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2010年11月26日金曜日

トレーダーズ・eワラント・デイリーコメント

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トレーダーズ・eワラント・デイリーコメント

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2010年11月26日(金曜日)

<注目銘柄>
eワラント(ゴールドマン・サックス証券)
商船三井(9104) コール41回
行使価格    540円
満期日          2011年03月09日
1ワラント当り原資産数  0.05
eワラント販売価格    3.60
実効ギアリング      5.15
前営業日の株価      567円 +8円
前営業日のHV(20日)  23.90
投資スタンス:短期(1週間程度) 


 JPモルガンでは、海運大手3社の中で財務体質が最も盤石と評価。投資判断を新規に
「Overweight」、目標株価を850円としてカバレッジを開始した。

 来12.3期には市況高騰時に獲得した中期契約の一部が終了するため、200億円の減益
要因になると推定。不定期船事業は減益見通しだが、コンセンサスに織り込まれてお
り、あらためてネガティブ材料視されることはないと予想した。契約終了などで運賃下
落局面において従来ほどのディフェンシブ性は生まれない見込みだが、船隊拡大計画や
ダウンサイクル時の耐性があるとみられる点が他社に対するアドバンテージになると指
摘。大手3社の選好順位を商船三井→川崎汽船→日本郵船として、商船三井をトップピ
ックに挙げた。

 18日に一目均衡表上の雲の上限を突破。24日の安値が雲の中に入る場面があったが、
終値ベースでは雲の上限がサポートラインとして機能した。ローソク足では、終値ベース
では5日移動平均線(564円)を突破。目先の節目とみられる9月中旬の高値圏(580円)を
試す展開から上放れに向かうと判断。コールで臨みたい。


<過去の注目銘柄>
配信日 銘柄<コード> 当日始値 高値 安値 T+5買取価格 eワラント損益
    P/C回号 株価始値 高値 安値 T+5株価終値 株式損益
-------------------------------------------------------------------------
11/16 みずほFG<7751> 2.62 3.73 2.20 3.57   +36.2%
コール254回  128   139   124   138 (買い) +7.8%

11/15 キヤノン<7751> 6.41 7.29 5.88 6.80   +6.0%
コール112回  3960  4075  3945  4010 (買い) +1.2%

11/12 グリー<3632> 1.04 1.39 0.83 0.94   +9.6%
コール1回  974   1019  951   963 (買い) -1.1%

11/11 SUMCO<3436> 4.59 5.22 4.18 5.14   +11.9%
プット53回  1300  1343  1238  1253 (売り) -3.6%

11/10 旭硝子<5201>   2.63 3.00 2.14 2.44   -7.2%
コール67回  882   899   867   888 (買い) +0.6%

11/09 りそな<8308> 9.39 9.78 8.63 9.62   +2.4%
プット104回 471   491  463   463  (売り) -1.6%


*上段はeワラントの価格、下段は対象銘柄の株価
T+5は配信日から5営業日目のこと

「ゴールドマン・サックス・eワラント」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/index.html
「投資ツール」→「eワラント銘柄検索」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/market/search/db_fset.gscgi
→「銘柄コードor銘柄名指定」に銘柄コードを入力
→eワラントの価格、及び「チャート表示」でチャートが閲覧できます。


<きょうの見通し>

 東京市場は様子見スタートとなりそうだ。欧州問題や地政学リスクに警戒ムード続く
なか、外部環境を睨みながらの展開となろう。為替市場なども動意薄が予想され、アジ
ア株市場の動向がメインか。中国は金融引き締めや規制強化などで株式市場は調整色を
強めているが、きょうも中国株の動向に左右される展開が予想される。
 物色は前日軟調だったメガバンクを中心に内需系の押し目買い、主力輸出関連は上値
が重いか。先物市場も出来高減少が予想され、中小型株へ流れる資金が増えそうだ。

 日経平均の予想レンジは10120円−10040円。昨日下値サポートとなった5日移動平均
線の上昇角度が緩やかになるため、材料難でも上に伸びる動きを期待したいところ。
 25日のNY株式市場は米感謝際の祝日で休場。半日取引となったグローベックス市場の
ドル建てCME225先物は25日の大証日中終値と比べ40円高の10120円、円建ては35円高の
10115円となった。
 欧州株式市場はDAX指数が6879.66+55.86、FT100指数が5698.93+41.83と金融株など
が堅調に推移した。

 25日の東京市場は反発。米国株高や朝鮮半島での武力衝突が拡大しないとの見方から
買戻しが入った。為替が83円台半ばで安定していることで主力ハイテク株や自動車とい
った輸出関連株が指数を押し上げた。一方、メガバンクを中心に金融株が弱含み、医薬
品や食料品といった内需関連にも売りが出た。
 日経平均は5日移動平均線をサポートに堅調な展開となった。週末ということで、週
足の一目均衡表からみれば、昨日までは遅行線が雲を超える推移となっている。当時の
週足高値が9962円の水準にあるため、きょうは終値でその水準を意識する可能性がある
一方、現在の雲下限水準が10229円にあるため、上値を伸ばす展開となっても、そのあ
たりが抵抗として意識されるといった見方も出来よう。
 上値メドは、10月6日高値9691円〜11月1日安値9154円までの調整幅537円を、10月6日
高値に加えた10228円。また週足均衡表の雲上限の10400円処や、8月31日安値〜10月6日
高値までの上昇幅を、10月6日高値からの上昇としたE計算値の10558円などもある。
 変化日候補として注目されるのが11月26日、12月6日、10日。


<きょうの予定>

記載された予定は、予告なく変更される可能性があります)
※経済指標は(予定発表時間/予想数値)

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【国内】
11月東京消費者物価指数(8:30/除生鮮・前年比-0.5%)
10月全国消費者物価指数(8:30/前年比0.2%)
《株主総会》
JIN、サンエー・インタ、アクロディア、USEN、NPC、千代インテ、サイゼリ
ヤ、レーサム
《決算発表》
内田洋行、ラクーン
【海外】
米ブラック・フライデー(米株・債券・商品市場は短縮取引)

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