2011年1月6日(木曜日)
<注目銘柄>
eワラント(ゴールドマン・サックス証券)
グリー(3632) コール8回
行使価格 1100円
満期日 2011年05月11日
1ワラント当り原資産数 0.025
eワラント販売価格 5.07
実効ギアリング 3.30
前営業日の株価 1097円 +63円
前営業日のHV(20日) 39.21
投資スタンス:短期(1週間程度)
ゴールドマンでは、11月に新サービスへの失望により株価が低下したものの、足元の業績
は順調と指摘。11年には海外展開の加速が期待できることや、グローバルインターネット
ゲームセクターとの比較で株価が割安なことを勘案し、投資判断を新規に「買い(コンビク
ション・リストに採用)」、目標株価を1630円としてカバレッジを開始した。
5日の同社株価は大幅続伸。大納会から25日移動平均線を下回る展開となっていたが、強気
のレーティング付与をきっかけに同線上へ浮上した。12月21日につけた目先の高値1142円を
抜ければ一段高の展開が期待でき、レーティングによる株価モメンタムが強含みにシフトして
いることから同水準を抜けると判断。コールで臨みたい。
<過去の注目銘柄>
配信日 銘柄<コード> 当日始値 高値 安値 T+5買取価格 eワラント損益
P/C回号 株価始値 高値 安値 T+5株価終値 株式損益
12/24 住友金属鉱山<5713> 2.59 2.78 2.32 2.45 -5.4%
コール128回 1416 1444 1404 1419 (買い) +0.2%
12/22 JT<2914> 4.44 4.85 3.95 4.10 -7.6%
コール73回 306500 310500 299000 302000(買い) -1.4%
12/21 ホンダ<7267> 3.90 4.15 3.42 3.44 -11.7%
コール117回 3285 3305 3260 3260 (買い) -0.7%
12/20 みずほFG<8411> 3.01 3.08 2.55 2.84 -5.6%
コール255回 153 155 149 153 (買い) +0%
12/17 スク・エニ<9684> 3.01 3.22 2.90 3.03 +0.6%
プット23回 1450 1460 1423 1436 (売り) -0.9%
12/16 DENA<2432> 1.91 2.00 1.62 1.92 +0%
コール3回 2850 3105 2815 2931 (買い) +2.8%
12/15 ツガミ<6101> 6.51 6.56 5.66 6.13 +5.8%
コール4回 586 588 572 578 (買い) +1.8%
*上段はeワラントの価格、下段は対象銘柄の株価
T+5は配信日から5営業日目のこと
「ゴールドマン・サックス・eワラント」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/index.html
「投資ツール」→「eワラント銘柄検索」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/market/search/db_fset.gscgi
→「銘柄コードor銘柄名指定」に銘柄コードを入力
→eワラントの価格、及び「チャート表示」でチャートが閲覧できます。
<きょうの見通し>
東京市場は主力株中心に堅調な展開へ。円安を好感してトヨタを中心とした自動車関
連株や、商社、鉄鋼、海運セクターなどの資源・外需関連。米景気に対する期待感は短
期的に続くと思われ、電子部品・液晶関連など値がさ株にも物色は続こう。大手銀行株
は戻り売りで上値が重い一方、不動産や証券などが堅調に推移しそうだ。
日経平均の予想レンジは10550円−10400円。短期的な上値メドは8月31日安値〜10月6
日高値までの上昇幅を使ったE計算値の10558円や、10765円などがある。一方で、日柄
面では8月安値から86日目となる7日前後に向けて、上昇が加速する動きには注意した
い。
5日のダウ平均は31.71ドル高と続伸。NASDAQは前日比20.95ポイント高、S&P500も
6.36ポイント上昇して取引を終えた。
商品市場に短期的な調整売りが続いたことでエネルギーや素材などを中心にダウ平均
は一時38.29ドル安まで下落する場面があった。ただ、12月のADP全国雇用者数が予想よ
り強かったほか、12月ISM非製造業景況指数が2006年以来の高水準となったことが好感
され下値では買いが入った。シアーズとアーバンがJクルーに買収提案を検討している
可能性との報道を受け、業界再編が進むとの観測から一般消費財セクターが上昇。金融
やテクノロジーセクターなども堅調に推移した。
ドル建てCME225先物は昨日の大証日中終値と比べて160円高の10540円、円建ては125
円高の10505円となった。
昨日の東京市場は反落。東証1部の値上がり銘柄数は950と全体の56.8%に達し、規模
別株価指数は小型のみ上昇。国際優良株や金融株が利益確定売りに押された一方、資源
関連や中小型株、原発などテーマ性のある銘柄が堅調に推移した。
日経平均は高値・安値ともに前日から切り上げる場面はあったが、結局終値は横ばい
の動きにとどまった。ただ、高値圏で強含んだ動きでもあり、5日移動平均線に沿って
一段高となるかが注目される。一方、徐々にレンジが小さくなる動きには警戒が必要
で、直前安値(10228円)を下回るケースなどはさらなる下ブレに注意したい。
イベントで注目されるのは7日発表の米雇用統計の結果となるが、東京市場がその影響
を受けるのは来週11日となる。
このまま5日移動平均線処を意識し高値圏を維持した場合、11日に向けて上昇が加速
する展開なども想定されよう。
一方、次ぎの変化日候補は1月7日前後。昨年4月27日の戻り高値〜8月31日安値までの
86日間の対等日柄にあたることや、2009年11月27日のドバイショック時の安値から86日
目の昨年4月5日に高値をつけており、分岐の局面としても注目できるタイミングだ。米
雇用統計などの結果によっては、反転リスクもあることに留意したい。
<きょうの予定>
記載された予定は、予告なく変更される可能性があります)
※経済指標は(予定発表時間/予想数値)
【国内】
12月オフィス空室率(11:00)
《決算発表》
ジェイコムHD、山下医科、日本MDM、セブン&アイHD、久光製薬、トーセ、カッ
パ・クリエイト、マックスバリュ東海、イオンディライト、吉野家HD、ミニストップ
【海外】
CES国際家電ショー(米・ラスベガス〜9日)
米新規失業保険申請件数(22:30/40.5万)
《決算発表》
モンサント、コンステレーション・ブランズ