為替ニュース

直近の決算発表予定

2010年12月29日水曜日

FX日替わりView 〜流動性低下によって大きな値動きになる可能性あり注意必要〜

 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
         FX日替わりView

      vol.1112 2010年12月29日号
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○●○本日の流れ○●○ 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「流動性低下によって大きな値動きになる可能性あり注意必要」


昨日は円が買われる展開となり、ドル/円は約1カ月半ぶり・ユーロ/円は約3カ月半
ぶり・ポンド/円は昨年2月初め以来の安値をつけました。この日発表された日本の11
月の鉱工業生産が前月比+1.0%・前年比+5.8%となり、事前予想(前月比+0.9%・前
年比+5.5%)を上回ったことが好感されました。その一方で、ユーロは下落。フランス
の第3四半期GDP(国内総生産)確定値が前期比+0.3%と速報値の+0.4%から下方
修正されたことが嫌気されました。

本日は経済指標の発表が少ない(特にアメリカの指標発表がない)ため、新たにニュー
スが出てこなければ昨日の円買い・ユーロ売りの流れが継続する可能性があります。
ただ、今は年末ということもあってマーケット参加者が通常よりも少なく流動性が低下
しています。そのため、普段はあまり反応しないようなニュースでも思わぬ大き値動き
につながる可能性があります。その点には注意が必要です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○●○本日のオススメ○●○
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「ユーロ/円」

フランスの第3四半期GDPの下方修正がユーロを圧迫する一方、日本の鉱工業生産
の強い数字が円を支援しそうです。それに加えてユーロ/円は、108.37円(11月30日
安値)を割り込んだこともマイナス要因です。これによって下値余地が広がり、
106円付近まで下落する可能性が出てきました。一段と下落する可能性が高いと考え、
ユーロ/円を売りたい。

───────────────────────────────────

○ユーロ/円のスワップ金利
買い +4円 売り -9円

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○●○本日の主要経済指標○●○ 〜三ツ星オススメ度つき〜
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

未定 【独】消費者物価指数-12月(EU基準/速報値)
                   (予想:0.9% 前回:0.1%)
未定 【独】消費者物価指数-12月(前年比/EU基準/速報値)
                   (予想:1.6% 前回:1.6%)
17:30 【SE】貿易収支-11月
                   (予想:30億SEK 前回:56億SEK)
19:30 【スイス】KOF先行指数-12月
                   (予想:2.10 前回:2.12)

*SE・・・スウェーデン

ブログ アーカイブ