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2010年11月25日木曜日

【株】Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望

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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/         2010年11月25日 発行
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□本日の結果
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11/25 11/24特別会員銘柄GO +3.77% 合計+3.77%
11/25 11/23特別会員銘柄KB +3.13% 合計+9.27%
11/25 11/23一般会員銘柄IK +1.83% 合計+2.58%
11/25 11/21一般会員銘柄NY +2.62% 合計+2.17%
11/25 11/18一般会員銘柄MG +2.35% 合計+3.33%
11/25 11/17一般会員銘柄JK +3.36% 合計+3.36%
11/25 11/14特別会員銘柄WA +6.29% 合計+16.76%
11/25 11/14一般会員銘柄KN +7.92% 合計+14.74%
11/25 11/11特別会員銘柄TD +2.48% 合計+6.14%
11/25 10/25特別会員銘柄TS +2.97% 合計+10.64%

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■本日の相場総括
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本日の日経平均は49円高の10,079円と反発となりました。
昨晩の米市場が大幅反発、CME日経先物も高く返ってきたことから、朝方から買い
先行の展開となりました。
ただ朝方の買いが一巡するとやや利益確定売りに押され、前場は寄り天井となっ
て揉み合う展開となりました。
後場に入ると、アジア市場の概ね堅調な動きから日経平均も合わせて上げ幅拡大
となり、10,100円台を捉える展開となりましたが、引けにかけてはやや売られま
した。

短期基調、中期基調ともに上向き継続となっております。
今晩は米国が感謝祭の祝日であること、朝鮮半島の地学性リスクなどを背景に、
日経平均が昨日に既に下げ渋りの動きとなっていたことから、前場は買い一巡後
に伸び悩む展開となりました。
ただ後場に入るとアジア市場は概ね堅調推移となり、朝鮮半島の過度の地学性リ
スクが後退、短期資金を中心に物色が入ったことで上げ幅を拡大する展開となり
ました。


□本日の先物動向
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先物の手口は、MSMが1,732枚、MUMSが1,255枚、ニューエッジが1,230枚の売り越
し、JPモルガンが1,785枚、みずほが1,633枚、クレディスイスが1,279枚の買い越
しとなりました。
TOPIXは、1,000枚を超えるような売り越し、買い越しはありませんでした。

前場の先物の売買枚数は2万枚を下回り、米感謝祭を控えて海外勢の動きが乏しい
展開となり、目立った動きはありませんでした。
ニューエッジの利益確定売りが前場の指数を抑える格好となった模様ですが、後
場にかけてはクレディスイスやJPモルガンの買いが指数を押し上げました。
クレディスイスの買い越し基調は継続しており、まだ上値を目指すトレンドが継
続していることが窺えます。


□本日の新興市場動向
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新興市場は2指数揃って続伸となりました。
大型株がやや伸び悩む中で、短期資金が新興市場や中小型銘柄を中心に流入し、
指数は上げ幅を拡大する展開となりました。
値動きの軽い銘柄に資金が集まる動きとなりましたが、逆にジャスダックの時価
総額上位銘柄は伸び悩み、JASDAQ-TOP20は小幅ながら下落で終了しております。
暫くは日経平均の指数の上値が重くなり、値動きの軽い新興市場に短期循環物色
の流れが継続することが想定され、出遅れ銘柄や押し目を形成した銘柄の動きに
注目したいところです。


□本日の個別銘柄動向
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東証1部の1,056銘柄が上昇と買い優勢となりましたが、やや利益確定売りに押さ
れる銘柄も散見されました。
地学性リスクを重しに石油、商社などが重く、銀行、証券、ノンバンクなども売
りに押されました。
一方で、自動車、機械、海運、ハイテクなどはしっかりとなりました。

会員個別銘柄では、値動きの軽い銘柄が飛び出しており、一般会員銘柄の兼松日
産農林 (7961)が大きく上昇して目標ラインを突破したほか、特別会員銘柄の
ワークスアプリケーションズ (4329)が上値を伸ばして合計+16.76%まで上昇な
ど、新興市場や小型銘柄がしっかりとなっております。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は感謝祭の休日で休場となります。
欧州でも経済指標や要人の発言予定が無く、材料難から動き辛い展開となりそう
です。

昨晩の米市場はダウが150.91ドル高と大幅反発となりました。
朝鮮半島の緊迫化において、とりあえず織り込んだことから、前日の大幅下落の
反動が入りました。
また新規失業保険申請件数と11月ミシガン大学消費者信頼感指数などが予想以上
の改善を示したこと、ティファニーの決算が好調でクリスマス商戦に期待感が高
まったことなどから終日堅調な動きとなりました。
CME日経先物は105円高の10,145円、円建ては90円高の10,130円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は予定されておりません。
経済指標の発表も予定されておりません。


□その他海外注目材料
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ドル円は、83円台後半から85円台にかけて本邦輸出企業のドル売りが散見されて
おり、引き続きドルの上値の重い状況となりそうです。
一方で82円中盤では押し目のドル買いがあるとされ、82円後半でも下げ渋るイメ
ージがあることから底堅い展開となり、膠着状態となりそうです。


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■明日の展望
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明日は揉み合いの展開が想定されます。
米感謝祭で米市場が休場となる中で、手掛かり材料難から揉み合う動きが想定さ
れます。
場中は中国を中心にアジア市場の動向や為替動向で先物が上下しそうです。
個別では新興市場や中小型銘柄の短期循環物色の動きが想定されます。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は上昇となりましたが、戻り高値水準での揉み合いとなりました。
上昇を続ける5日線がサポートとして機能しており、ボリンジャーバンドの+1σと
+2σの間での推移となっており、トレンド自体に変化はありません。
+2σは10,200円を超えてきたことから、レンジ上限の10,200円を捉えても達成感
には繋がりにくく、上げ下げしながらも年末にかけてさらにレンジを切り上げて
いく動きが期待されます。


□総括・今後の方針
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引き続き売り買い交錯しながらも、年末にかけて上値を伸ばしていく動きが期待
されます。
ユーロ安や北朝鮮の地学性リスク、中国の金融規制などの不透明要因は多いこと
から、東証1部の大型株の動きは重くなりそうですが、それでもジリジリと下値を
切り上げていく動きが期待され、短期資金は新興市場や中小型銘柄などの値動き
の軽いところを短期循環していくことが想定されます。
今週は、今晩の米以上が休場、明日が半日立会いということで、短期資金を中心
とする物色となりそうです。

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