.17 3.35 2.69 3.30 +4.1%
コール255回 156 159 153 159 (買い) +1.8%
12/28 エルピーダ<6665> 2.05 3.06 1.83 3.06 +49.2%
コール70回 957 1033 940 1029 (買い) +7.5%
12/27 三井不動産<8801> 2.66 2.88 2.52 2.81 +5.6%
コール43回 1621 1652 1613 1645 (買い) +1.4%
*上段はeワラントの価格、下段は対象銘柄の株価
T+5は配信日から5営業日目のこと
「ゴールドマン・サックス・eワラント」
「投資ツール」→「eワラント銘柄検索」
→「銘柄コードor銘柄名指定」に銘柄コードを入力
→eワラントの価格、及び「チャート表示」でチャートが閲覧できます。
<きょうの見通し>
東京市場は底堅い動きが予想される一方、中国市場の動向を見極める展開は続きそう
だ。米国市場が連休後に上昇したことを好感し、国際優良株中心に買い戻す動きがみら
れそう。ただ、ここ最近の上値の重さを気にするムードはあり、取引時間中の積極的な
売買は手控えられそうだ。20日に発表が予定されている中国の経済統計の前後に利上げ
に踏み切る可能性もあるため、新興国関連株の上値を抑える要因か。
一方、個人中心の信用取引の買い残高が徐々に増加していることや、新興市場ではジ
ャスダック指数が14日ぶりに反落。投資マインドの改善は続いており、テーマや材料性
含めて低位中小型への物色意欲は減退しそうにない。好決算を発表した米IBMやアップ
ルなどが時間外取引で上昇しており、ハイテク関連株への物色にもつながろう。
また、きょうは12月マンション販売統計が発表される。住宅ローン減税や低金利によ
って需要が堅調に推移しているとみられ、内需金融系銘柄の支援材料になりそうだ。
日経平均の予想レンジは10650円−10550円。一目均衡表の転換線(10538円、19日見
込み)サポートに強地合いを追認していくスタンス。上値メドは10765円や11081円など
がある。
18日のNY株式市場でダウ平均は前日比50.55ドル高。NASDAQは10.55ポイント高、
S&P500は1.78ポイント上昇して取引を終えた。アジアや欧州の株式相場が堅調に推移し
た流れが継続。取引終了後に決算発表を控えているIBMが買われたほか、「787」ドリー
ムライナーの再延期を発表したことで悪材料出尽くしとなったボーイングが上昇した。
業種別ではシティグループの10−12月期決算の結果が予想に届かなかったことが嫌気
され金融セクターが軟調。エネルギーや素材セクターは上昇した。
ドル建てCME225先物は昨日の大証日中終値と比べて85円高の10605円、円建ては55円
高の10575円で終えた。
昨日の東京市場で日経平均は小幅続伸、TOPIXは小幅反発で終えた。東証1部の値上が
り銘柄数は943と全体の56.5%に達し、規模別株価指数はすべて上昇。中国株高で石油
や商社など資源関連に買いが入ったほか、不動産が堅調に推移した。
日経平均は安寄りスタートから前日陰線に下から差し込む格好となったが、戻り売り
に押され引けは5日移動平均線(18日現在、10524円)を下回る展開となった。13日高値
以降、上値切り下げが続いており、一目均衡表の転換線(10538円、19日見込み)上を
維持できるかどうかが注目される。
一方、ザラ場ベースの13日高値10620円は、昨年9月1日安値を中心とした「逆三尊
型」の底入れパターンからの第一目標10636円に近く、いったん買いが一巡した可能性
も考えられる。そうした場合、12月10日からのレンジ相場上限10400円処までの揺り返
しの動きは想定内の動きだが、そのレンジ相場下限10200円処を明確に下回るような動
きになってくると、「逆三尊型」が完成した水準9700円処まで調整が長引くシナリオな
ども台頭してくると思われる。
<きょうの予定>
記載された予定は、予告なく変更される可能性があります)
※経済指標は(予定発表時間/予想数値)
-
【国内】
11月第三次産業活動指数(8:50)
12月首都圏及び近畿圏マンション販売(13:00)
<<決算発表>>
津田駒工業、ノダ、ミルボン
<<イベント>>
第28回 エレクトロテスト・ジャパン(東京ビッグサイト)(19日〜21日)
第40回 インターネプコン・ジャパン(東京ビッグサイト)(19日〜21日)
第12回 半導体パッケージング技術展(東京ビッグサイト)(19日〜21日)
【海外】
米MBA住宅ローン申請指数(21:00)
米12月住宅着工件数(22:30/55.0万)
米12月住宅着工件数(22:30/前月比-0.9%)
米12月着工許可件数(22:30/前月比2.0%)
《決算発表》
イーベイ、ゴールドマン・サックス、ウェルズ・ファーゴ、USバンコープ、コメリ
カ、ノーザントラスト、バンク・オブ・ニューヨーク・メロン