トレーダーズ・eワラント・デイリーコメント
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2010年11月24日(水曜日)
<注目銘柄>
eワラント(ゴールドマン・サックス証券)
いすゞ(7202) コール75回
行使価格 330円
満期日 2011年02月09日
1ワラント当り原資産数 0.1
eワラント販売価格 5.05
実効ギアリング 5.25
前営業日の株価 358円 +12円
前営業日のHV(20日) 31.95
投資スタンス:短期(1週間程度)
シティ・グループ証券は18日付リポートで、「円高というマイナス影響が若干弱まって
きたなかで、出遅れ自動車株への回帰現象が出ているが、同社の本格的な利益成長シナリオ
はまだ十分に株価に織り込まれていない」と指摘。一段の株価上昇が期待できるとして、
目標株価を450円から510円に引き上げ、投資判断「1H」を継続した。
22日の株価は4日続伸。360円まで買われる場面があり、連日で年初来高値を更新した。
新興国関連として短期筋の人気を集めているほか、信用倍率も0.88倍(11/12日時点)と
需給妙味も追い風になると判断。コールで臨みたい。
<過去の注目銘柄>
配信日 銘柄<コード> 当日始値 高値 安値 T+5買取価格 eワラント損益
P/C回号 株価始値 高値 安値 T+5株価終値 株式損益
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11/12 グリー<3632> 1.04 1.39 0.83 0.94 +9.6%
コール1回 974 1019 951 963 (買い) -1.1%
11/11 SUMCO<3436> 4.59 5.22 4.18 5.14 +11.9%
プット53回 1300 1343 1238 1253 (売り) -3.6%
11/10 旭硝子<5201> 2.63 3.00 2.14 2.44 -7.2%
コール67回 882 899 867 888 (買い) +0.6%
11/09 りそな<8308> 9.39 9.78 8.63 9.62 +2.4%
プット104回 471 491 463 463 (売り) -1.6%
11/08 日産自<7201> 5.93 7.49 5.51 6.06 +2.1%
コール137回 768 796 762 773 (買い) +0.6%
11/05 東レ<3402> 2.54 2.57 2.06 2.07 -18.5%
コール61回 479 481 467 470 (買い) -1.8%
*上段はeワラントの価格、下段は対象銘柄の株価
T+5は配信日から5営業日目のこと
「ゴールドマン・サックス・eワラント」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/index.html
「投資ツール」→「eワラント銘柄検索」
http://www.goldmansachs.com/japan/ewarrant/market/search/db_fset.gscgi
→「銘柄コードor銘柄名指定」に銘柄コードを入力
→eワラントの価格、及び「チャート表示」でチャートが閲覧できます。
<きょうの見通し>
東京市場は地政学リスクが高値警戒感を強め、全面安の展開が予想される。米株市場
は驚くほどの下げではないが、日経平均はCME225先物が9855円まで下げていることもあ
り、朝方からサヤ寄せの動きが予想される。むしろ、目先の需給悪化が懸念される中国
株式市場の下げに対する警戒ムードが強いことや、ユーロに対して円高が進んでいるこ
とで輸出関連の下げ幅が特に大きそうだ。
一方、祝日前までの株式市場は「押し目待ちの押し目なし」の状態が続き、日本株の
持たざるリスクを感じ始めている投資家は少なくない。信用残などの需給面の改善が当
面の底堅さの要因になろう。12月前半にかけて短期的に下げる場面があっても、押し目
を狙うスタンスが有効か。
日経平均の予想レンジは9920円−9820円。200日移動平均線(22日現在、9917円)を
終値で維持できるかが注目される。一目均衡表の転換線9925円にあたることもあり注目
の水準となる。8月31日の安値8824円を中心に左右対称の逆三尊を形成したことから、
当面はその後のネックライン(9700円前後)までの下への揺り返しがあっても、不思議
ではない。
23日のNY株式市場は地政学リスクを受けて大幅安の展開。ダウ平均は前日比142.21ド
ル安、NASDAQは37.07ポイント安、S&P500も17.11ポイント下落して取引を終えた。
北朝鮮による韓国延坪島への砲撃事件を受けて売りが先行。地政学リスクが意識さ
れ、コモディティ市場が売りに押される動きとなりエネルギーや素材セクターへの重し
となった。また、債務問題に揺れるアイルランドでは、カウェン首相が予算案発表の前
倒しを拒否。財政建て直しへの懸念が高まったことも売りに拍車をかけて、ダウ平均は
一時186.41ドル安まで下落する場面があった。
連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で「大部分は長期債購入で利益が費用上回ると予
想」などが公表されると、終盤にかけてやや下落幅を縮小させる動きもみられた。
ドル建てCME225先物は22日の大証日中終値と比べ245円安の9875円、円建ては265円安
の9855円となった。
<きょうの予定>
記載された予定は、予告なく変更される可能性があります)
※経済指標は(予定発表時間/予想数値)
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【国内】
「年末ジャンボ宝くじ」販売開始(〜12月24日)
10月全国百貨店売上高(14:30)
10月民生用電子機器の国内出荷実績
10月パソコン国内出荷実績
《イベント》
第24回国際計量計測展(東京ビッグサイト〜26日)
アグリビジネス創出フェア(幕張メッセ〜26日)
《株主総会》
サンヨーナゴヤ、マルコ
【海外】
英7-9月GDP(18:30)
独11月Ifo景況感指数(18:00)
米7年国債入札
米MBA住宅ローン申請指数(21:00)
米10月個人所得(22:30/0.4%)
米10月個人支出(22:30/0.5%)
米10月耐久財受注(22:30/前月比0.0%)
米10月PCEコア・デフレータ(22:30/前月比0.1%)
米9月FHFA住宅価格指数(25日0:00)
10月新築住宅販売件数(25日0:00/前月比1.6%)
FOMC議事録(11月2-3日分)公表(25日4:00)
《決算発表》
ティファニー、ディアー