トレーダーズ・eワラント・デイリーコメント
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2010年12月15日(水曜日)
<注目銘柄>
eワラント(ゴールドマン・サックス証券)
ツガミ(6101) コール4回
行使価格 600円
満期日 2011年05月11日
1ワラント当り原資産数 0.1
eワラント販売価格 7.06
実効ギアリング 4.73
前営業日の株価 586円 -2円
前営業日のHV(20日) 24.79
投資スタンス:短期(1週間程度)
同社は13日前引け後、自己株取得枠を設定すると発表した。100万株(6億円)を上限
とした自己株取得枠を設定。取得分は、自己株式を除く発行済み株式の1.51%程度に相
当。期間は10年12月13日〜11年3月10日。6億円で100万株を取得した場合の平均取得単価
は600円程度となる。
14日の株価は小反落。13日は高値で節目の600円に迫る場面があったが戻り待ちの売り
に押された。ただ、高値圏は維持しており、需給改善を手掛かりに再度600円にチャレンジ
する場面が訪れると判断。コールで臨みたい。
<過去の注目銘柄>
配信日 銘柄<コード> 当日始値 高値 安値 T+5買取価格 eワラント損益
P/C回号 株価始値 高値 安値 T+5株価終値 株式損益
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12/06 任天堂<7974> 4.35 5.24 4.23 4.69 +7.8%
コール149回 23260 24150 23210 23690 (買い) +1.8%
12/03 ソニー<6758> 2.47 2.49 1.98 2.28 -7.6%
コール178回 3050 3055 2977 3040 (買い) -0.3%
12/02 SUMCO<3436> 3.91 6.80 3.44 6.60 +68.8%
プット53回 1332 1385 1098 1103 (売り) +17.2%
12/01 新日鉄<5401> 2.35 2.52 1.74 1.80 -23.4%
プット103回 280 289 276 288 (売り) -2.9%
12/01 新日鉄<5401> 2.35 2.52 1.74 1.80 -23.4%
プット103回 280 289 276 288 (売り) -2.9%
11/30 丸紅<9831> 2.39 3.34 2.01 3.05 +27.6%
コール33回 550 578 538 573 (買い) +4.2%
11/29 ヤマダ電機<9831> 3.01 3.19 2.32 2.56 -15.0%
プット17回 5350 5620 5280 5480 (売り) -2.4%
*上段はeワラントの価格、下段は対象銘柄の株価
T+5は配信日から5営業日目のこと
「ゴールドマン・サックス・eワラント」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/index.html
「投資ツール」→「eワラント銘柄検索」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/market/search/db_fset.gscgi
→「銘柄コードor銘柄名指定」に銘柄コードを入力
→eワラントの価格、及び「チャート表示」でチャートが閲覧できます。
<きょうの見通し>
東京市場は弱含む展開か。米小売売上高の結果を受けて、朝方は国際優良株への押し
目買いが予想されるが、戻り売りに押されそう。直近物色が目立った金融株も一服局面
か。ただ、証券優遇税制の2年間延長が追い風になる証券株や、内需ディフェンシブ系
などが物色される展開に。低位中小型株の物色の流れもより鮮明となりそうだ。
寄り前に12月の日銀短観が発表される。大企業・製造業の業況判断DIは+3(前回比-
5)程度と、政策効果のはく落などで7期ぶりに悪化する公算が大きい。先行きが改善を
示すかどうかが焦点となる。また、きょうは時価総額1兆円超の大塚HDが新規上場す
る。主力株に高値警戒感が強いため、好調なスタートとなれば短期資金も含めて商いが
集中しそうだ。
日経平均の予想レンジは10290円−10230円。5日移動平均線を下値で意識した値動き
が続いており、基本的にはきょうも同様の展開を想定。一方、一目均衡表では転換線
(10234円)や基準線(10016円)の上昇がいったん止まる可能性があることや、10日の
大陰線の中を戻る陽線が前日よりも短くなった点は気掛かりである。
14日のダウ平均は前日比47.98ドル高と続伸。NASDAQは2.81ポイント高、S&P500は
1.13ポイント上昇して取引を終えた。11月小売売上高の結果が予想より強かったことを
好感。FOMC声明文では、「期限11年6月、総額6000億ドルの米国債購入に変更なし」、
「異例の低金利が正当化される可能性が高い」などの前回から変更点がない内容が公表
されると、緩和政策を継続するとの安心感が広がり、ダウ平均は一時85.52ドル高まで
上昇。終値ベースで年初来高値を更新した。
業種別では通信やヘルスケアなどが上昇、金融やエネルギーセクターが下げた。ドル
建てCME225先物は昨日の大証日中終値と比べ65円高の10375円、円建ては25円高の10335
円となった。
14日の東京市場は小幅続伸。東証1部の値上がり銘柄数は1150と全体の68.9%に達
し、規模別株価指数はすべて上昇。資源関連や金融株が堅調に推移したほか、低位材料
株などに短期値幅取り資金が向かった。日経平均は5日移動平均線をサポートに小じっ
かりの展開となり連日の高値更新。TOPIXは6月21日以来の900P台で取引を終えた。
日経平均の月足の一目均衡表では約3年ぶりに遅行線が株価を上回り好転。そういっ
たなか、週足ベースでは雲上限の10344円、遅行線の位置する当時の転換線(10295円)
や、基準線(10393円)などの戻り売りが強い水準は終値でまだ抜け切れていない。遅
行線の位置が6月に戻り高値を付けたあと2週続けて下落したタイミングに入っており、
短期的には調整局面に入ってもおかしくない。
終値ベースの上値メドとしては、8月31日安値〜10月6日高値までの上昇幅を、10月6
日高値からの上昇としたE計算値の10558円や、10765円などがあげられる。
<きょうの予定>
記載された予定は、予告なく変更される可能性があります)
※経済指標は(予定発表時間/予想数値)
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【国内】
12月調査日銀短観(8:50/企業製造業業況3・先行き0・大企業全産業設備投資2.7%)
第三次産業活動指数(8:50/前月比0.2%)
《新規上場》
大塚HD
《株式分割》(権利付最終売買日)
ミルボン
《株主総会》
シミック、夢真HD、イメージワン、アスコット、中央経済、ステップ
《決算発表》
稲葉製作所、MPHD、CHI、三井ハイテク、アールエイジ、パーク24、クミアイ
化、オハラ
【海外】
米MBA住宅ローン申請指数(21:00)
米11月消費者物価指数(22:30/前月比0.2%)
米12月ニューヨーク連銀製造業景気指数(22:30/5.0)
米10月ネット長期TICフロー(23:00)
米11月鉱工業生産(23:15/0.3%)
米11月設備稼働率(23:15/75.0%)
米12月NAHB住宅市場指数(16日0:00/16)