トレーダーズ・eワラント・デイリーコメント
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2011年1月5日(水曜日)
<注目銘柄>
eワラント(ゴールドマン・サックス証券)
村田製作所(6981) コール50回
行使価格 5200円
満期日 2011年04月13日
1ワラント当り原資産数 0.01
eワラント販売価格 8.34
実効ギアリング 5.05
前営業日の株価 5770円 +80円
前営業日のHV(20日) 27.85
投資スタンス:短期(1週間程度)
スマートフォンで搭載量が増える部品は多く、電気をためる積層セラミックコンデンサー
の場合、第2世代携帯電話に比べ、1台当たりに使う量は約3倍の400〜500個になる。最大手
の同社は福井県越前市などの工場の生産能力を拡充しており、砂粒より小さいタイプの生産
能力を増強している。
4日の同社株価は反発。5790円まで買われる場面があり、年末に続いて昨年来高値を更新
した。全面高の地合いが好感された側面もあるが、年末から続く上値追いはスマートフォン
需要による同社に対する期待の表れといえよう。高値維持により信用倍率0.55倍と需給面で
の押し上げ要因もポジティブに働くと判断。コールで臨みたい。
<過去の注目銘柄>
配信日 銘柄<コード> 当日始値 高値 安値 T+5買取価格 eワラント損益
P/C回号 株価始値 高値 安値 T+5株価終値 株式損益
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12/22 JT<2914> 4.44 4.85 3.95 4.10 -7.6%
コール73回 306500 310500 299000 302000(買い) -1.4%
12/21 ホンダ<7267> 3.90 4.15 3.42 3.44 -11.7%
コール117回 3285 3305 3260 3260 (買い) -0.7%
12/20 みずほFG<8411> 3.01 3.08 2.55 2.84 -5.6%
コール255回 153 155 149 153 (買い) +0%
12/17 スク・エニ<9684> 3.01 3.22 2.90 3.03 +0.6%
プット23回 1450 1460 1423 1436 (売り) -0.9%
12/16 DENA<2432> 1.91 2.00 1.62 1.92 +0%
コール3回 2850 3105 2815 2931 (買い) +2.8%
12/15 ツガミ<6101> 6.51 6.56 5.66 6.13 +5.8%
コール4回 586 588 572 578 (買い) +1.8%
12/14 新日鉄<5401> 1.61 1.98 1.33 1.46 -9.3%
コール114回 300 308 297 300 (買い) +0%
*上段はeワラントの価格、下段は対象銘柄の株価
T+5は配信日から5営業日目のこと
「ゴールドマン・サックス・eワラント」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/index.html
「投資ツール」→「eワラント銘柄検索」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/market/search/db_fset.gscgi
→「銘柄コードor銘柄名指定」に銘柄コードを入力
→eワラントの価格、及び「チャート表示」でチャートが閲覧できます。
<きょうの見通し>
東京市場はもみ合いへ。原油先物相場の急反落によって資源関連中心に売りが予想さ
れるほか、金融株全般に上値が重そう。一方、為替相場の落ち着きを背景に自動車株を
中心とした国際優良株の買いで指数が下げ渋る展開か。
日経平均の予想レンジは10400円−10300円。1月は大幅高スタートとなったが、月間
通じては苦戦が続いていることに留意したい。過去10年間の日経平均の騰落状況は4勝6
敗。昨年同様、海外投資家の買いが第1週から第2週の間で強まる可能性があり、買い一
巡後の反動安には警戒が必要だろう。
4日のダウ平均は20.43ドル高と続伸。一方、NASDAQは前日比10.27ポイント安、
S&P500も1.67ポイント下げて取引を終えた。
ロイヤル・ダッチ・シェルがBPの買収を検討していたことが明らかになり、エネルギ
ーセクターの再編期待で一時好感。ただ、商品市場の軟調でエネルギーや素材が売り優
勢に。連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で景気について前向きな見方が示されたこと
が好感され、ダウ平均は小幅続伸で取引を終えた。
業種別では通信やヘルスケアなどが上昇した一方、エネルギーや一般消費財などが下
落。ドル建てCME225先物は昨日の大証日中終値と比べて50円高の10430円、円建ては15
円高の10395円となった。
4日の東京市場は大幅反発。新年初日の海外市場が堅調に推移したことに加え、懸念
されていた円高が一服したことも買い安心感につながった。東証1部の値上がり銘柄数
は1484と全体の88.8%、売買代金も約2週間ぶりに1兆円の大台を回復した。特に商品市
況高を手掛かりに資源関連が商いを伴って上昇した。
日経平均は12月21日の直近の戻り高値(10370円)を更新。大幅高スタートから5日移
動平均線をサポートに上値を伸ばす展開となり、7カ月半ぶりに10400円台を回復する場
面もみられた。
大納会で形成した中陰線を一気に帳消しにする格好となり上昇基調の見方は継続。短
期的な上値メドは8月31日安値〜10月6日高値までの上昇幅を使ったE計算値の10558円
や、10月6日高値〜11月1日安値までの下落幅の2倍を使って計算した10765円などがあ
る。下値メドは、25日移動平均線(4日現在、10233円)や日足基準線10163円(4日見込
み)、心理的節目の1万円前後、200日移動平均線(4日現在、9916円)などがあげられ
る。変化日候補は、1月7日、18日、2月1日前後などがある。
<きょうの予定>
記載された予定は、予告なく変更される可能性があります)
※経済指標は(予定発表時間/予想数値)
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【国内】
12月マネタリーベース(8:50)
12月自動車販売(14:00)
日本経団連など経済3団体新年パーティー(ホテルニューオータニ)
《決算発表》
ケーヨー、ベルク
【海外】
ブラジル11月鉱工業生産(20:00)
米MBA住宅ローン申請指数(21:00)
米12月ADP雇用統計(22:30/10.0万)
米12月ISM非製造業景気指数(6日0:00/55.5)