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直近の決算発表予定

2010年11月12日金曜日

トレーダーズ・eワラント・デイリーコメント

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トレーダーズ・eワラント・デイリーコメント

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2010年11月12日(金曜日)

<注目銘柄>
eワラント(ゴールドマン・サックス証券)
グリー(3632) コール1回
行使価格    1200円
満期日          2011年02月09日
1ワラント当り原資産数  0.025
eワラント販売価格    1.15
実効ギアリング      6.48
前営業日の株価      976円 +46円
前営業日のHV(20日)  92.86
投資スタンス:短期(1週間程度) 

 同社はモルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)の指数構成
銘柄の定期入れ替えで、スタンダード・インデックスに採用されたことが好感され、11日
の相場は約5%の上昇となった。

 1日に発表された1Q決算は大幅増益ながら、材料出尽くしと受け止められ、同時にモルガン・
スタンレーMUFGが投資判断を「オーバーウエイト」→「イコールウエイト」、目標株価を
2000円→1000円と引き下げたことで株価は急落。2日に年初来安値(875円)を更新したが、すぐ
さま買戻しが入り、900円〜1000円のレンジで出入りの激しい展開となっている。

 今回のMSCI採用は需給面でポジティブに評価でき、節目の1000円を一気にから抜け出す手掛か
り材料になると判断判断。コールで臨みたい。


<過去の注目銘柄>
配信日 銘柄<コード> 当日始値 高値 安値 T+5買取価格 eワラント損益
    P/C回号 株価始値 高値 安値 T+5株価終値 株式損益
-------------------------------------------------------------------------
11/02 日本製鋼所<5631> 0.93 1.57 0.80 1.53   +64.5%
コール733回  791   863   775 856 (買い) +8.2%

11/01 JR東日本<9020> 1.63 1.83 1.27 1.54   -5.5%
コール74回  4950   5050  4825  5040 (買い) +1.8%

10/29 ファナック<6954> 5.39 6.33 4.92 6.33   +17.4%
コール67回  11690  12110  11540  12050 (買い) +3.0%

10/28 カブコム<8703> 4.57 5.49 4.51 4.78   +4.5%
プット13回  298   298  267  286  (売り) -4.0%

10/27 ソニー<6758> 2.69 2.83 1.73 1.89   -29.7%
コール175回 2760  2783  2610  2651 (買い) -3.9%

10/26 トヨタ<7203> 4.37 4.84 4.08 4.68   +7.1%
プット122回 2872  2925  2800  2812 (売り) -2.0%


*上段はeワラントの価格、下段は対象銘柄の株価
T+5は配信日から5営業日目のこと

「ゴールドマン・サックス・eワラント」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/index.html
「投資ツール」→「eワラント銘柄検索」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/market/search/db_fset.gscgi
→「銘柄コードor銘柄名指定」に銘柄コードを入力
→eワラントの価格、及び「チャート表示」でチャートが閲覧できます。


<きょうの見通し>

 東京市場は米国株の下げに影響され朝方は売り先行のスタートが予想される。ハイテ
ク株の一角が売られる可能性はあるが、円安基調で外需株全般は比較的堅調か。金融株
への買い戻しは勢い薄れど続くとみられ、全般底堅い展開が続こう。 
週末で決算発表が多いなかでも、みずほFGを筆頭に地銀など金融関連が多数予定されて
おり、金融株の動向から目が離せない。
 
 日経平均の予想レンジは1万円−9800円。上昇が緩やかになる5日移動平均線をサポー
トに売り一巡後に反発できるかがポイント。一目均衡表では遅行線の位置がマドを開け
て陽線を形成した10月6日のタイミング。大台の1万円に向けた動きとなる可能性もある
が、変化日に近く上げ一服に注意したい。
 きょうは11月限オプションのSQ算出日。SQは相場の転換点となるケースが多く、日経
平均の終値がSQを上回るかどうかに注目。SQを上回れば翌週以降の相場は堅調、下回る
と軟調になるというアノマリーもある。

 11日のダウ平均は73.94ドル安と反落。NASDAQは23.26ポイント安、S&P500も5.17ポイ
ント下落して取引を終えた。
 シスコシステムズの慎重な業績見通しが嫌気され、テクノロジーセクターが下げを主
導。ダウ平均は一時125.82ドル安まで下落する場面があったが、2年ぶりの高値水準ま
で上昇した原油価格を背景にエネルギーセクターが下支えし下落幅を縮小させた。
個別では前日決算を発表したシスコシステムズは16%の急落。モルガンスタンレーが投
資判断を引き上げたインテルは堅調に推移した。
 ドル建てCME225先物は昨日の大証日中終値と比べ10円安の9850円、円建ては15円安の
9845円となった。

 昨日の東京市場は続伸。東証1部の値上がり銘柄数は875と全体の52.5%に達し、規模
別株価指数はすべて上昇。円高一服で国際優良株が堅調だったほか、前日に引き続き金
融株に買い戻しが入った。
 日経平均は買い一巡後は前日終値(9830円)をサポートにもみ合い。前日に約4ヶ月
ぶりの9800円台を回復したことから買い方に慎重スタンスがみられたことや、直近安値
から三つ目のマドを形成しており高値警戒感が意識された。
 週足の一目均衡表では週初に基準線(9566円)を上回り、上値を試す展開となってい
る。昨日は遅行線の位置にある雲上限(9822円)を終値で上回って終えた。このままの
水準を維持できれば、来週は遅行線の雲超えにつながる可能性があり、需給がより好転
する。きょうは週末でもあり、その確度を高められるか、週足終値ベースでやはり雲下
に押し戻されるのか、11月限SQ算出後の動きに注目したい。


<きょうの予定>

記載された予定は、予告なく変更される可能性があります)
※経済指標は(予定発表時間/予想数値)

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【国内】
オプションSQ
10月発受電電力量(11:00)
《イベント》
日経住まいのリフォーム博2010(東京ビッグサイト〜14日)
《決算発表》
ヤクルト本社、マツモトキヨシ、THK、沖電気、丸井G、りそなHD、三井住友F
G、住友信託、みずほFG、第一生命、セイノーHD、メイテック
【海外】
第16回アジア競技大会(広州〜27日)
タルーロFRB理事講演
インド9月鉱工業生産
香港7-9月期GDP
ユーロ圏7-9月GDP(19:00)
米11月ミシガン大学消費者信頼感指数(23:55/69.0)
《決算発表》
アジレント・テクノロジー

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