トレーダーズ・eワラント・デイリーコメント
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
2010年11月25日(木曜日)
<注目銘柄>
eワラント(ゴールドマン・サックス証券)
ツガミ(6101) コール1回
行使価格 550円
満期日 2011年03月09日
1ワラント当り原資産数 0.1
eワラント販売価格 6.68
実効ギアリング 4.99
前営業日の株価 551円 +11円
前営業日のHV(20日) 41.06
投資スタンス:短期(1週間程度)
朝鮮半島の情勢緊迫を背景に、防衛関連の一部に短期資金が向かっている。同社は
ミサイル製造用工作機械を手掛けていることから関連銘柄の一角と見なされており、
寄り付きこそ全体相場の下げに連れ安したものの、その後は買い戻しが入り、24日
の株価は2%超の上昇率を記録した。
一目均衡表上では、雲の上限である先行スパン1(548円)を終値ベースで突破。
9日〜11日にかけての突破ではダマシとなったが、雲の幅が狭まってきており、レンジ
ブレイクが近づきつつあると判断。コールで臨みたい。
<過去の注目銘柄>
配信日 銘柄<コード> 当日始値 高値 安値 T+5買取価格 eワラント損益
P/C回号 株価始値 高値 安値 T+5株価終値 株式損益
-------------------------------------------------------------------------
11/15 キヤノン<7751> 6.41 7.29 5.88 6.80 +6.0%
コール112回 3960 4075 3945 4010 (買い) +1.2%
11/12 グリー<3632> 1.04 1.39 0.83 0.94 +9.6%
コール1回 974 1019 951 963 (買い) -1.1%
11/11 SUMCO<3436> 4.59 5.22 4.18 5.14 +11.9%
プット53回 1300 1343 1238 1253 (売り) -3.6%
11/10 旭硝子<5201> 2.63 3.00 2.14 2.44 -7.2%
コール67回 882 899 867 888 (買い) +0.6%
11/09 りそな<8308> 9.39 9.78 8.63 9.62 +2.4%
プット104回 471 491 463 463 (売り) -1.6%
11/08 日産自<7201> 5.93 7.49 5.51 6.06 +2.1%
コール137回 768 796 762 773 (買い) +0.6%
*上段はeワラントの価格、下段は対象銘柄の株価
T+5は配信日から5営業日目のこと
「ゴールドマン・サックス・eワラント」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/index.html
「投資ツール」→「eワラント銘柄検索」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/market/search/db_fset.gscgi
→「銘柄コードor銘柄名指定」に銘柄コードを入力
→eワラントの価格、及び「チャート表示」でチャートが閲覧できます。
<きょうの見通し>
東京市場は米株高を好感して主力株中心に買い優勢の展開が予想される。日経平均は
先物主導で直近の高値更新の動きとなりそうだ。今晩の米国市場は感謝祭で休場となる
ため、アジア株の動向次第では上値を追いやすい。
地政学リスクの拡大懸念が後退したことや、アジア株市場も値ごろ感で短期的な反発
が見込まれる。ユーロ安が輸出関連の一角の足を引っ張る可能性はあるが、以前に比べ
て出遅れを意識してメガバンク株中心に内需金融株を手掛けるムードが強くなっている
ため、全体的に指数の下押し要因にはなりづらい。
昨日発表された主要三市場の信用残高では買い残が減少する一方、売り残は増加して
おり、短期的な需給はさらに改善し底堅さの要因になろう。
日経平均の予想レンジは10230円−10110円。
24日のNY株式市場でダウ平均は前日比150.91ドル高と大幅反発、NASDAQは48.17ポイ
ント高、S&P500も17.62ポイント上昇して取引を終えた。
朝鮮半島の武力衝突が拡大しないとの見方が高まったことや、予想より強い新規失業
保険申請件数と11月ミシガン大学消費者信頼感指数の結果を好感。ティファニーの8−
10月期決算の内容を受けて、一般消費財セクターが相場をけん引した。
ドル建てCME225先物は昨日の大証日中終値と比べ105円高の10145円、円建ては90円高
の10130円となった。
24日の東京市場は5日ぶりに反落。東証1部の騰落状況は1100超の銘柄が下落し、業種
別では33業種全てが下落した。なかでも鉱業、銀行、その他製品、ゴム製品、不動産な
どの下げが目立った。
日経平均は200日移動平均線をサポートに徐々に下げ幅を縮小する展開となり、結局
は1万円の大台をキープ。ザラ場安値(9904円)でさえも、11月2日安値と17日安値を通
る右上がりの下値支持線処を下回っておらず、短期上昇トレンドは継続とみてよい。
上値メドは、10月6日高値9691円〜11月1日安値9154円までの調整幅537円を、10月6日
高値に加えた10228円。週足均衡表の雲下限も10229円にあり注目すべきポイント。
そのほか、週足均衡表の雲上限の10400円処や、8月31日安値〜10月6日高値までの上
昇幅を、10月6日高値からの上昇としたE計算値の10558円などがある。
仮に調整につながるケースを想定すると、8月31日の安値8824円を中心に左右対称の
逆三尊を形成したあとの動きとして、12月前半ぐらいにかけてはネックライン(9700円
前後)までの下への揺り返しがあっても不思議ではない。9400円なども下値メドとして
重要なポイントになる。
変化日候補として注目されるのが、11月26日、12月6日、10日などがある。
<きょうの予定>
記載された予定は、予告なく変更される可能性があります)
※経済指標は(予定発表時間/予想数値)
--------------------------------------------------------------------------
【国内】
11月末権利付最終売買日
2年国債入札
10月貿易収支(8:50/9700億円)
10月企業向けサービス価格指数(8:50)
10月白物家電の国内出荷実績
《株式分割》(権利付最終売買日)
E・JHD、テクノアルファ、ユナイテッドU
《イベント》
レジャー&サービス産業展2010(東京ビッグサイト〜26日)
《株主総会》
コシダカHD、鉄人化、ビックカメラ、アイケイコーポ、メディ工房、インデックスH
D、ファストリ
【海外】
香港10月貿易統計
米市場休場(感謝祭)