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2010年12月7日火曜日

【株】Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望

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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/         2010年12月7日 発行
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□本日の結果
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12/07 12/06特別会員銘柄SS +2.77% 合計+2.77%
12/07 12/06一般会員銘柄MN +3.40% 合計+3.40%
12/07 12/05特別会員銘柄CZ +1.95% 合計+3.97%
12/07 12/02一般会員銘柄TM +1.72% 合計+1.55%
12/07 11/28特別会員銘柄OK +10.14% 合計+13.99% 暴騰!
12/07 11/25特別会員銘柄KG +2.31% 合計+8.45%
12/07 11/23一般会員銘柄IK +1.72% 合計+1.84%
12/07 11/21一般会員銘柄NY +0.80% 合計+10.00%
12/07 10/17一般会員銘柄GZ +7.76% 合計+15.67% 暴騰!

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■本日の相場総括
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本日の日経平均は26円安の10,141円と小幅続落となりました。
昨晩の米市場はまちまち、CME日経先物は小幅高で返ってきましたが、円高進行が
重しとなり、朝方から売り先行の展開となりました。
その後も円高が進行、アジア市場の軟調な推移を受けて下げ幅を拡大となり、前
引けは安値引けとなりました。
後場にかけては中国市場が切り返してきたことで下げ幅を縮小、ただ商い低調の
中で売り優勢の展開に変化は無く、終日軟調な展開となりました。

短期基調は横ばい、中期基調は上向き継続となっております。
ドル円、ユーロ円ともに円高が進行したことで売りが先行、昨日に買われていた
中小型銘柄などにも利益確定売りが出たことで軟調な展開となりました。
ただ急いで売り込む動きもなく、下げ幅は限定的に止まりました。


□本日の先物動向
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先物の手口は野村は6,653枚、MSMが1,829枚、BNPパリバが1,733枚、ソシエテが
1,143枚、メリルリンチが1,123枚の売り越し、みずほが4,455枚、ドイツが2,970
枚、MUMSが1,379枚、大和CMが1,130枚、ニューエッジが1,125枚の買い越しとなり
ました。
TOPIXは、クレディスイスが6,828枚の売り越し、JPモルガンが4,5441枚、みずほ
が1,620枚の買い越しとなりました。

大きな動きはありませんでしたが、クレディスイスの売りが上値を抑え前場の下
げの要因となりました。
ただ後場にかけては買い戻しの手口も入っており、リバランスを含めた様子見と
いう状況になっております。


□本日の新興市場動向
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新興市場は、2指数まちまちの展開となりました。
朝方は2指数揃って売り先行となりましたが、後場にかけて日経平均が下げ渋った
ことでジャスダックはプラスに転じました。
マザーズも利益確定に押されておりましたが、循環物色の流れは継続しており、
指数の下げ幅を縮小となりました。
本日は全体的に利益確定に押されましたが、昨日の上げ幅に対して本日の下げは
限定的となり、相場全体の底上げの動きは継続しております。


□本日の個別銘柄動向
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日経平均は下落となりましたが、東証1部の値上がり銘柄数は926と後場にかけて
値下がり銘柄数を上回りました。
セクター別では、円高要因から自動車、ハイテク、精密機器などが軟調、また、
石油、鉄鋼、海運、銀行、証券、ノンバンクなども売られました。
一方で円高メリットのパルプ紙、デフェンシブの電力ガスなどが買われました。
また商品市況の堅調な展開から、資源、非鉄なども堅調となりました。

会員個別銘柄では、オンキヨー (6628)が暴騰展開となって大幅上昇となりまし
た。
他、鬼怒川ゴム工業 (5196)、グンゼ (3002)などが上昇となりました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は堅調な展開が想定されます。
中国の切り返し展開となったことを受けて、欧州市場は買い戻し展開となり、指
数は買い先行、ユーロもショートカバーの流れとなっております。
またアイルランド予算通過期待や、英製造業生産高が予想を上回ったことなどか
ら、上げ幅拡大の展開となっております。
米市場は材料難の状況ですが、欧州の堅調な動きを受けて米Globex先物は上昇し
て推移、反発の展開が期待されます。

昨晩の米市場は、ダウが19.90ドル安、ナスダックが3.46ポイント高とまちまちの
展開となりました。
バーナンキFRB議長が5日のCBSのニュース番組に出演した際に、6,000億ドル超の
資産買い入れは可能との認識を示した一方、二番底に陥る可能性は考えてないが、
自律回復は十分でないと景気回復のペースについて慎重にみていることが嫌気さ
れ、朝方から売り先行となりました。
ただ安いとこでは押し目買いが入り、方向感無く小動きとなり、プラスで推移す
る場面もありました。
CME日経先物は、10円高の10,190円、円建ては5円高の10,185円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、オートゾーン、H&Rブロックが予定されております。
経済指標は、10月消費者信用残高が予定されており、予想は-10億ドル(9月+21億
ドル)となっております。

特におお注目される材料は乏しく、欧州動向や米追加量的緩和観測の思惑による
展開となりそうです。


□その他海外注目材料
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ドル円は、基本的追加量的緩和拡大への思惑からドル売り優勢の流れが続きそう
です。
今晩は3年債の入札が予定されており、長期金利低下なら仕組み債によりドル売り、
逆に金利上昇ならドル買いに繋がりやすいとされております。
また一時82円50銭をドルが下回ったことから、82円を試す流れとなる可能性が高
いとされ、上値では83円前半にも本邦実需筋らのドル売りが出てきていると見ら
れております。


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■明日の展望
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明日は反発の展開が想定されます。
あくまで為替動向、海外市場次第となりそうですが、底堅い動きが想定されます。

イベントとしては、寄り前に10月機械受注、14時に11月景気ウォッチャー調査が
予定されております。
9月機械受注は大幅落ち込みとなりましたが、一時的な要因として反応は限定的と
なりました。
この反動及び、10-12月期が前期比-9.8%と予想されているだけに、10月の結果が
良ければポジティブに反応しそうです。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は続落となりましたが、一目均衡表の転換線がサポートとなる格好とな
っております。
ただボリンジャーバンドでは+1σをわずかながら下回った格好であり、+2σも下
落に転じてきたことから、膠着感の強い状況となりそうです。
週足の雲のねじれが2週間後に起こることから、それまでは日柄調整で上げ下げし
ながら短期過熱感を冷まし、膠着が煮詰まったところから上放れとなる展開に期
待したいところです。


□総括・今後の方針
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短期過熱感の台頭や円高要因が相場の重しとなっており、短期的には日柄調整の
動きを続けておりますが、中長期的には買い継続となっております。
個別の循環物色の流れも継続しており、大型株の上値が重い場面で中低位銘柄や
新興市場銘柄物色が引き続き盛り上がりそうです。
また、割安銘柄、出遅れ銘柄、押し目を形成した銘柄など、テクニカル面からも
個別銘柄動向に注目したいところです。

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□本日のメルマガ銘柄
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松井証券 (8628)
現在値:555円

高値持ち合いからさらに上放れる展開となり、7月高値と終値ベース高値並びと
なりました。
煮詰まったところからの上放れと合わせて、さらに水準を切り上げていく展開に
期待されます。

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