トレーダーズ・eワラント・デイリーコメント
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2010年11月18日(木曜日)
<注目銘柄>
eワラント(ゴールドマン・サックス証券)
KDDI(9433) コール107回
行使価格 510000円
満期日 2011年03月09日
1ワラント当り原資産数 0.0001
eワラント販売価格 2.92
実効ギアリング 7.23
前営業日の株価 477500円 +8000円
前営業日のHV(20日) 30.18
投資スタンス:短期(1週間程度)
同社は8日、スマートフォン(高機能携帯電話)の新機種に合わせて、月額料金の値下
げを発表した。
パケットを使うデータ通信の定額料金の上限を525円下げ、5460円とした。米グーグ
ルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を採用したスマートフォン向けでは業界最安値
水準。スマートフォン市場での出遅れを指摘されていただけに、今後の同社の戦略に期
待する向きがある。
10月25日に自己株取得枠の設定を好感し、株価は上昇トレンドを形成。5日移動平均線に
沿って上値追いが続いており、やや過熱気味の面も感じられる。しかしながら、出遅れて
いたスマートフォンでも材料が出始めただけに、株価モメンタムは加速すると判断。コール
で臨みたい。
<過去の注目銘柄>
配信日 銘柄<コード> 当日始値 高値 安値 T+5買取価格 eワラント損益
P/C回号 株価始値 高値 安値 T+5株価終値 株式損益
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11/09 りそな<8308> 9.39 9.78 8.63 9.62 +2.4%
プット104回 471 491 463 463 (売り) -1.6%
11/08 日産自<7201> 5.93 7.49 5.51 6.06 +2.1%
コール137回 768 796 762 773 (買い) +0.6%
11/05 東レ<3402> 2.54 2.57 2.06 2.07 -18.5%
コール61回 479 481 467 470 (買い) -1.8%
11/04 DeNA<2432> 6.94 8.99 5.59 8.61 +24.0%
コール1回 2333 2478 2170 2451 (買い) +5.0%
11/02 日本製鋼所<5631> 0.93 1.57 0.80 1.53 +64.5%
コール733回 791 863 775 856 (買い) +8.2%
11/01 JR東日本<9020> 1.63 1.83 1.27 1.54 -5.5%
コール74回 4950 5050 4825 5040 (買い) +1.8%
*上段はeワラントの価格、下段は対象銘柄の株価
T+5は配信日から5営業日目のこと
「ゴールドマン・サックス・eワラント」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/index.html
「投資ツール」→「eワラント銘柄検索」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/market/search/db_fset.gscgi
→「銘柄コードor銘柄名指定」に銘柄コードを入力
→eワラントの価格、及び「チャート表示」でチャートが閲覧できます。
<きょうの見通し>
東京市場はもみ合いが予想される。米国市場は小動きで手掛かり材料にならず、中国
の金融引き締め懸念や欧州財政問題などを背景に手控えムード強く小動きが前提か。
一方、中国株式市場の調整は気になるが、足元大きな変動がなければ日本株への影響
も限定的となろう。企業の下期の想定為替レートが円高方向に見直された直後の円安へ
の反転の動きだけに、業績への不安感が幾分後退したムードはある。そういった意味で
も、全般的に底堅い展開が予想されるほか、高値もちあいにある日経平均先物主導でい
つ上振れがあっても不思議ではない。
日経平均の予想レンジは1万円−9750円。昨日サポートになった一目均衡表の転換線
はきょうは9782円に上昇する見込み。その分ハードルは高くなるが、同線を意識しなが
らも上値を伸ばすことができるかが注目される。
17日のダウ平均は15.62ドル安と続落。一方、NASDAQは6.17ポイント高、S&P500も
0.25ポイント上昇して取引を終えた。10月の住宅着工件数と建設許可件数の結果が予想
より弱く、ダウ平均は売りが先行。ただ、下値は32ドル安程度と売り込む動きは限られ
た。一方、上値も18ドル高程度と小幅。終日、前日終値付近でのもみ合いを続けた。
米連邦準備制度理事会(FRB)が大手19行に資本計画の提出を要求したほか、増配と
自社株買いの指針を発表したことを受け、金融セクターが下落。一方、ターゲットの8
−10月期決算の内容を背景に一般消費財セクターは堅調に推移した。
ドル建てCME225先物は昨晩の大証日中終値と比べ5円高の9835円、円建ては10円安の
9820円となった。
昨日の東京市場は反発。この日の高値圏で取引を終えた。円安進展を背景に自動車な
ど国際優良株の一角が堅調だったほか、銀行など内需関連が底堅く推移した。その一方
で、商品市況の下落で資源関連は利益確定売りに押された。
日経平均は米株安の影響から下落スタートとなったが、寄り付きが安値のあとは戻り
を試す展開へ。早々にマド埋め(16日安値9774円)を達成し、前日陰線にややくい込む
長い陽線を形成。前日と終値同士が出会う格好となった。
25日移動平均線の上昇がまだ緩やかであり、上値を進む動きにはなりづらい状況が続
く可能性はあるが、1万円に向けた動きが続いているといった認識に変わりない。
週足の一目均衡表では雲上限(9822円)や当時の高値(9824円)を上回ることはでき
なかったが、一目均衡表でいうこのあたりの抵抗を週間終値で越えられれば、一段高の
展開につながる可能性あり。
一方、転換線は少し上げて9515円、基準線は少し下げて9524円である。ほぼ同じ水準
になることから、下値メドの水準としてはかなり重要となる。
<きょうの予定>
記載された予定は、予告なく変更される可能性があります)
※経済指標は(予定発表時間/予想数値)
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【国内】
10月日本製半導体製造装置BBレシオ(16:00)
《イベント》
バイオマスエキスポ2010(東京ビッグサイト〜19日)
《株主総会》
ライトオン、福島印刷
《決算発表》
信金中金、T&DHD
【海外】
OECDが世界経済見通しを公表
フィリピン中銀金融政策決定会合
ECB理事会
米GMが再上場予定
台湾7-9月GDP
米新規失業保険申請件数(22:30/44.2万)
米10月コンファレンスボード景気先行指数(19日00:00/0.5%)
11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数(19日00:00/5)
《決算発表》
デル、ギャップ、JMスマッカー
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