トレーダーズ・eワラント・デイリーコメント
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2010年12月29日(水曜日)
<注目銘柄>
eワラント(ゴールドマン・サックス証券)
みずほFG(8411) コール255回
行使価格 150円
満期日 2011年03月09日
1ワラント当り原資産数 0.2
eワラント販売価格 3.49
実効ギアリング 6.21
前営業日の株価 155円 +2円
前営業日のHV(20日) 20.56
投資スタンス:短期(1週間程度)
28日付『ブルームバーグ』では、同社の塚本隆史社長が「規制を見越して十分な資金
を確保している」と述べたと報じた。
新規制では、国際展開する銀行にコアTier1比率7%以上の確保を求めている。19年まで
に段階的に導入される予定。塚本社長は、利益が想定を下回った場合でも時間的に余裕が
あると説明。リスクアセットの圧縮や経費削減を優先し、安易な増資には踏み切らない考
え。13年3月末にはコアTier1比率8%台半ばを確保できるとみているもよう。
28日の株価は反発。156円まで上昇し、22日につけた直近高値(155円)を更新した。
世界的に、金融セクターは増配や自社株買い期待が高まっているとの指摘があり、ア
セット・ローテションも加わり、ヘッジファンドがパッケージ買いをしているとの見方
も浮上。上値追いが続くとみてコールで臨みたい。
<過去の注目銘柄>
配信日 銘柄<コード> 当日始値 高値 安値 T+5買取価格 eワラント損益
P/C回号 株価始値 高値 安値 T+5株価終値 株式損益
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12/17 スク・エニ<9684> 3.01 3.22 2.90 3.03 +0.6%
プット23回 1450 1460 1423 1436 (売り) -0.9%
12/16 DENA<2432> 1.91 2.00 1.62 1.92 +0%
コール3回 2850 3105 2815 2931 (買い) +2.8%
12/15 ツガミ<6101> 6.51 6.56 5.66 6.13 +5.8%
コール4回 586 588 572 578 (買い) +1.8%
12/14 新日鉄<5401> 1.61 1.98 1.33 1.46 -9.3%
コール114回 300 308 297 300 (買い) +0%
12/13 三菱商事<8058> 2.92 3.77 2.81 3.06 +4.8%
コール90回 2161 2236 2151 2195 (買い) +1.5%
12/10 東芝 <6502> 2.99 3.07 2.32 2.47 -17.3%
プット99回 432 443 427 439 (売り) +1.6%
12/09 ヤフー<4689> 4.75 5.13 3.60 3.72 -21.6%
プット116回 31200 32300 30700 32050 (売り) +2.7%
*上段はeワラントの価格、下段は対象銘柄の株価
T+5は配信日から5営業日目のこと
「ゴールドマン・サックス・eワラント」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/index.html
「投資ツール」→「eワラント銘柄検索」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/market/search/db_fset.gscgi
→「銘柄コードor銘柄名指定」に銘柄コードを入力
→eワラントの価格、及び「チャート表示」でチャートが閲覧できます。
<きょうの見通し>
東京市場は連休中の外部環境の変化を警戒し売りに押される地合いへ。不安定な中国
市場や為替相場をにらみながら神経質な相場展開が予想される。物色は商社株や大手銀
行中心に金融株への個人の短期売買が中心か。
日経平均の予想レンジは10300円−10200円。11月17日安値以降、切り上がる下値サポ
ート線で踏みとどまれるか。一目均衡表の転換線(10288円)から反発できるかに注目
したい。ただし、200日移動平均線が下げに転じたことや、5日移動平均線が下げに転じ
る可能性が高く、転換線や24日安値10264円を下回るケースは、25日移動平均線処(28
日現在10203円)まで下押す公算大。下押す場面では裁定解消売りなどで下げ幅が大き
くなる可能性もあり注意したい。
28日のNY株式市場でダウ平均は20.51ドル高と反発。年初来高値を更新して取引を終
えた。NASDAQは4.39ポイント安、S&P500は0.97ポイント上昇した。
10月のS&P/ケースシラー住宅価格指数や12月の消費者信頼感指数が予想より弱かっ
たことが嫌気されたが下値は限定的。北米での寒波を受けて、エクソンやシェブロンな
どに買いが入り相場を下支えした。業種別ではエネルギーや素材などが堅調に推移、通
信やテクノロジーなどは下げた。
ドル建てCME225先物は昨日の大証日中終値と比べて10円安の10310円、円建ては50円
安10270円となった。
昨日の東京市場は反落。東証1部の騰落状況は上昇721、下落754とほぼ同数。売買代
金は前日比13.6%減の7192億円となり、大発会以来(7080億円)に次ぐ今年2番目の低
水準に落ち込んだ。米金融株上昇を背景にメガバンクなどが堅調だった一方、外部環境
の悪化で国際優良株や資源関連が利益確定売りに押された。
日経平均は5日移動平均線を意識した推移が続いたが、後場終盤にかけて下げ幅を広
げる展開となり安値引けで取引を終了。前日の安値水準まで下落した。
短期的な上値メドは、8月31日安値〜10月6日高値までの上昇幅を使ったE計算値の
10558円や、10月6日高値〜11月1日安値までの下落幅の2倍を使って計算した10765円な
ど。下値メドは、25日移動平均線(28日現在、10203円)や日足基準線10149円(29日見
込み)、200日移動平均線(28日現在、9919円)、9780円処(一目均衡表では雲下限レ
ベル、7月の戻り高値のレベル)などがあげられる。
変化日候補は、今年春先からの短期的な42日前後のサイクルとなる12月30日あたり。
そのほか1月18日や2月1日前後などがある。
<きょうの予定>
記載された予定は、予告なく変更される可能性があります)
※経済指標は(予定発表時間/予想数値)
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【国内】
《決算発表》
MKキャピタル、ヒマラヤ、サークルKS、タカキュー、ユニー、マルヤ
【海外】
米7年国債入札
米MBA住宅ローン申請指数(21:00)