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2010年11月16日火曜日

トレーダーズ・eワラント・デイリーコメント

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トレーダーズ・eワラント・デイリーコメント

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2010年11月16日(火曜日)

<注目銘柄>
eワラント(ゴールドマン・サックス証券)
みずほFG(8411) コール254回
行使価格    130円
満期日          2011年03月09日
1ワラント当り原資産数  0.2
eワラント販売価格    2.83
実効ギアリング      5.32
前営業日の株価      127円 +0円
前営業日のHV(20日)  32.30
投資スタンス:短期(1週間程度) 


 同社は11月12日、今11.3期の中間決算と通期予想の増額修正を発表した。好調の要因は、
引き続き市場部門の貢献や与信費用など。一方で、大企業向け貸し出しの大幅な減少や、
市場金利低下による預貸利ざやの低下が重しとなった。

 UBSでは、増資やリスクアセットの圧縮、利益積み上げでTier1比率が11.8%に改
善したことを評価。12年度末の普通株Tier1比率は6%台後半を見込んでおり、バーゼル
3完全施行までの剰余金備蓄で最低基準程度は満たせるという見通しを示した。デフレ
と低金利で受難が続くが、増資リスクが後退したことをかんがみると現状の株価は割安
と指摘。目標株価は200円→160円と引き下げる一方、投資判断を「Neutral」→「Buy」
と引き上げた。

 15日の株価は全体相場の上昇やレーティング引き上げなどを好感し、寄り付きから買いが
先行。130円台を回復する場面があったものの、引けは変わらずまで縮小した。一目均衡表の
雲の上限(127円)や75日移動平均線(128円)などが意識される水準であるが、130円近辺で
の値固めからレジスタンスを突破する流れに向かう判断。コールで臨みたい。


<過去の注目銘柄>
配信日 銘柄<コード> 当日始値 高値 安値 T+5買取価格 eワラント損益
    P/C回号 株価始値 高値 安値 T+5株価終値 株式損益
-------------------------------------------------------------------------
11/05 東レ<3402> 2.54 2.57 2.06 2.07   -18.5%
コール61回 479   481  467   470  (買い) -1.8%

11/04 DeNA<2432> 6.94 8.99 5.59 8.61   +24.0%
コール1回  2333  2478  2170  2451 (買い) +5.0%

11/02 日本製鋼所<5631> 0.93 1.57 0.80 1.53   +64.5%
コール733回  791   863   775 856 (買い) +8.2%

11/01 JR東日本<9020> 1.63 1.83 1.27 1.54   -5.5%
コール74回  4950   5050  4825  5040 (買い) +1.8%

10/29 ファナック<6954> 5.39 6.33 4.92 6.33   +17.4%
コール67回  11690  12110  11540  12050 (買い) +3.0%

10/28 カブコム<8703> 4.57 5.49 4.51 4.78   +4.5%
プット13回  298   298  267  286  (売り) -4.0%

*上段はeワラントの価格、下段は対象銘柄の株価
T+5は配信日から5営業日目のこと


「ゴールドマン・サックス・eワラント」

「投資ツール」→「eワラント銘柄検索」
→「銘柄コードor銘柄名指定」に銘柄コードを入力
→eワラントの価格、及び「チャート表示」でチャートが閲覧できます。


<きょうの見通し>

 東京市場は堅調な展開が予想される。円安進行で輸出関連への見直し買いに加え、金
融株なども反発が予想され、指数をけん引する展開か。利上げ懸念の中国やQE2後の上
昇一服感が漂う米国市場など不安要素は多いものの、先物主導で上げ幅を広げる場面も
ありそうだ。やはり、中国株や為替動向がそのきっかけになりそうだ。

 日経平均の予想レンジは9960円−9850円。一目均衡表ではきょうから転換線だけ上昇
し、18日まで上昇は続く見込み。16日は9581円、17日は9691円に水準を切り上げる。株
価のサポート要因ともなり得る一方、上昇をきっかけに騰勢を強めるかどうかにまずは
注目したい。ただ、25日移動平均線がまだ横ばい基調で、乖離拡大を嫌い上値を進む動
きにはなりづらい面もある。

 15日のダウ平均は9.39ドル高と小幅反発。10月の小売売上高の結果を好感したほか、
金融セクターに買いが入り、一時88.32ドル高まで上昇する場面があった。
しかし、BHPビリトンがポタシュへの買収提案を断念したことを受けて、肥料業界での
M&Aが停滞するとの見方から素材セクターが重しに。FRBが緩和措置の規模を縮小すると
の見方も広がったことで上昇幅を縮小させる展開となった。
 NASDAQは4.39ポイント安、S&P500も1.46ポイント下落して取引を終了。ドル建て
CME225先物は先週末の大証日中終値と比べ65円高の9885円、円建ては45円高の9865円と
なった。

 昨日の東京市場は反発。東証1部の値上がり銘柄数は945と全体の57.0%に達し、市場
予想を上回る7−9月期GDPや円高一服などを手掛かりに、国際優良株に買い戻しが入っ
た。J-REITが軒並み高となり、東証REIT指数は6カ月半ぶりに年初来高値を更新。その
一方で、金融や不動産、資源関連の一角が利益確定売りに押された。
 日経平均は5日移動平均線を上回り、ほぼ高値引けで取引を終えた。5日移動平均線の
上方を早々に回復したことで、1万円に向けた動きが加速するかどうかが注目される。
週足の一目均衡表では雲上限(9822円)を若干上回り、当時の高値(9824円)も越え
た。先週は週間終値で最終的に下に押し戻されたが、一目均衡表でいうこのあたりの抵
抗を週間終値で越えられれば、一段高の展開につながる公算大。
 一方、転換線は横ばいで9504円、基準線は少し下げて9524円となる。ほぼ同じ水準に
なることから、下値メドの水準としてはかなり重要である。

<きょうの予定>

記載された予定は、予告なく変更される可能性があります)
※経済指標は(予定発表時間/予想数値)

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【国内】
9月第三次産業活動指数(8:50/前月比-0.5%)
《決算発表》
富士火災海上保険
【海外】
ユーロ圏財務相理事会(ブリュッセル)
韓国銀行(中央銀行)の金融通貨政策委員会
トルコ市場休場(〜19日)
独11月ZEW景況感指数(19:00)
香港8-10月失業率
米10月生産者物価指数(22:30/前月比0.8%)
米10月鉱工業生産(23:15/0.3%)
米10月設備稼働率(23:15/74.9%)
米11月NAHB住宅市場指数(17日0:00/17)
米ABC消費者信頼感指数(17日7:00)
《決算発表》
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